2022-11-26
白鹿権現(ししごんげん)。そこは動物の骨が積み上げられた洞窟。断崖の上まで鎖を頼りによじ登って到達できる秘境です。これまで訪れた神社仏閣の中で一番震えましたね…… 。
感動でなァ……(▼∀▼)
不安過ぎる空模様
曇天過ぎる。夜も少し雨降りましたしね。
今日はあの日本一危険な神社とも言われる太田神社に匹敵するダイナミック参拝になるので雨には降られたくありません。天気が崩れたらさすがに中止しないと命に関わる場所なので。
どう転ぶとしても晴れている内に距離は稼いでおかねば。まずは臼杵市に突入。なんだこの陽気な江戸っ子は。好きなカントリーサインです( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )v
白鹿権現という所を目指しているのですが、これがまた山の中にあるのでどんどん人気がなくなります。畑や民家はあるのでそこまで寂しくはありませんが。
白鹿権現の看板が見えてきました。まだまだ登りがありそうです。起伏がすごい。
出発した公園から白鹿権現までは300mくらい標高を上げないといけません。朝っぱらから運動させてくれますね……。
どんどん山奥へ。汗ダラダラです。
ようやく境内への道が見えてきました。登山口に向かっているわけでもないのにだいぶ登らされましたよ……。
白鹿権現
白鹿権現は鳥居をくぐって、熊野神社を通り、そこからさらに鎖を伝って絶壁を登っていった先にあります。
駐車場には車が一台停まっているばかり。先客がいるのが驚きですね。
ここらへんで参拝を終えた先客の二人組とすれ違いました。
熊野神社までは舗装された道を下っていきます。
手すりがボコボコすぎる。あまり整備の手は入っていなさそうですね。
熊野神社
熊野神社は、なんだか怖かったのであんまり中をよう見んようにして参拝してすぐ通り過ぎました(꒪꒳꒪;)
狛犬を通りまだまだ下ります。私は今回下って白鹿権現を目指しましたが、下から登るルートもあるようです。
鳥居の手前まで下ります。鳥居の奥は登って白鹿権現へ至るルート。私のルートとの合流点がこの鳥居です。
最初それに気づかず鳥居を抜けてしまいましたが。
通り過ぎついでに川を眺めます。綺麗は綺麗なんですけどなんだか暗い雰囲気。白鹿権現は骸骨が積み上げられているという情報は知っていたのでそれ補正かもしれません。
鳥居を再びくぐると看板がありました。気づかず通り過ぎてしまっていましたね。
この時点でもう普通に骨が落ちています。驚いて足を踏み外さないよう注意。
おもてなしタイムはおしまいだと言わんばかりの山道になりました。
そして登場した鎖場。思った以上に傾斜が酷い。剱岳に来た気持ちで気合を入れます。舐めていたら大けがをする。
熊野神社が見えるところまで標高を取り戻しました。昨日の雨で濡れているせいか岩がとても滑りますね。それでなくとも苔むしている岩もあるので足元には気を付けなくてはいけませんが。
ここからはずっと鎖場との戦い。これ80度くらい見上げています。本当にここが剱岳だと言われても通用するくらいの鎖場。ただちょっと山奥にある神社だと思ってラフな格好でくると事故につながります。
鎖場をすべて抜ければようやく……
白鹿権現
到着! 白鹿権現!
おい
おいおいおい
お~いおいおいおい
良すぎるでしょう!!!
こんな場所初めてです。飾り物ではない骸骨を見たのもね。
ここが白鹿権現、 熊野神社の奥に佇む動物の骨が積み上げられた洞窟です。
白鹿権現の由来は猪や鹿を狩った後、骨を供養したことが始まりと言われています。猟の安全祈願、収穫への感謝によって形作られたこの空間は何とも言えない霊妙さで溢れています……
ともすれば心霊スポットに間違われかねないような雰囲気ですが、決しておぞましい場所ではなく、骨に囲まれながらも全く恐怖は感じませんでした。そんなスピリチュアルな恐怖よりもここに至るまでの道の方が殺意強かったです。゚(゚^ω^゚)゚。
奉納された骨には令和の文字が。大昔の信仰というわけではなく今なお連綿と続いている儀式なんですね。
写真も大量に撮りました。そろそろ戻りますか。天気も心配ですし。
戻るときこそ気を付けましょう。鎖場以外でもやたらと滑るポイントが多いんですよね。
辺りの骨にビックリして足を滑らせないことが重要です。
・・・・・・
なんとか熊野神社まで戻ってこられました。あれだけ傾斜の付いた鎖場は下りるときの方が冷や冷やします。
来るときはほんのり不気味なこの道に不安になったものですが、
舗装された道の安心感よ。
逆「行きはよいよい帰りは恐い」ですね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
という事で白鹿権現参り完了です。時間的にはそれほどかからず、往復で1時間弱でした。
山から脱出
行きに頑張って登ったおかげでほとんど下りでした。助かりますね。
一部登りもあるのですが
そういう所に限ってさっさと通り過ぎたくなる場所なんですよね。
かなり怖い道通らされて爆笑しました。夜絶対チャリで通りたくないでしょう。゚(゚^ω^゚)゚。
急に日差しが強いです。夏を感じさせるくらい。
急な下りも終わってようやくゆっくり漕げます。
ここらへんは風連鍾乳洞というが鍾乳洞が見られるところなのですがもう白鹿権現で今日の撮れ高はマックスなのでスルーします。暑いので早く街に出て休みたい……。
この陽の強さよ。夏かな?
夏でしょう。゚(゚^ω^゚)゚。
肉眼で見ると今日の世界、出来の悪い加工アプリみたいに彩度が高い。
こういう注意喚起文本当に怖いですね。チャリダーにとってトンネルはただでさえ死を意識させるものなのに。゚(゚^ω^゚)゚。
野津町のカントリーサインも面白いですね。また陽気な江戸っ子出てきましたよ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
弥生越えて
佐伯市まで。本日はここらへんで行動終了です。
あとはジョイフルに入ってブログタイム。九州入りしてからどんだけジョイフルに行っているのか。九州における書斎の役割は完全にマクドナルドよりジョイフルですね(。◔‸◔。)
ここまで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ以下のバナーをクリックしていただけると大変励みになります。
↑日本一周バナー
コメント