【166日目】小さなヨーロッパ『ロックハート城』

2023年1月13日2024年1月31日

2022-10-31

群馬には本物のお城があります。その名もロックハート城。数々のドラマのロケ地ともなったこのお城を観光してきました。その後は道の駅で野宿ですがまた楽しい出会いに恵まれましたね。

道の駅　白沢

とうとう寒さに屈しました。テントを建てる面倒さよりも寒さの方が脅威になってきた今日この頃。屋根があるところであればインナーテントだけ張ればいいのでまだ楽ですけどね。フライまで貼るとなると……おお、考えただけで撤収が面倒。キャンプ場なら朝せかせかしなくていいのでフライまで張るのもまだ許容できますが。

24時間休憩室があれば寝床を作る手間も無いのですが、残念ながらこの道の駅はなかっ……

ぎゃあああ！！！　情報コーナーあるじゃないですか｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡
日が暮れてから道の駅に着いたせいで見落としてしまったか……！

この道の駅、隣に温泉があるので人の動きがある駐車場には近づかなかったんですよね。情報コーナーはその駐車場のど真ん中にあるので気づけませんでした。24時間開いていたのかな……いや、過ぎたことはもういい……。

朝一でがっくり来てしまいましたが出発してしまえば忘れてしまう事です。昨日の寝床の事なんて興味はありません(･`_´･)

昨日いただいたバウムクーヘンをアツアツの紅茶で流し込み朝食とします。ホントにこんなに大量に食料を頂いてありがたいことです。チャリダーはいくらカロリーを摂っても足りませんからね。

食事を済ませたら出発。さらば道の駅　白沢！

道中おばさまからりんごの差し入れを頂きました。本当にありがとうございます。私の健康はりんごとトマトに支えられています( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

清々しい朝です。ハードな日光越えを終えてようやく今日から群馬本番という気持ちですね。いろいろ観光したいところがあるので楽しみです。

小さなヨーロッパ『ロックハート城』

その一つがこのロックハート城。ここは英国スコットランドより移築・復元された本物のお城。その景観は群馬とは、いや、日本とは思えないほど異国情緒に溢れたものです。ドラマのロケ地にもよく使われるお城で、特に仮面ライダー作品では「いつものお城」と呼ばれるくらいお馴染みのロケ地です。

近くに寄った際にはぜひ一度見てみたいと思っていた観光スポットです。

こんな山奥にあるとは聞いていませんでしたが。標高を300mくらい上げてきましたよ。いろは坂の約半分。ようやく日光を抜けて来たかと思ったらまたこんな登坂を……｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡

まあ到着してしまえばこっちのものです。大休止がてら中を楽しませてもらいましょう。

受付でチケットを購入したらーー

はい異国。美しいロケーションですね。

ロックハート家の歴史は、スコットランド独立の英雄ロバート・ブルース王に仕えていた騎士としてスコットランド史に刻まれています。ロックハート城は1829年、エディンバラの南西約50kmに建設されました。

城壁

この城壁は、スコットランドとイングランドの国境地方の有力な領主であったロックハート家が、その領地であるワイゲットショーを護るために築いた砦の城壁をモデルとして建設されました。

登ってみるとこんな感じ。16世紀に築かれた高さ3mほどの城壁には、大砲や鉄砲のための穴であるガンルーフが今も残っています。

スプリングベル

高さ20mの鐘の塔。

恋人の聖地的な場所です。

螺旋階段を登っていくと

最上階に到着。

ロックハート城が少しだけ見えます。

好きなアングル。

スプリングベルから眺める広場が良いですね。下りて本丸へ向かうとしますか。

ロックハート城

こちらがお目当てのロックハート城です！

すごい雰囲気。本物のお城のようです。本物のお城なのですが。

このロックハート城のすごいところは再現ではなく移築・復元なところ。イギリスにあったロックハート城は7カ月かけて約4000個の石にばらされ、シベリア鉄道を経由し日本に運び込まれました。1993年4月6日、遂に群馬県高山村に復元。こうして多くの観光客を呼び込む群馬の名所となっています。ヨーロッパの城館の移築・復元自体、このロックハート城が日本で初めての試みです。