【69日目】博物館『網走監獄』&クリオネキャンプ場①(2022-7-26)

おはようございます。
昨日はここ網走でTwitterフォロワーのすきにーさんと会ったんでした。
昨日の内に分かれる予定だったんですけど結構話し込んでしまって、じゃあ同じ場所で野宿するかという流れに。

私のテントの隣がすきにーさんの車です。

こういう流れでの野宿も新鮮で良いですね。

起きて撤収作業を済ませたらすきにーさんの車で近くのセコマへ行って朝食を買います。
完全に明るくなったころにお互い別々の道へ旅立ちます(・`_´・)

さて出るかと自転車確認すると

え?

クワガタちゃん!
実際に見るのはもう何年かぶりですよ。
最初ゴキブリか!? と思って身構えました。

最後に写真撮りましょう、とすきにーさんからの提案。

今回はありがとうございました。
残りの車中泊の旅も楽しんで( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

目次

網走刑務所じゃないよ! 博物館『網走監獄』へ

すきにーさんと別れたあとは真っすぐ博物館『網走監獄』へ。
川に囲まれた網走刑務所と違ってこちらは山の上。
朝っぱらから登坂はこたえます。

私が到着した時はちょうど駐車場の門が開く頃でした。

まだ8:40なので博物館自体は開いていませんね。

ぶらぶらと門前を散策します。

9時の開館待ちですが既に人が多いです。
流石は網走随一の観光名所。

門の隙間から様子を伺います。
警備員さんは直立不動。
威圧感がすごいです。

注意書きを見つけました。
記載されている通り博物館内は撮影に対する制限が結構厳しいです。
SNS以外ならアップロードしても良いのか、と思い公式サイトの注意書きも見てきましたがどうやら収益が発生するメディアは軒並みアウトのようで。私のブログも判断に迷うところですね。せっかくの網走監獄ですが写真はごく最低限にとどめようと思います。

非常に見ごたえのある施設で写真自体は200枚ほど撮っているんですけどね。
個人や仲間内で楽しむ分には撮影はOKです。

写真を撮らないにしても全ての施設を回るだけで2時間は使うくらい密度の濃い空間ですから、ぜひ自らの足を運んで堪能してもらいたい施設です( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )






……とか書かなくてはならないのはとても悔しい。

「写真ではこの美しさは伝わらないのでぜひ自分の目で見てほしい」とか

「とても文章にはできないので実際に体験してほしい」とか

そんなことは当たり前じゃないですか(。◔‸◔。)

ネガティブなものでない限りなんだって自分の目で見た方がいいし、実際に体験した方が素晴らしいに決まっているのに、「あとは皆さんご自身の目で( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )」なんて投げ方をしたらもう私がブログを書く意味なんて無いですからね。

私が旅の記録をまとめることで、見ている方が少しでも旅気分を味わえたらなと思って書いているので可能な限りはその場の臨場感を伝えられるような情報発信を心がけたいものです。

写真はその大きな助けになるので、掲載できないのは残念ですが無理に投稿して怒られるのもそれはそれで怖いですしね( ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )

花の写真や

門前の写真でお茶を濁すことにします。

この警備員だと思っていた人、人形でめっちゃびっくりしました。
微動だにしなかったので「博物館と言えど歴史ある監獄の警備。厳かな気持ちで仕事に臨んでいるんだろうな」と感心していたのに……。

あとは網走監獄のミソもミソ『中央見張り所』の写真ですかね。

ここの写真は記事にしている個人ブロガーさんが多いという事と

Twitter公式アカウントが「いかがでしょうか!?」と言っていたので載せます(・`_´・)

中央見張りを中心に雑居房、独居房、鎧格子、矢筈格子といった独特の建築技法を採用。雑居房の第一舎と第三舎は斜め格子が使われています。この講師は断面がひし形で、斜めからは房内が見えますが正面からは見えない作りになっています。つまり囚人は向かいの部屋の囚人の姿が見えないという事ですね。面白い。ここは木造かつ現存する日本最北端の監獄として学術的に貴重なものなのです。



そんな網走監獄をはじめ北海道各地の囚人たちは開拓の先兵として活躍しました。明治維新後、近代国家として進化を遂げようとする明治政府にとってアジアに進出せんとする列強の動きは大きな脅威。

そのなかでもロシア帝国の南下政策に対する危機感は凄まじく、北の防備を固める意味で北海道の開拓は急務だったのです。

その開拓の先兵として注目されたのが長期重罪人たちでした。「普通の工夫では耐えられないほどの苦役を罪の罰とし、途中で斃れるようなことがあってもそれはそれで仕方ないよね(超要約)」という囚人苦役論です。



非人道的に思えますがもう私などは完全にその囚人たちの開拓の恩恵を受けている世代。彼らが切り拓いた道が無ければこうして悠長に自転車で北海道旅などやっていられません。

「だからと言って重罪が許されるのか」と聞かれれば首をかしげてしまいますし、「重罪人なら死ぬまで働かせてもいいのか」という苦役論にも賛同しにくいです。

こういう歴史を知ると理想論だけでは回らない世の中の複雑さというものを嫌でも感じさせられてしまいますね。




実際の囚人の生活様式や、網走以外の他の監獄の成り立ちなども知ることができる大変得るものが多い博物館です。


文章だけではとても伝わり切らないので、ぜひみなさん実際に観覧されることをお勧めします( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

脱獄!
2時間半ほど見学していました。あっという間に時間が過ぎますよ。

さらば網走監獄!

……の前にもう少しだけ滞在します。

それが今日のお昼ご飯場所『監獄食堂』

ここでは実際に現在網走刑務所で収容者が食べている食事を再現したものが提供されているんですよ。せっかくの機会、これは食うっきゃないと思いここでお昼ご飯を食べることにしました。

注文したのはB定食。
ちなみにAはサンマですね。

席について食事が出来上がるのを待ちます。
10分ほど待って料理が来ました。


これが監獄飯だ!

いや豪華!
私の一人暮らしの時の献立の方が質素なのですが!

私のような「ちゃんとしていないサイドの人間」はまず魚も野菜もテーブルには並びませんからね。

味も上手くて大満足です。
結構いい食事をとっているみたいですね。

健全な精神は健全な体に宿る。
そして健全な体は食事が作るもの。
罰と食事は無関係なものなのでしょう。

更生のための刑務所であればむしろ食事は健康的で美味くなくてはならないのかもしれませんね。

しかしまあ毎日毎日忘れもせずメシを食わせてくれるもんだよなぁ……
悪事を働いたのにこんな良い生活していいのかなぁ……

『刑務所の中』 小屋:松重豊

↑これホント好き。

思ったよりも面白くって結構時間使ってしまいましたね。
今日中に斜里のキャンプ場まで行きたいのであとは黙々と漕ぐのみです。

と思ったところですがちょっと寄り道。
Amazonで買ったものを網走のヤマト運輸に送ってもらっていたんでした。

買ったものはこの登山用ストック。
大雪山縦走時にオプタテシケ縦走コースの藪に”もっていかれた”ストックを新調しました。
無駄な出費を……。

しかし今日はいい天気です。
雲が美しい湧き方していますね。
まあ今後も雨の予報なので束の間の晴れな訳ですが。
北海道が曇りすぎていて晴れるだけでご褒美ですよ。
幸せのハードルが下がっていく……。

小清水入り!
斜里はまだまだ。

走りやすそうな直線ですが写真で見るよりも道が悪いです。
あと単調で眠くなりますね。直線は楽ですが楽しくはありません。

でも今日は天気がいいのでOK!
何度も言いますが特に雲が良い日です!

ウマもいて気持ちの良い日ですねぇ。

望遠レンズ取り出してパシャリ。
満足だ……。

葉菜野花と書いてはなやか……。
素敵な当て字だ。すべてが草属性の漢字であてられている。
狂った当て字の北海道地名も見習ってほしいですね( •̀ᴗ•́  )

そんな道の駅はなやか小清水で休憩です。
この道の駅、隣になんと

モンベルがある!
名山多い北海道とはいえ広すぎるのでモンベルもどこそこにあるわけでは無いんですよね。このエリアにモンベルがある事は知らなかったのでびっくりしました。

道の駅のセコマでエネルギー補給したら再び進みます。
あの雲に隠れた山、

斜里岳では?
私が次に登る山です!
お顔は見せてくれませんか。利尻岳とのファーストコンタクトを思い出しますね。
登るときはスカッと晴れていてくださいよ(。◔‸◔。)

斜里はもうすぐ!

この青看板見て思ったんですけど「しべつ」は標津、お前なのか。
どう考えても止別の方でしょう。止別(やむべつ)とは読めんよ。

「しべつ」の字にケチをつけていたらハローフクロウ!
斜里町入りです! 目的地は射程圏内!

北海道はこういう落ち着いた彩度の景色も美しい。

さあ見えて来ました私がずっと楽しみにしていたキャンプ場!

沈没する気満々! クリオネキャンプ場

クリオネキャンプ場に到着です~!
はやくここで停滞したかった!
はい、既に連泊する気満々です。

居心地のいい宿で過ごすことがこの北海道旅で私の見出した楽しみ。
稚内のみどり湯からここまで長かった……!

何ですかこの秘密基地は!
男の子心くすぐりすぎます。

うおお、なんて素敵な空間。
ハンモックもある……。
後で存分に揺られるとしましょう。

シカー!
なんというワイルドエリア。

受付前から寄り道が過ぎますね。
目を引くものが多すぎるんですよ。

受付はこの赤い屋根の家で行うようです。

テントを張るかモバイルテント(後述)を利用するかが選べます。
テントなら550円。モバイルテントなら1100円。

もうテント張るのも面倒なのでモバイルテントを利用させてもらいます。
とりあえず2泊分( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

これがモバイルテントです!
小さめのコンテナの様なもの。
このなかで過ごすというわけですね。

自転車・バイクもモバイルテントの近くに停めていていいそうなので乗り入れてきました。

しっかり鍵付き。
ちょっと買い出しに行く時も安心です。

中はこんな感じです。豪邸か?
旅人なんか雨風しのげればどこでも寝られる人種。
モバイルテントなんかもう天国そのものですね。

しかもなんと電源も引いてあるという。
住めますよ。

荷物をモバイルテントにしまおうとしていたらクワガター!
きみ網走からずっとしがみついていたのか!

結構荒い運転だったと思うんですけどなぜそこまでしてしがみついてきたのか。
まあついてきたなら君もクリオネを楽しむといいよ。

夕食時。セコマで買ってきたパスタを共用スペースで温めて食べようかと思ったんですが、なんとここクリオネではスタッフに提供しているまかない飯をクリオネ利用者も食べることができるんです。参加費は290円”以上”。290円以上であればいくら払ってもいいという、まあお気持ち代ですよね。

この日の献立はカレーにキノコのスープでした。
炊き立ての白米なんかいつぶりに食べたか分かりません。
やはり米はすばらしいものです。カレーもスープも美味すぎてあっという間に完食。おかわりまでしてしまいました。これが290円から食べられるなんて破格も破格よ。住めますねここ。

大満足の夕食でした。ごちそうさまです。

使った食器は自分で洗うのがクリオネ流。
これだけの食事安くで食べさせてもらったんですから皿洗いなんていくらでもやりますよ。
いまから明日の献立が楽しみです。

追記

旅中、風の噂でこのまかない飯はコロナの影響でやっていないという事を聞きました。常設のサービスではないこと、ご留意ください。













また、食事中にスタッフの方と話す機会があってなんとその方もチャリダーだという事が分かりました。

私「スタッフさんチャリダーなんですか!」

スタッフ「そうですw 日本一周の途中なんですよ」

私「え、でも日本一周チャリダーなのにスタッフというのは一体……」

ス「去年、時間的に北海道回り切れなくってそれなら働きながら越冬するかってことで今に至りますw」

私「めちゃくちゃ面白いですねそれw」

凄い旅の仕方しているスタッフさんの話に爆笑していたんですが何かひっかかります。
この話前にも聞いたことある様な……





!?



私「はははwww……」

私「……」

私「いや私お兄さんの事知っていますよ!」

ス「え?」

私「おいかわさんって知りません!?」

ス「えっ、知ってます知ってます!」

この話おいかわさんのブログで知ったんでした!

https://oikawa1310.com/%ef%bc%96%ef%bc%90%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%9a%e8%87%aa%e8%bb%a2%e8%bb%8a%e3%81%a7%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%b8%80%e5%91%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%8f%e3%82%8b%e3%81%8b%e3%82%89%e4%b8%80%e7%b7%92%e3%81%ab/

おいかわさんって?
という方はこちらから

私「いやもう7月も末じゃないですかw」

ス「さすがに8月頭には出ようと思っていますw」

本当に笑いました。
こんな形で出会いがあるとは。
旅の面白いところですよね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

しかし見れば見るほどワクワクする空間ですね。
ライブステージまでありますよ。

スタッフさんたちでライブすることがあるんですって。
楽器の使えるお客さんが飛び込みで参加したり。

滞在中にそういうライブが見られたらうれしいですね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

さて飯の後は風呂に入ります。
クリオネキャンプ場から徒歩2,3分の所に斜里温泉がありキャンプ場利用者は半額の値段(200円)で入ることができます。マジで住める(3回目)。一体どれほどの快適空間ですか。

温泉も立派よ。
熱い温泉、普通の温泉で脱衣所が分かれています。
お好みの方へどうぞ。

これは疲れた体に染みますね。
200円で入れるなら毎日入浴します。
毎日温泉生活、贅沢な滞在になりそうです。

ここを拠点に斜里岳へ登ろうと思うので、明日はその買い出しですね。
初日から最高のクリオネ体験でした。

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