2022-11-30
長らく滞在した延岡をでます。大崩山の天気待ちのために使った3日は報われることはなく、何の成果も得られませんでしたァ！。惜しい気持ちはありますがまだまだ旅は続きます。次は宮崎の百名山『韓国岳』を目指して進んでいきましょう。
さらば延岡。大崩山
大崩山登山のために3日間滞在した延岡でしたが今日出発することにしました。この先5日間晴れないんですよね大崩山。一つの山のために一週間は使えません｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡
いままで狙った山は粘り強く待ってきましたが今回は諦めます。冬も深まりますしね……クッ……。
次に大崩山に挑戦できるのはいつでしょうねぇ。宮崎に住んでいようと延岡まで出てくるのはかなり腰が重いですから。遠い山ほどこの旅中に登っておきたかった(๑-﹏-๑)
大崩山に後ろ髪ひかれながら自転車を漕ぎます。その道中土々呂町という町でみつけた『ととろの杜』の案内。土々呂町なんていう場所にあるものだから「もしかしたらジブリの聖地かも！」と思っちゃったんですよね。
蓋を開けたら老人ホームで笑ってしまいました。トトロ全く関係ない。
子どもの時にだけ あなたに訪れる……
土々呂町を出てさらば延岡。大崩山に登れなかった悔いを残して……(｡◔‸◔｡)
宮崎に日向、知っている名前が出てきました。
この都城というのが私の地元です。日本一周第一部の終わりも近い……。
ヤギがおる……。
都農に入りました。カントリーサインが北海道形式じゃなくなりました。
都農には一之宮があるので参ってきます。参拝したら夕方になるので今日は都農で寝泊まりですかねぇ。
日向国一之宮『都農神社』
という事で到着しました、日向国一之宮『都農神社』。
祭神は『大己貴命(おおなむちのみこと )』。古事記の喧嘩番長『神功皇后』も自身の船団の守護神として祀った神社です。神功皇后ほんと面白い( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
農町一帯が縄文から古墳時代に至るまでの遺跡が多数残る町。都農神社も太古から祭祀されていたと思われます。
願いを込めて納める神の石。本殿裏に収めよとのことです。一個持っていきましょうか。
こちら撫で大国。都農神社の御祭神『大己貴命（大国主命）』は国土開拓や病気の平癒を行います。子授け、商売繁盛などの御利益もあるとされ、この撫で大国を撫でることでより一層の御利益があるとされるようです。「とされる」ばかりですね。せっかくだから撫でていきますか。私はご利益ありそうなものは全てやっていくとされています( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
撫でシリーズ２は撫でウサギ。出雲神話に出てくる因幡の白兎は大黒様とご縁があります。大黒様は兄である八十神等と因幡の国にたどり着くと、サメに皮をはがされて泣き叫ぶウサギを見つけました。そのウサギに「真水を浴び蒲の穂の上に寝転ぶとよい」と助言すると、その通りにしたウサギはみるみる元気になりました。この事からウサギは病気平癒などの御利益や、その行いから素直な心を表す象徴とされるようになりました。撫でウサギを撫でることで無病息災などの御利益があるとされています。
因幡の白兎エピソードはこの兄神たちがDQN（「粗暴」「非常識」「軽率」「反社会的」な者、またはそのように見える風貌の者を侮辱するネットスラング）すぎるんですよね。皮はがされたウサギに「海水に浸かるといいよ」と嘘ついて苦しめていますから。その後に前述の大黒様のエピソードです。神様マジでモラル低いエピソード結構ありますよね。
本殿でお参り。
本殿の裏に石は納めるようですね。
裏、裏っと。
おっ、戦国武将が座るやつ。
これかな？
石がいっぱい置いてありますね。ここに置いて手を合わせますか。
反対側にも同じような社があります。本殿一周してみましょう。
いや神の石納めるとこここじゃん｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡
石回収してここに収め直しましたが良かったのかな……。串カツのソース二度付けしたような罪悪感を感じます。
ここに収められている石、絶対私と同じ勘違いした人達のものでしょう。
境内をぶらっと回ってから出ますか。
この神社はあらゆるところに石が置かれていますね。
石を投げて鳥居に乗ったら御利益が、みたいな逸話でもあるんでしょうか。
陽の光が欲しい風景ですね。寂しい。
御朱印をもらい参拝完了！
神道の駅『つの』
都農神社のほど近く道の駅『つの』を今日の寝床とします。
この道の駅の休憩室、24時間開いているだけでなく
畳まであります。最強ですね。電源が無いのが少し残念ですが贅沢を言うのは無しにしましょう。快適な睡眠に勝るものはありません( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
近所にはコンビニもスーパーもありますし買い出しを済ませてあとはここでゆっくりするだけです。延岡のホテル暮らしでもらったクーポンも使い切らなくては。
あと道の駅のおばちゃんに聞いてビビったんですけど霧島神宮、今年国宝になってるじゃないですか。笑った。行くしかありませんね。
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