【38日目】本物の藍。本物のウニ。(2022-6-25)

野塚野営場からおはようございます。
この野営場で三回も夜を越したなんて信じられませんね。

昨夜は一番雨が強く、風は打ち付け、海はうなりと中々ハードな夜でした。
風邪の打ち付ける音が、キツネがテントを突いているのだと思って「ちょっと!」「もう~!」など声を出して威嚇するなどしていた深夜です(メ゚皿゚)

しかし嵐が明けるとこの快晴。
こんな晴れ空は久しく見ていないので興奮しました。

出発にはまたとない天気です。

目次

出発準備

手前:私 奥:タイガさん

私が6時ごろにのそのそとテントから出ると、隣にテント張っていたタイガさんはもう出発の準備が整っていました。

タイガさん出発前に写真を撮ってお別れです。

三泊四日間同じ場所での停滞。
旅先で出会った方とこれだけ長い時間行動を共にすることは初めでです。

旅の話や将来の展望などこの期間でたくさん話すことができて楽しかったです。
人気のない雨の海岸で長い事停滞で来たのもこの出会いあってこそ。

とても思い出深い野営でした。
名残惜しいですが次の再会を祈ってさようなら!
またどこかで( •̀ᴗ•́  )

タイガさんが出発してからテント片付けて寝袋ともども乾かします。

湿気の多い3日間でしたから、もうすべてをカラッカラに仕上げましょう。

それにしても海が青すぎる。

青いというより藍い。

曇っている時に見る海はこんな色ではありませんでした。

天気によって景色も変わりますね。
今度は四季によっても変わってくるのでしょう。

その土地の魅力というのは一度旅行に行っただけでは網羅しきらないなというのを、この旅でひしひしと感じます。

7時ごろにはキャンプ場にどんどん人がやってきます。

この三日間、全く人気が無かったのに……。
土曜日と青天の力すごい……。

私などは、キャンパーさんに味噌汁を御馳走になる始末。

朝からこんな上等な食事を頂けるなんて……。

食料が尽きかけの停滞後ですから余計に美味しいです。

このあとコーヒーもいただいてしまいました。

こんな贅沢な朝食を御馳走してくださったのは、キッチンカーで日本を回っているというカオルさん。

やはり旅人。
旅人は旅人を引き寄せるなと思うことが最近とても多いです。

当ブログ『ひのもと行脚』の名刺をお渡しすると、なんとカオルさんからも名刺を頂きました。

旅中に名刺をお渡しして、相手からも帰って来るなんてことは稀ですからね(。◔‸◔。)

イタリア料理店オーナーシェフ歴20年。
どうりで料理がめちゃくちゃ美味しいはずです。

タイガさんと別れたそのすぐ後にまた素晴らしい出会い。
朝食に、ご縁に感謝です( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

ボケボケカラス
パキパキカモメ

さあ長いことお世話になった野塚野営場ともそろそろおさらばしましょう。

雨に苦しめられた3日間でしたがそれでもこの場所に無料キャンプ場があったことでとても助けられました。

晴れていればとても素晴らしいキャンプ場かと思います。

キツネに注意(メ゚皿゚)

積丹もそうですけど、北海道は本当晴れているとすべてが美しい。

やはり旅人の聖地と呼ばれるだけのことはあります。

今日のような天気だったならば神威岬もそれは綺麗でしょうね。

まあ荒天時の神威岬にわざわざ訪れる方もあまりいないと思うのであれはあれで味があると満足しています( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

ウニの本場でウニ丼を

本日最初の目的地は野塚野営場からほど近いところにあります。

積丹といえばウニですよウニ。

ウニの本場たる積丹でウニを食う!

これが神威岬に並ぶ、積丹での最重要ミッションです。

そもそもルート案に入っていなかった積丹半島。
羊蹄山が無視できずに小樽から倶知安まで南下したことで実現したこの積丹訪問ですが……

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