【39日目】久しぶりの一之宮! 蝦夷国一之宮『北海道神宮』(2022-6-26)

道の駅 スペースアップル・余市からおはようございます。

休憩室や東屋が無いのでベンチで寝袋にくるまって寝ていました。
夏の晴れ日のみに許された野宿方法です。

これだけ暖かいと寝袋に入ってしまえば野ざらしと言えど暑いくらいで。
稚内まで行くと流石に夏でも冷えると言いますが。

あとこの道の駅、ゴミ箱が無くて焦りました。
道の駅でゴミが捨てられないと結構詰むんですよね。道の駅に到着する頃にゴミの量が最大になるように行動しているせいで。ギリギリでいつも生きていたいから……

捨てられないものは仕方ありませんね。
何処かゴミ箱があるとこまで抱えていきましょう。

目次

小樽通過して札幌へ

余市を出たら小樽!

再び戻って来ましたよ小樽!

新潟から北海道入りした私はこの小樽が北海道編のスタート地点。
羊蹄山のためにいったん南下していましたがようやくここまで戻ってくることができました。

スタート地点という事もあって色々と思い出深い場所ですが、北海道を一周すれば再び戻ってこられます。

再訪するには早すぎますね。

今回はスルーして札幌へ急ぎましょう。

めちゃくちゃ見たことのある景色。

羊蹄山へ向かう際に通った道まで戻って来ました。

天気がいいのは結構ですが陽射しも結構な負担。
雨でも晴れでも、喜ぶ人もいれば苦しむ人もいるもので。

ちょいと休憩。

暇さえあれば自転車が写った写真を撮るようにしています。

最善は自分も写った写真ですけど……。

三脚はバッグに入れているんですよね。
こういう時に機会を逃さないために外付けにするか……。

首から上の守り神とはまたニッチな……。

DIO?

札幌市入り!

しかし本日の目的地まではまだまだ遠い。

その目的地というのがーー

蝦夷国一之宮『北海道神宮』

蝦夷国一之宮『北海道神宮

久しぶりの一之宮ですねえ!

北海道がデカすぎて、ここにたどり着くまでに10日かかっていますよ。

最後の一之宮は新潟の彌彦神社?

一応わたしの旅のコンセプトは山と寺社なはずなのですけどね……。

北海道の一之宮はこれだけの広大な土地にも関わらずここ北海道神宮一社のみ!
一之宮が四社もある富山県は異常。

ですから次の一之宮は2か月後? くらいになるでしょうか( ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )
さみしいですね。

それにしても北海道神宮、もしかしてこの旅はじめての『神宮』では。

』や『大社』は行きましたが。

北海道らしいというかなんというか、とにかく境内がデカい!

あらかた回ったらかなりハードな散歩になりますよ。

手水舎

北海道神宮。

ここは北海道開拓の守護神である開拓三神を祀る北海道の総鎮守です。









神門

しかし他の一之宮と比べるとその歴史は長くはありません。

拝殿

なぜならば私が今旅している大地は、明治二年に「北海道」と名付けられるまで、「蝦夷地」でした。

蝦夷の地、つまり異民族が住む土地の意のままではいけないと、明治二年に日本の国土であることを明確にするため「北海道」と名付けられたのです。

結婚式をやっていました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

同じ年の9月に明治天皇の詔によって大国魂神・大那牟遅神・少彦名神開拓三神を鎮祭しました。

未開拓の北海道は想像を絶する悪路で、御霊代を担いで札幌入りした開拓判官・島義勇の苦労は計り知れません。

霊璽・御霊代とは

神道では、仏教のお位牌にあたるものが霊璽(れいじ)と言われるもので、御霊代(みたましろ)とも呼ばれます。
仏教の仏壇には、御本尊が中心に祀りますが、神道の祖霊舎(神徒壇・御霊舎)では、霊璽を中心の内扉の中に祀ります。戸張と呼ばれる幕を前にかけることもあります。

https://www.futakiya.com/c-soreisya/so-contents003/

そんな島義勇の銅像。

島義勇

当時の未開拓地であった蝦夷地(現在の北海道)の探検に随行。厳しい寒さの中、約2年に渡って北の大地を歩き続け、その詳しい調査結果を記した「入北記」を残している。

https://www.sagabai.com/main/3769.html

1963年に近代日本の礎を築かれた明治天皇を祀る際に「北海道神宮」と改称されました。

朱印をもらいに社務所へ
朱印は社務所ではなく祈祷所でですと!?

この北海道神宮は新一之宮のひとつです。
新、というのは新たに一之宮として選定されたという事を表します。

もう一度神門をくぐり拝殿へ。となりが祈祷所

一之宮は延長5年(927年)にまとめられた延喜式神名帳に記された神社であることが殆どですが、そのころの北海道は日本ではありませんでした。

役所の様な祈祷受付所
祈祷待ちの方の待機室

故に新一之宮。
北海道神宮以外にもありますが、それは旅を進める中で紹介出来たらな、と思います( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

建物も新しくてきれいですね。

ここを巫女さんが通った時の画が最高に良かったんですよ。

神妙な神社に巫女服の紅白が映えて……!

もう一度そのシーンが見たくてカメラを構えていましたが、柳の下にドジョウはおらず( ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )

歴史も社殿も新しい北海道神宮。
しかし一之宮としての威厳は十分。

神社としての歴史の長さは一世紀余りと比較的短いかもしれません。しかし北海道の開拓に命を懸けた先人たちと、それに関わるこの神社の積み重ねた歴史の重みは非常に大きいものだと思います。

拝殿を撮ろうとしたら警備員さんが入って来てピントが奪われた写真。これはこれで味がある……

北海道唯一の一之宮。
非常に有意義な時間を過ごすことができました。

そろそろ夕食時ですね。

札幌では行きたいラーメン屋さんがあるのでそこで食事にしましょう。

札幌の名店『らーめん 信玄』

やって来たのは『らーめん 信玄

野塚野営場で一緒に雨停滞していたタイガさんから教えてもらったお店です。

味噌ラーメンを札幌で食べたいと話したら、真っ先におススメに挙げてくれたのがこのお店。

人気店ですごく並ぶようですが、せっかくの日本一周自転車旅。
行列くらいで美味いラーメン屋をパスしたらもったいないです!

店の外まで並んでいますね……。

中にも順番待ちの椅子があって、入店してからもしばらく待たなくてはなりません。
日曜日の夕食時ですからね。

平日もフリーの無職なのに毎回名店に行く時はタイミングが悪い……


そんな信玄。メニューは

信州(コク味噌)
越後(辛味噌)
尾張(あっさり醤油)

など旧国名がラーメンの種類になっている面白いメニュー。

信玄なのに甲斐は無いんかい!
(武田信玄は甲斐の戦国大名。異名は甲斐の虎)

私は辛味噌が好きなので『越後』を注文しました。

ここでも上杉謙信に引っ張られているわけではありませんからね!

辛味噌ラーメンはこの旅を始めてからハマったんです。
すべての原因は神仙……!

味噌ラーメンにとらわれた私が札幌の名店のラーメンをいざ実食!








文句なしに美味い!!!!!!!

麺大盛で注文しましたがもう一杯行けますね。
辛味噌スープも苦も無く飲み干せ大満足です。

毎朝の味噌汁にこの信玄のスープを飲みたい……。

北海道一周して再び札幌に帰ってきたらまた信玄に来ようかな……。
しかし新しいラーメン屋さんも試したいというジレンマ。

両方行けばいいですね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

美味い飯を食べると気分が良いです。

ウキウキ気分のまま寝床を探します。

明日は用事があって早いので陽が沈んだらすぐ寝るつもりです。

無事に小樽まで戻り、久々に一之宮へ参り、美味いラーメンに舌鼓。
今日は夜更かしせずとも満足して眠れます。

それではまた明日( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

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