【238日目】屋久島について学ぶ一日

2023年5月2日2024年1月22日

2023-4-30

二日間にわたってUさんに観光に連れて行って頂き、雨の中の停滞プランは完全になくなりました。まさか悪天候時に撮れ高があるとは驚きです。そんな素晴らしい二日間は美しい夕日で締められます。

安房集合

曇天の屋久島からおはようございます。昨日は大雨だったので屋内に避難していましたが雨脚が弱まってきた頃にテントに戻ったんですよね。以降、雨はそれほど降りませんでしたが風がすごかったです。音がうるさくて浅い眠りになってしまいました(๑-﹏-๑)

8時前にテントを出てキャンプ場を出発。今日もUさんたちと観光の予定です。安房で待ち合わせをしているのでそこまでバスで行こうと思います。栗生橋のバス停まで歩いて10分くらいですかね。

出発するときにルーシーちゃんが「部屋の中でゆっくりしてから行きなよ～」と言ってくれたのがホッコリしました。ごめんルーシーちゃん、私はちゃんとしていないサイドの大人だから締め切り時間のギリギリまで朝は寝ちゃうんだ。つまりテントから出た時点でバス出発までの猶予があまりないのでゆっくりできない……。

私のテントの中を見たがっていたので帰ってきたら披露しますかね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

栗生橋のバス停に来て

バスに揺られて安房へ。あのモスバーガーがある地域が安房でしたか。問題なくUさんたちと合流でき来るまで色ってもらいました。

屋久杉自然館

今日の観光一か所目は屋久杉自然館。屋久島の代名詞である屋久杉について学べる博物館です。

博物館には行ってすぐお出迎えしてくれるのはこのデッカイ木。これ実は枝なんですよ。このサイズで！？と驚いてしまいますね。

これはあの縄文杉から折れた枝で、現在は「いのちの枝」として展示されています。

こちらは屋久杉を削れるコーナー。屋久杉を！？　削っていいのか……。

削ると強く杉が香るというので実際にやってみます。体張ってるなこの博物館の屋久杉。

木粉に鼻を近づけてみると

ほこから

香る～～～！！！

めちゃくちゃリラックスする木の香り。この香りの部屋に住みたいですね。

屋久島で初期に使われたチェンソー長すぎる。刃渡り2億センチはありますね。

刃渡り2億センチ (アニメ「チェンソーマン」第3話エンディング)(オリジナル：マキシマムザホルモン)(ギターVer.)

created by Rinker

このチェンソーは実際に持ち上げることができるのですがあまりにも重すぎます。こんなの降り回していたら絶対事故が起こる。

他にもこの博物館では屋久杉伐採に使われた道具や、屋久島の歴史など多くの事について知ることができます。私は屋久杉材で作った歯車機構が好きでしたね。

お昼ご飯は宮之浦港に戻ってオシャレなイタリアン。

マルゲリータは鉄板ですよね。

パスタと言えど麺類を頼むときは大盛りがあるかどうかを確認してしまうチャリダーストマック。大盛ありました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

デザートにUさんがたんかんジュースを注文してくれたのですがこれが

ほこから

美ッッッ味ァ！！！

たんかんは南国のミカンとして親しまれる柑橘類。それを絞ったジュースですがとんでもなく濃厚ですね。水っぽさが全くないです。それなのにごくごく飲めるこの飲みやすさ。凄まじいジュースを知ってしまいました。

屋久島環境文化村センター

食後は屋久島環境文化村センター。宮之浦港すぐそばにあります。航路で屋久島に訪れた方へのチュートリアルともいえる施設。屋久島の自然や文化について総合的に知ることができます。

らせん状に展示されており二階に至ったらゴール。階段で一階に下ります。

一回の巨大屋久島模型。これを見ると屋久島縦断の達成感が再び湧いてきますね。なんだかんだと大きい島です。

「月に35日雨が降る」とは屋久島の雨の多さを示す有名な言い回しですがこれは小説家の林芙美子が自作の中で使ったセリフなんですね。

尾之間温泉

文化村センターから出たら本日も観光の締めとして温泉です。今日の湯は尾之間温泉。岩風呂に湧く温泉はアッツアツ。屋久島で入った温泉の中で一番熱かったですね。しかし一番気持ち良かったのもこの温泉。湯船も広くて快適でした。ＧＷシーズンかつジモティー御用達の温泉なので人がめちゃくちゃいましたが。

温泉から上がった後は近くのバス停でUさんたちとはお別れです。二日間ありがとうございました。食事なんかもごちそうになってお世話になりっぱなしでした。北海道で会った方とこんな南で再会するとは思わず、一層人との縁を感じさせられる出来事でしたね。

お二人は明日、白谷雲水峡から宮之浦岳を目指すとのこと。お気をつけて！またどこかでお会いしましょう( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )