クリオネ最終日です!
この居心地よすぎ空間と今日でお別れなんて信じられません。
まだ斜里岳登山の疲労も取れ切っていないのでできればもっと宿泊したいのですが……。
次に登る予定の羅臼岳にはもう明日出発しないと天気に恵まれ無さそうなんですよね。
晴れはタダではありません。
しっかり狙って行かないと時間もお金も損をします。
雨の中登ることになれば体力的にも損。
本当に出たくないですけど今日がラスト・クリオネです( ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )
買い出しへゴー!
ということで食料も尽きたので町へ買い出しに行きましょう。
往復4kmくらいのものですがそれすら面倒なくらいクリオネに根を張っています。
しかし次登る山の羅臼岳付近は何もなさそうなのでね。
コンビニでは揃えにくい、もしくは高くつくものはここで買っておかねば。
しかし午前中なのに陽が強すぎるでしょう。電柱の影に隠れながらセコマで朝飯食べています。時が経つごとに影と共に移動しながら(。◔‸◔。)
驚きの再会
食事が終わったらゴミを捨てにセコマ店内に戻ります。
その場で出たゴミはその場で処分。溜めると溜めるだけ痛い目を見ますからね。
ゴミを捨てて外に出ようとすると一人の女性とすれ違いました。
……なんだか既視感。
”あの人”に似ている。
いや、でもこんなところで会うか……?
確認のためにいったん外に出て駐車場を確認。
やはり見覚えある車が!
その人が出てくるのを外で待ちます。
そして出てきたところで
「カオルさんですか!?」
そう! 積丹半島で味噌汁ごちそうになったあのカオルさんでした( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
お互いビックリ&爆笑ですよね。
片やチャリ。片や車。
積丹半島で別れた後にまさか北海道内で再会するとは思わないじゃないですか。
ルートも進むスピードも全く違う中でこんな広大な北海道で再会する……。
世界は広いが世間は狭いですね。
こういう体験を何度かすると、本当に旅人の引力というものはあるなと感じてしまいます。
「なんか膝痛めてたんだっけ?」
と言われビックリ。
ちょくちょく私のブログを除いてくださって近況を確認されていたようです。
ブロガー冥利に尽きるというもの。
カオルさんもインスタグラムで活動されているので以下で紹介させていただきます( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
これまでの事や今後の予定などひとしきり話し終わった後にお別れです。
こういう再会をした後ですからお別れの言葉は「さようなら」ではないですね。
「それじゃあまた!」
いつかどこかでお会いしましょう!
良い旅を( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
いやぁ思いもよらない再会にとてもいい気分です。
面倒な買い出しはササっと終わらせてクリオネに戻りましょう。
地図が無くても周辺の地理が分かるようになる。
これが沈没(宿に長く入り浸る事)。
さあ帰って来てからもやることは多いですよ。
特に今日は忙しい。
なんか前職の同期が結婚するというので、今夜はお祝いも兼ねたzoom飲みをやる予定なんですよね。
それまでに雑務は済ませておかなくてはいけません。
まず斜里岳で濡れた登山靴をカラカラに乾かします。
購入してから2カ月ほどしか使っていないのにだいぶ年季入ってきましたね……。
次は昼食。
といってもカップ麺ですが。
いいんです。
栄養満点の食事は夜のまかない飯でまかないます(。◔‸◔。)
出来上がり待ち。
しかし今日はいい天気だ。
なぜこの天気を斜里岳でできなかった……!
ふと目をやると問題の斜里岳。
初めて斜里岳の山容を拝みましたよ。
君そんな形しているのね……。
再会2
食事を済ませて管理棟でブログを書いているとあっという間に夕暮れ時。
そろそろ温泉にでも行くか、と思った頃に後ろから
「ほこからさん?」
と話しかけらました。
ぐおお、このみどり湯で味わった感覚!
絶対フォロワーでしょう!
ささみさんやんけ!
みどり湯ぶりですね( •̀ᴗ•́ )
旅人との再会を日に二度もやるとはなんというミラクルデイ。
まあ斜里に来てこのクリオネをスルーすることなど中々難しいですから、5日も滞在していればこの再会は必然だったかもしれませんね。そんな風に言ってみたら
「また沈没してるんですか笑」
などと言われる始末。
沈没ではありません。計画的停滞です(。◔‸◔。)
私「ささみさんも何泊かしていくんですか?」
ささみさん「一泊だけして明日は小清水のモンベルにでも行こうと思ってます」
私「えっ、小清水のモンベルって20kmくらい逆走じゃないですか」
さ「? 20kmくらいなら別になんてことはなくないですか?」
私「私は斜里の町へ買い出しに行く往復4kmも億劫です」
さ「おいチャリダー笑」
私が追い付かれる理由がよくわかりますね。
本当みんなちゃんとしています。
ちゃんとしていないサイドの私は肩身が狭いのです(๑-﹏-๑)
また夕食時にといったんお別れ。
まかない飯の前に温泉に行ってきます。
今日は初めての第二浴場に行ってみましょう。
こっちの方が熱いお湯に浸かれるんです。
試される大地って北海道が公式に出しているフレーズなんですね。
いいお湯でした。
この温泉も今日が最後かと思うと寂しいものです。
200円で入れるクオリティではないですよ。
腹ペコでクリオネに帰還。
一日最大のお楽しみタイムがやってきます。
ラスト・まかない
今日のまかないは手巻き寿司!
手巻き寿司!?
完全に”まかない”の範囲から逸脱しましたね。
ごちそうよこれは。誕生日に食べるやつですもん。
流石に手巻き寿司はおかわり自由ではなく、このプレートにあるもののみですがそれでも十分。いや十二分。
スタッフさんが音楽を奏でるという最高のBGM付。
本当にこのキャンプ場は何なの……他のキャンプ場が利用できなくなるくらい快適なんですよね。
お客さんの中に誕生日の方がいて、デザートにシュークリームとフルーツセットが用意されているという手の込みよう。一体どこまで快適空間なのかここは。
デザートを食した後はライブタイム!
曲は「デイ・ドリーム・ビリーバー/忌野清志郎」
もう最高。
日本一周を始めた時から私もずっと夢を見ている気分ですよ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
ラストは「日曜日よりの使者/THE HIGH-LOWS」!
いい曲ばかりです。
お客さんも舞台に上がっての大合唱。
私も楽しく歌わせてもらいました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
旅と音楽、これほどベストマッチなものもないですね。
クリオネ最終日にして最高の夜を過ごすことができました。
本当時間が許すのであれば何泊もしていたい!
宴もたけなわ。
余ったデザートを食べさせてもらって宴は終了です。
とてもいい夜でした。
そしてこの後に私はzoom会議で懐かしい面々と近況を語り合う、と。
旅人との再会。
美味い飯。
素敵な音楽。
こんなにも贅沢な時間はなかなか無いですね。
今日という日を糧に明日からの旅もまた頑張っていきましょう( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
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