【141日目】仙台の激ウマ牛タン

本日は大都会仙台市に入ります。東北においては唯一の政令指定都市。キラキラ都会の空気になじめず体調を崩すかもしれません(๑-﹏-๑)

目次

城山公園

エンカウント・クマの衝撃から一夜明け、城山公園からおはようございます。蔵王山からのルートに迷っていましたがやはり仙台まで行くことにしました。せっかくの日本一周ですからね。迷ったなら行った方が悔いが無いでしょう。一之宮もありますし(・`_´・)

蔵王エコーラインを思えばしばらくはどんな道も天国に思えますね。

伊達政宗に迎えられて仙台市入り。

行けると思ったルートが高架線を示していて現地で積むあるあるパターンにやられましたね。大迂回してルートに復帰します(っω<。)

竜ノ口渓谷 八木山橋

おどろおどろしい雰囲気のこの八木山橋ですが実際心霊スポットとして有名な場所のようですね。

転落防止のフェンスが高く、ネズミ返しに有刺鉄線までついていて、それがまた橋の陰鬱な雰囲気の形成に一役買っています。暗くなってからは自転車では走りたくないところです。

仙台城跡

仙台藩初代藩主伊達政宗によって造営された仙台城。

東と南を断崖が固める堅城ですが、将軍家康からの警戒を避けるためにあえて天守閣は設けなかったとされます。現在では城は消失し、石垣と再建された脇櫓があるばかりです。

鳥海山以来の再会

仙台城からの激坂下って仙台駅に到着。じつは仙台に行くことを決めてからSさんという方と連絡を取り合っていました。本日は仙台駅で待ち合わせ。このSさんとは約10日ぶりの再会になるでしょうか。

初めて会ったのは鳥海ブルーライン。そう、私が激坂に苦しんでいた時に水を差し入れてくださった方です。

ひのもと行脚
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その時に頂いた水、間違えて開封済みのものを渡してしまったようで、お詫びに食事でもごちそうしたいので仙台に寄るときは連絡が欲しいとメール頂いていたのです。

お水に関して翌日わたしが鳥海山に登っている間に新品の水と行動食を私が前泊していた山小屋に届けてくださっていたのでチャラどころかおつりがくるくらいなのですが。

お水云々は置いておいて旅先で出会った方と再会するというのはとても楽しいものなので是非に、と今日待ち合わせをしていたのでした。

牛タン焼専門店 司

無事にSさんと合流して連れてきてもらったのが駅から徒歩5分ほどの所にある牛タン焼専門店 司です。確かに仙台と言えば牛タン。土地の特産に疎い私でも知っています。

頂いたのは牛タン定食。厚切りの牛タンに麦飯、テールスープ。鉄板にして最強の布陣。たとえ今日が誕生日だったとしてもこんな贅沢な昼食は旅中には取らないだろうというような豪勢さ。非常に食欲をそそります。

さて牛タンの本場仙台で食うそのお味は……


ほこから

美味すぎるやろがい!!!




あと

柔ッわ!!!

米が一瞬で消えていきます。これが本物の牛タン……。この味は覚えたら身を滅ぼしてしまいます。それほど強烈に美味かったです。

最高の昼食でした。Sさんごちそうさまです。





食後は近くのロッテリアでティータイム。Sさんからはここら辺の観光名所のパンフレットをもらったり、近くの宿を教えてもらったりしました。美味い牛タン食べて、食後にお茶してと穏やかな昼下がり。外が曇り散らかしていることを除けば最高の時間ですね。




新たな出会い

30分ほどお茶をしてSさんとは別れました。お水の差し入れに始まり今日はお時間取って頂いてお昼ご飯まで、本当にありがとうございました!またいつかどこかで( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

松島はちょっと遠いので行くのを諦めました。そんな時、野宿先を探していたところに現れたのが小松島公園。ここで松島ノルマは達成という事にしますか。

小松島や
ああ小松島や
小松島や

おふざけなしに結構キレイな公園ですね。池の水が凪いで水鏡になっています。しかし東屋はあるものの人通りが多く、草ボーボーなので残念ながら野宿するには少し条件が悪いです。他の公園探しますか。

また簡素というかシンプルなバス停ですね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )








仙台市内をブラブラサイクリングしていたら日が暮れてしまいました。本腰入れて寝床を探すことにします。まあ天気も悪そうなので漫画喫茶でもいいかな……と思いながら自転車止めてスマホをいじっているとーー




「日本一周してるんですか!?」




と話しかけてくれたのはSe君
小学生にして旅好きで野宿をしながら自転車旅行に出たこともあるという猛者。すごすぎるでしょう( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

日が暮れて子どもが出歩くような時間帯ではなかったのでまさかSe君くらいの年頃の子に話しかけられるとは思わずビックリしました。習い事の帰りだったようです。

めっちゃほっこりしたのが何か私に差入れしようと持ち物一生懸命探ってこのフーセンガムをくれたことですね。私もロッテのふーせんの実ガム好きです。

ほこから

きをつけてね~

Se君が自転車に乗って去っていくのを見届けた後は再びスマホをいじって寝床探し。そんなこんなでダラダラと同じ場所に留まっているとーー



「おにいさ~~~ん!」


なんとSe君が戻ってきたではありませんか!
どうしたのと聞くと


「ガムだけだとお腹いっぱいにならないと思ってコンビニでカップラーメン買ってきたのでどうぞ!」


泣くわ。゚(゚^ω^゚)゚。
めっちゃうれしいんですけど、小学生ですよ。あの頃の100円200円の価値を思い出すと心苦しくも感じます。しかし良かれと思って差し入れしてくれたSeに言うべき言葉はまずは

ほこから

ありがとう!!!

だろうと。その後のアクションが非常に悩ましいところで。私の様な浮浪者のおっさんに小学生が身銭切って何かを与えるというのは危ない行為の様な気もするんですよね。私自身の気持ちとしては99%うれしい気持ちなのですが残りの1%の所でSe君を心配する気持ちが残ります。しかし縁あってこういう出会いに恵まれたわけですからSe君にとっても「なんかレアキャラみつけた!」くらいのいい思い出であってほしいなと思いました。という事でお返しという程のものではないですけど旅中にもらった小さな木のお守りを上げました。Se君ありがとう! マジでいつか日本一周に出そうな熱を感じました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )




その後は近くのマックでブログタイム。

寝床は何の面白みもなく快活クラブにしました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )











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