【22日目】上杉謙信ゆかりの地参り! 越後国一之宮『居田神社』に林泉寺(2022-6-9)

マリンドリーム能生からおはようございます。

この時期は暖かかくて野宿が容易で良いですね。

北海道に渡ったらこうも行かないのかもしれませんが、まあ今はこの暖かい季節の恩恵にあずかることにしましょう。

さて今日はめちゃくちゃ忙しくなることが予想される日。

私が新潟で一番楽しみにしていた上杉謙信関係の寺社を回っていきます( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

目次

まずは一之宮を目指して

素晴らしい晴れ空。

暑ささえ考えなければ絶好のツーリング日和です。

まずは越後国一之宮『居多神社を目指しましょう。

マリンドリーム能生よさらば!

節約生活をしていなければカニも食べたかったですね。

まあ食べようとハナから計画しているものには今後も大枚はたいていく予定ですけどね。

ここらへんビックリするんですけどウニが落ちているんですよ。

まきびしじゃないですか。絶対に自転車で踏みたくないですね。

路上のウニに注意して自転車走らせることなんかあるんですね……。

昨日に引き続き非常に道が良い。

景色も良い。

絶景が私の時間を奪っていきます。
シャッターが止まらぬ。

初めて青看板で新潟の文字を見てから100kmは進んできましたか。

それでもまだまだ長く感じますが。

この久比岐自転車歩行者道が最高すぎる。

さざなみ街道超えましたねこの道は。

これだけは知っていてストレスない道は中々ないですよ。

ブルースクリーンかというような青空。







ぎぎぎ……!

寄り道センサーに引っ掛かりますこの神社!




何が面白そうって鳥居の向こうに線路がある!

どうしよう……。

行こうか、行くまいか……。






迷ってる間に行けるぜ!




ということで寄ってみました阿比多神社

どんな道通らせるんですか。

地元では天神さんと呼ばれているとのこと。

天神さんの通り菅原道真公を配神として祀っているようですね。

穿った岩に水を流すだけのシンプルな手水舎。好き。

1212年に順徳天皇が佐渡へ御遷幸(居所移動)の際、阿比多神社に参拝され、菅原道真公の肖像を神前に奉納されました。

これが道真公を祀っている由緒のようで。

境内はヤブツバキが繁茂しており、眼下には日本海が一望できる景勝の地。

ヤブツバキは海沿いに点々と青森付近まで生育しているに過ぎない植物なのですが、海沿いには集落が多く、そこから近い森や林は燃料として伐採されがちです。

ヤブツバキの林も現在はほとんど残っていないなかで、これだけのヤブツバキの自然林が残っているというのは大変貴重なことなんですね。

知れば価値を見出せます。
これ知るまでは草が邪魔だな~!くらいにか思っていませんでした(๑-﹏-๑)

1532~1555年に火災によって社殿が焼失しましたが、長尾為景が社殿を造営しました。

ちょっともう上杉謙信関係者の名前が出て来たじゃないですか。
長尾為景は上杉謙信のお父さんです。

は~っ!
やっぱり旅の中で自分の知っている名前がふと出てくる瞬間はたまりませんね!

日本海が一望できる、とは?
木々が生い茂りすぎて眺望は悪くなっていますね(=_=;)

今日の様な烈日でも涼しい境内。
木の傘がデカい。

また特殊な賽銭方法で……。

80センチ先は結構ありますよ。

賽銭はもともと投げるものですが、これだけスローイングめいた投げ方をしたのは初めてです。

賽銭箱に入ったかは分かりません(๑-﹏-๑)

いい森林浴でした。

長尾為景の名前もあってテンション上がりましたし、上杉謙信巡りの参拝としては図らずも良いスタートを切れたのではないでしょうか。

本当面白い立地の神社ですわ阿比多神社。

越後国一之宮『居田神社』

次こそ寄り道なしで一之宮行きますよ!

久比岐自転車歩行者道が終わってしまうのが悲しい……。

久比岐自転車道 PRキャラクター久比岐


糸魚川へ入るための親不知が滅茶苦茶ロードだった分、糸魚川から上越までのこの道は天国でしたね。またこの道を走りたいという気持ちになります。

直江津海水浴場突っ切って~




『居多神社』到着!

この鳥居くぐってから駐車場まで結構ありました。

相変わらず神社に置くには異物感強い駐輪スタイルです。

影が濃いな、と思わせつつ

鳥居の向こうは青空!

この、鳥居を隔てて異界へ入るという感覚がとても好きです。

ドラゴン手水舎!

やはり手水は柄杓に限ります。

こちらが越後国一之宮『居田神社

飛鳥時代に『越』の国が越前、越中、越後の三つに分割されて、さらに奈良時代に出羽が越後から分割されました。

もともとは非常に大きな国だった『』。

そこから律令国家の支配が広がるにつれて段々と領域が細分化されて行きましたが、現在の新潟県にあたる越後だけでも南北に長い大きな領域です。

それゆえか越後の国にも一之宮が二つあるんですよね。またかよ。
その一つがこの居田神社。

この居田神社は現在の県庁である国府の側にありました。
南北朝時代に守護の上杉氏が居多神社を保護し一之宮の称号を与えたとされます。

戦国大名・上杉謙信もこの神社に戦勝祈願に訪れたのだとか。
上杉謙信の死後、後継者争いで上杉景虎側についた居多神社は対立する上杉景勝側の攻撃を受けて社殿を焼失します。

古くは『居』は『こ』ではなく『け』と呼んでいたので、音としては『けたじんじゃ』となり、北陸地方に多い氣田神社の流れを汲む神社ともされます。

主祭神からして大己貴神(大国主神)と、氣田の主祭神と同じですからね。

能登国一之宮の気多大社もそうです。

承元元年(1207年)には越後国府に流罪になった親鸞が居多神社に参詣したといいます。

伝承では、親鸞が居多神社に参拝して祈願をすると境内の芦が一夜にして片葉になったとのこと。

この事は片葉の芦と呼ばれ越後七不思議の一つに数えられています。

これがその片葉の芦。

ああ、確かに片方にしか葉がついていませんね!!

だから何?と言われればそれまでなのですが……。
芦が片葉になったことが一体何の神徳なのかという謎が少しもやもやします(๑-﹏-๑)

上杉謙信の居城『春日山城』へ!

道中のなんでもない池が美しい

さあ参拝が終わりましたら本日のメインディッシュ、春日山城跡に参りますよ!

戦国のヒーロー上杉謙信のお城ですからね。

ワクワクします。

トラップ! と思いましたがこれはセーフ!

右端の坂が自転車で通れます。

見えてきましたよ春日山の文字が!

林泉寺もお楽しみの一つですが、まずはキツイのぼりのある春日山城から参りましょう。

林泉寺は上杉謙信の菩提寺ですからね。スルーはできません。

のこり0.5kmと侮るなかれ。
春日山城はその名の通り山城ですので。

自転車で行くには難儀します(=_=;)
伊吹山の登山口に向かったときのことを思い出す……。

駐車場に到着!

階段、長ッが!

明治天皇陵を彷彿させますね。

もう秋?と思うくらい木々の色彩がイエローに寄っています。

自転車でここまで登ってきた後にこの階段はゲンナリしてしまいますね。

しかしワクワクの方が勝ります。

登り切ったらすぐ前に春日山神社

春日山の名称は、奈良の春日大社から勧請した春日神社に由来します。

本殿正面に祀られているのはもちろん上杉謙信公です。

本殿に併せて祀られているのはおなじみ藤原道真公と、商売繁盛の神様岩屋大黒天です。

欲しい……(いらんいらん!)

参拝した後は春日山城の本丸目指します。

絶好のトレッキング日和ですよ。

ここまできてようやく気付きましたが、春日山城巡りはちょっとした登山ですね?(そりゃ山だもん)

春日山神社から歩いてものの数分で謙信像が見えてきます。

おっ!

見たことあるポーズ!

こんな場所に謙信像はあるんですね。

丘の上に立っているので煽りのアングルからしか見ることができません。

望遠レンズ持ってくるんでした……。

これ以上は寄れません。

完全に山じゃないですか。

さすがは天然の要害を持つ難攻不落の城ですね。

謙信公の養子三郎景虎屋敷跡や米蔵跡などを総称して三の丸屋敷と呼びます。

米蔵跡の名が示すように城機能の中枢施設が置かれた場所と考えられています。

三郎景虎公は小田原の北条氏康の七男。
上杉氏と北条氏の同盟締結の際に謙信の養子となりました。

謙信公が自らの名前を与えるなど破格の待遇を受けていましたが、謙信公死後の跡目争いで敗れ悲運の死を遂げました。

マジかよオイ……!
知りたくなかったですよこの情報は!

本丸から毘沙門堂を経てお花畑に至る実城を取り巻くように作られた郭です。

実城とは城郭の中で本丸に相当する部分で、春日山城の本丸に居した謙信公は御実城様おみじょうさまと呼ばれていました。殿とか御屋形様ではないのがオシャレですよね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

本丸の直下にあって帯状に囲っている様子は、まさに本丸の警護として造作されたことを示していると考えられます。

さあいま説明にも出てきました本丸と毘沙門堂の分岐。

三の丸、二の丸と来たのでそのまま本丸に行きましょうか。

春日山頂上到着!

方角的に妙高山が見えるはずなのですが……

雲でよくわかりませんね!

この旅に出てから山が顔を見せてくれません
白山といい、ねぇ……。

本丸を構えるだけあって城下の見晴らしは素晴らしいですね。

本丸。

南陣の天守台と共に春日山城のお天上と呼ばれたところです。

標高180mの本丸からはかつての越後府中(直江津)と周辺の山々の支城跡や日本海が一望できます。

毘沙門堂に行きたいのですが本丸からはいけないようで。

どうやってこの下の道に行くのか。

RPGをやっている気持ちになります。

さっきの本丸、毘沙門堂分岐まで戻りますか。

スタタタ

来ました毘沙門堂!

上杉謙信が毘沙門天を信仰し、自らを毘沙門天の化身としていたというのは有名な話。

信仰というバックボーンを得た兵たちはそれは恐ろしいほどの強さだったでしょうね。

上に立つ人間が利用すると途端にその神秘性は薄れ、単なる治世のためのツールとなりがちな宗教。

謙信公が本気で毘沙門天を信仰していたのか、はたまた信仰の力を利用して兵の士気高揚に役立てていたのかは気になるところです。

シンプルに散歩コースとして春日山は気持ち良い場所ですよ。

ガチ登山というほど強度は高くありませんが、程よく疲れてしかも散歩装備で回れるというね。

春日山神社が見えます。

まわって戻って来ましたね。

あとはここを下って林泉寺! と行きたいところですが……

朱印帳を忘れた!!!

駐輪場に取りに行ってまたこの階段上りなおしです。

堪えますわ……。

上杉謙信の菩提寺 林泉寺

下山して参りました林泉寺

もちろん山号は春日山。
その麓に林泉寺はあります。

拝観料は大人一人500円!
普通にお寺に参拝に来る気持ちだったので「あ、お金要るの!?」と少しびっくり。

しかしこれは資料館の入場料込みですのでそれを考えると安いですね。

春日山で一眼の電池が切れてしまったのでここからはスマホです。
編集に苦労しますね……。

三個目のバッテリーの購入を検討しますよ。



越後が生んだ戦国時代の名将上杉謙信は1530年に春日山城で誕生。

7歳からここ林泉寺に預けられ、天室光育の下で学問を修め、修行を積みました。

19歳の時に病弱な兄・晴景に替わって春日山城主となり、四年にして上洛(京都に入ること)し天皇から乱世を鎮めるようにとの詔を賜ります。

上洛以来、関東・信濃北陸諸将の救援要請に応じて兵を進め、その武威を16箇国に示すなど破竹の勢いで勝利を重ねる謙信公。

さらには和歌や書に秀で、茶道や能楽、琵琶笛まで堪能という天が何物与えたのかというチートっぷりです。

謙信公は49歳でその生涯を城内で閉じました。

上杉謙信の戦いは一戦一戦面白く、それらすべてを書くには記事の数も、文才も必要となってくるので詳らかにはしませんが、もう魅力しか感じられない武将なのですよ。

まあ私は第三次川中島の戦いまでしか知らないのですが(2022年6月16日現在)。





参拝した後は資料館で様々な謙信公ゆかりの品を見て過ごしました。

館内は撮影禁止なのでメモを取っておけばよかったと後悔。
写真をメモ代わりにする習慣をつけるとこういう所で弱いですね。

幼名・虎千代。初名・景虎。そして上杉謙信。
この三つの名前は知っていたんですけど、これ以外にも政虎、輝虎と結構名前が変わっているんですね。初めて知りました。

資料館を堪能した後はお墓参り。

かの上杉謙信の墓所がついに……!

ふむ……

どっち?

全部?

これ一体が謙信公の墓所なのでしょうか。
全てを拝み倒しておきましょう。

歩みを進めると行き止まりに謙信公の父・為景公と祖父・能景公のお墓があります。

お金が置いてありますね。
私も10円賽銭して拝みました。



ようやく今日巡りたい場所は行き終えました。

シンプルに体力的にかなり疲れましたね。

阿比多神社寄り道に始まり、越後国一之宮の居多神社へ参拝、春日山城跡を登山して、林泉寺の資料館を練り歩く。

取れ高だらけですがブログにするのが地獄ですよ。
(まさに今現在、小樽のフェリーターミナルで地獄を味わっています……)

しかしそれだけに満足度が高一日でした。






最後に

なんでそんな上杉謙信が好きなのかと言いますと、現在カクヨムで投稿されている『龍の雲を得る如し』という上杉謙信を主人公にした歴史小説の大ファンだからなんですよね。

カクヨム - 「書ける、読める、伝...
龍の雲を得る如し(富士田けやき) - カクヨム 四十九年 一睡の夢 一期の栄華 一盃の酒



この上杉謙信物語を読むまで全く謙信公に関する知識持っていませんでしたもん。

『龍の雲を得る如し』は現在も更新が続いていて、それがいま第三次川中島の戦い当たり。だから私の知識もそこまでしかないという( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

だって歴史を調べるとこの作品のネタバレになるんですもん。
無知のまま作品を楽しみたいな……でもせっかく越後に来たなら春日山城と林泉寺に行かない手はないでしょ……でもネタバレがな……という葛藤。

こんな悩み方して春日山林泉寺行く人間いないでしょう(=_=;)

だから三の丸跡で動揺しているんですよね。

この小説のおかげで越後国だけでなく相模国や甲斐国など他の土地の一之宮に行くのも楽しみです。興味が土地の価値を跳ね上げてくれますね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )





・・・・・・

そんなわけでめっちゃ楽しみにしていたこの上杉謙信にまつわる土地巡りの22日目、終了です。

バッテリーの充電もしないといけないのでまた快活クラブですかねぇ。

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