2023-5-22
関門トンネル通って九州脱出、中国地方編の開幕です!九州一周に75日かかりました。゚(゚^ω^゚)゚。
関門トンネルでは旅人界隈の有名人である門番さんと出会って大変楽しい時間を過ごさせてもらいました。その後は長門国一之宮『住吉神社』を参拝。沢山行動した一日でしたね。
山口へ渡るために関門トンネルを目指します。
久しぶりに感じるテント無し野宿。このスタイルは朝早く行動出来て良いです。もうほぼ夏の気候なので凍えることもありませんしね。蚊が多いところではさすがにテントを張りますが。なんで日本一周前半はあんなにノーガードで寝袋オンリー野宿していたのだろうか(。◔‸◔。)
国道3号線を北上して門司を目指します。3号線自動車専用道路がちょいちょい出てきてよく分からなくなります。どこまで自転車で通っていいのやら。
間違えて自動車専用道路に入ると怖いのでちょこまかと走る道を変えます。こういうのが時間食っちゃうんですよね。ごみごみとした都会の道は苦手です。
トンネル通らせて~。゚(゚^ω^゚)゚。
中々きれいなルートで進めませんが、地道に距離を稼いでいきます。
九州一周達成!
途中、全旅人が全国展開を願ってやまないラムーを発見したんですけど何かすごい既視感を感じました。もしかしてこれ……
やっぱり! 九州上陸した日に通ったラムーじゃないですか!
ということはもう九州一周達成していますね。え、ラムーで九州一周ですか。なんかパッとしないのですが。゚(゚^ω^゚)゚。
せっかくですから私が九州に降り立ったフェリー乗り場まで行きますか。
見えてきた見えてきた新門司港。
神戸行きのターミナル主張が激しすぎて笑いました。
新門司港デカすぎて港内だけで結構自転車漕がされています。
東九フェリーターミナルにたどり着きました。
九州に到着した時は夜だったのであまりこの場所に見覚えはありませんがそれでも感慨深いですね。九州を一周したのかという実感がようやく湧いてきましたよ。
現在、日本一周260日目で、九州にやってきたのが184日目の時でしたから一周にかかった期間は75日ですね。ほぼ北海道一周にかかった期間と同じじゃないですか(79日)。長いこといましたね九州も。屋久島と沖縄のせいですね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
九州最北端の神社『和布刈神社』
関門トンネルめざして走っていると和布刈神社の立派な鳥居が見えてきました。ここが九州最北端の神社になるようですね。せっかくですからお参りしていきますか。
神社に近づくと
うおおお~~~!!!
この大迫力の関門橋ですよ。見ごたえありますね。
これは見事。
関門橋の下をくぐって和布刈神社に到着。ああ!この神社鳥居が無いタイプじゃないですか!珍しい。賀茂神社を思い出しますね。
和布刈神社は当ブログでおなじみの神功皇后の三韓征伐後に創建されたと伝わります。
御祭神は、天照大神の荒魂である「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめ)」。読めん読めん読めん。゚(゚^ω^゚)゚。
別称を「瀬織津姫」で潮の満ち引きをつかさどる神です。
関門橋をバックに狛犬をパシャリ。場所が良くていろんな角度から撮りたくなります。
海と神社は相性が良すぎる。
海に続く石段、最も好きなもの。
お参りしたら関門トンネルに向かいます。
関門トンネルを通って山口へ
関門トンネル人道入り口は和布刈神社の裏手。すぐにたどり着きました。
トンネルの入り口のエレベーターに向かうと
ほこからさんですか?
と男性から話しかけられました。初めてお会いする方ですが話しかけられた時点で私はこの方が誰だかわかりました。旅人界隈の有名人、通称『関門の番人』です( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
よく一発で私だって分かりましたね( •̀ᴗ•́ )
分かりますよ笑。ネットに上がっている姿そのままですから
門番さんはSNSで旅人の動向をチェックしているので、誰がどこを旅しているのか大体わかっているのです。このブログも読んでくださっているようで私の旅のコンセプトも承知済み。初めて話す感じがしないですね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
関門トンネルの事よくわからない私を案内してくださいました。
ぐおおお……先輩旅人たちが幾度となく通った関門トンネルに今自分がいる感動よ。先輩方のあげる写真で何度この景色を見たことか。
門番さんと一緒にトンネルを渡っていきます。
このトンネルの道も国道2号なんだよ~
ここも国道なんですね。ブログのネタになります
そうしているうちに県境に到達。
めちゃくちゃ見たことあります(੭ु *`∀´* )੭ु
ある意味旅人の聖地。九州へはフェリーで来ましたが、九州から出るときは絶対この関門トンネルを通ろうと決めていました。
門番さんに撮ってもらった記念写真。満足です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
下関到着!
通行料金は20円です。料金は門番さんが回数券で払ってくださいました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
山口名物『瓦そば』
ほこからさんは瓦そばって食べたことあります?
聞いたことない食べ物ですね……
どうやら山口は瓦そばというものが名物のよう。その名の通り瓦の上にそばが乗っているんですって。
お昼ご飯まだだったら食べに行きませんか?
ご馳走しますよ!
本当ですか!
お言葉に甘えさせてもらいます!
なんて答えていますがこれはブログ用に端折った表現。ちょっと葛藤がありましたよ。なぜって最近わたし奢られ過ぎなんですよね。゚(゚^ω^゚)゚。
そうして連れてきてもらったのは関門トンネルすぐ近くの平家茶屋。このお店入ってビックリしましたよ。ステージでジャズライブしていますし、客席は
このオーシャンビュー。瓦そばという響きから大衆食堂のようなお店を想像していましたがこのお店の雰囲気はもはや料亭です。
そしてご馳走してもらった瓦そばがこちら。予想と全く違って驚きました。そばって私ざるそばを想像していたんですよね。しかし正体はアツアツの瓦で提供される堅焼きそば。これは食欲をそそりますねぇ!
具は牛肉とアナゴという高級食材。いざ食べてみると
こりゃ美味いわ
堅焼きそばを出汁で食うという新食感。味もパンチあるんですけど全くくどく無くスルスルと食べられます。箸が止まりませんねこれ。即完食です。美味い……。
食事中は門番さんがこれまで取ってきた旅人の写真を見せてもらったりお話を聞いたりすごく楽しい時間でした。門番さんはもう旅人情報の生き字引ですよ。旅人を捕まえてこうして食事をおごったりという支援活動を2015年からやってらっしゃるんですけど、たぶん旅人の顔と情報全部頭に入っているんですよね。旅人同士の交友関係まで把握していますし、私が「あの旅人来ました?」とか聞くとすぐ写真が出てきますし。界隈のビッグネームが話の中でいくらでも出てきてすごくワクワクしました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
お店を出たら門番さんとはここでお別れです。
行動食の差し入れまで貰ってしまってねぇ……。
門番さん、楽しいお話に美味しい食事、本当にありがとうございましたm(__)m
門番さんと別れた後は平家茶屋の隣にある長州砲や壇ノ浦古戦場の写真を撮りました。
間近で見ると迫力ありますね。
ドォン!!!
撃ちやがった!!!
どこかにボタンがあるんでしょうね。子どもがそれを押したようで砲撃音と水蒸気で再現された砲煙が出てきました。図らずも煙を吹く砲塔が撮れてよかったです( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
こちらは壇ノ浦古戦場。平教経の攻撃を船から船へ飛び移ってかわすいわゆる八艘跳(はっそうとび)のシーンですね。漫画の世界だ。
ここら辺いくらでも時間潰せてしまいますね。そこそこで切り上げて進まねば。
山口に来たばかりですが今日はさっそく一之宮参りがありますからね。今日行く一之宮は一の宮(地名)にあるんですよ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
長門国一之宮『住吉神社』
その一之宮がこちら長門国一之宮『住吉神社』です。
この神社は大阪の住吉大社、博多の住吉神社と並んで三大住吉と呼ばれています。
イザナギが黄泉の国から逃げ帰り、禊祓いを行ったときに生まれたソコツツノオ、ナカツツノオ、ウワツツノオの住吉三神の荒魂を祀る神社です。
荒魂は神の荒々しい側面で、『祟り』とはこの荒魂の働きから現われるものです。荒魂の対称となるのが和魂でこちらは温和で平和的な側面、つまり『加護』の表れとなります。
荒魂は儀式や祭りを行う事で和魂に変わるとされることから、荒々しさから新しい物や事象を生み出すエネルギーを内包した魂だと考えられているため、荒魂を祀る神社は御神徳が高い神社とも言えます。
太鼓橋。人間が渡ってはいけなさそうな雰囲気。
ちゃんと柄杓が置いてあるタイプの手水舎。コロナ禍になって柄杓の設置はなかなか難しいでしょうがやっぱりこのスタイルの手水が一番しっくりきますね。
この神社の狛犬はとても面白いです。この愛嬌ある顔立ちもそうですけど材質もコンクリではなく青銅という珍しさ。岩木山神社の逆さ狛犬に匹敵するユニークさを感じました。
石段を登ると大層立派な楼門。
奥の拝殿含めて朱色が目に心地いですね。
この拝殿は重要文化財。
奥の本殿に至っては国宝ですよ。
社殿が5社並べて繋がれた珍しいつくりで、1370年に造営されたものです。建築には詳しくありませんが一目見ただけで普通の神社とは違うと分かりますね。
お参りをしたら社務所で御朱印を頂きます。その時に厄割玉という面白そうなものが売ってあったので購入しました。なんでもこの玉を割ることで自身の厄が祓えるのだとか。
わり方が面白くて
この石に叩きつけて割るんですよ。かなりスポーティな厄払いじゃないですか( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
コントロールが心配ですね。ちゃんと岩に当たるかな。
長門国一之宮『住吉神社』に行ってまいりました。ウンチクについてはブログで語るとして、見ていただきたいのは『厄割』。自らの厄を移した厄割玉を岩に投げつけて割るという痛快な厄祓い。厄割ボールが弾ける音の小気味良いことよ☺️ pic.twitter.com/GfN7ONurHh
— ほこから@日本一周260日目 (@fawtMT) May 22, 2023
動画はこちらから。割れる音が気持ちよすぎる。一球300円。皆様も住吉神社に訪れた際はぜひ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
お参りも済ませて、厄も叩き割って満足です( •̀ᴗ•́ )
あと10kmばかり進んで今日は行動終了しますかね。
良さげな寝床を下見したら
ジョイフルでブログ作業。いい立ち回り方です(๑•̀ᴗ- )✩
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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