2023-6-16
私の日本一周のスタート地点である神戸港を再訪。初心に帰り再び大阪へ突入しました。去年は北海道へ急いでいたので観光もせずスルーした大阪。今回はガッツリ回りますよ。まずは摂津国一之宮『坐摩神社』。この神社では嬉しい出会いがありました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
水筒破損!
久々にスカッとした天気。まずは一昨日濡らしに濡らしたテントをカラッカラに乾かしていきましょう。その間に朝食を済ませます。
悲しいお知らせ。旅を始めた時から使っていたプラティパスのフタがぶっ壊れてしまいました。ベンチからうっかり落としてしまったんですよね。当たり所が悪くてこのザマです泣。
まあいい買い替え時だったかもしれません。普通のペットボトルのキャップで代用できますが、このプラティパスは北海道で使用してからエキノコックスが怖くってもう水筒のようには使えていませんでしたからね。必ず煮沸しないと気持ちよく使えなかったので新品に換えればまた直飲みできるウォーターキャリーとして運用できるでしょう。最後に北海道の水を入れてから一年経っているので気にし過ぎなのでしょうけれど(^-^;
日本一周スタート地点『神戸港』再び!
さあ公園を出発して一時間足らずで見えてきましたこちら!
神戸港!
来ましたねついに!
ここは私の日本一周のスタート地点! 最初にこの地に上陸してからもう一年以上たちましたか(੭ु *`∀´* )੭ु
懐かしい。これから日本一周が始まるのかとドキドキとワクワクがない交ぜになった不思議な気分だったことを思い出します。まさか一年経ってまだ2/3ほどの進捗だとは当時の私は予想もしていないでしょうね。゚(゚^ω^゚)゚。
三度ここを訪れるときが私の旅のゴールです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
覚えていますねぇこの日本一短い国道の標識。初日は気負い過ぎて何かブログのネタになるものはないかとパシャパシャ写真を撮っていたものです。現像が大変だからほどほどにしておきなさい。
あの頃、三菱倉庫前の交差点でルートを調べていました。青い頃の思い出……。
まあ今の私もまだまだ道半ばの未熟な旅人ではあります。慢心せずに日本一周を続けていきましょう。
神戸港から大阪に向かうのは当時と変わらないので、図らずも同じルートになる事たびたび。
西宮神社とか行きましたね。私は後ろの成田山には入れない、みたいな話をしたのを覚えています。
鳥居前で相棒を撮影。今回は参拝まではしませんでした。懐かしがるのもほどほどに先に進まないといけません。
野球ファンじゃなくても知っている甲子園を一目みて大阪へ向かいます。
名だたる野球漫画のキャラクターたちがお出迎えです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
今日は晴れているだけでなく雲の形も良いですね。夏を感じます。
鶏白湯soba『DURA麺TE』
12時を少し過ぎた頃にお昼ご飯。甲子園球場から1.5kmほど離れたところにある小曽根線のラーメン屋さんDURA麺TEで昼食にします。ドゥラメンテ……競馬?
看板にもあるように鶏白湯スープのラーメンです。基本メニューとして白と赤のスープがあります。私はピリ辛スープが好きなので鶏白湯赤のラーメンを注文。お値段950円也。
泡立った赤いスープに炭火焼鳥の黒が映えますね。正直に言うとチャーシュー代わりの炭火焼鳥は特別スープとマッチしているようにも思えませんが、焼き鳥は焼き鳥として美味いので特に気にはなりませんでした。
スープは辛さがありながらもまろやかな口当たり。好きなタイプのピリ辛ラーメンです。
替玉まで行きます。良い一杯でした。満足( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
機会があれば次は白を食べてみたいですね。
橋をいくつも渡る大阪サイクリング
食事が済んだら再び大阪めざしてペダルを漕ぎます。
この旅二度目の大阪へ突入です。去年はとにかく早く北海道に入りたかったので大阪はほとんどスルーでした。今回はじっくり回りますよ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
淀川……(メ゚皿゚)
去年は淀川の河川敷に大変苦しめられました。主に河川敷の花粉と車止め。
車止めはこういう自動車・バイクの進入を防ぐバリケードですね。過積載チャリダーも弾いてしまうのですこいつは。゚(゚^ω^゚)゚。
あと大阪は橋も多くて困ります。車道を走れたら大して辛くは無いのですが、そうでなければ階段のスロープを押して登らないといけませんからね。こういう橋が一つや二つでは無いのです(^-^;
距離が進まない割に疲れます。
休憩の免罪符に相棒を撮影。休んでいるのではありません。写真を撮るために仕方なく止まっているのです。仕方なく……(;’∀’)
まだまだ橋を越えますよ。
まだまだ……。
地味にキツイですねこういうのは。
橋を越えて通天閣などのある栄えたエリアに出てきましたが今度は赤信号がヤバイ。スカッとしたサイクリングが楽しめる場所ではありません。゚(゚^ω^゚)゚。
摂津国一之宮『坐摩神社』”で……”
赤信号まみれの市街地を抜けてまずやってきたのは摂津国一之宮『坐摩神社』。去年は北上を優先してスルーした大阪の一之宮、そのうちの一つです。驚きなのは坐摩と書いて「いかすり」と読むこと。初見でこの神社の名前を読むのは不可能ですね。通称が「ざまじんじゃ」なので字のままに読んでも間違いではありませんけどね。
しかしそんな神社の読みよりも驚きだったのが……
ほこからさんこんにちは~
坐摩神社の鳥居前にぱいそんさんがいたことです( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
ぱいそんさんは岡山での奇跡的なスケジュールの合致によってお会いすることができたTwitterのフォロワーさんですね。お住まいが大阪府という事で、岡山での別れ際にまた大阪でお会いしましょうと約束をしていたのでした。
一之宮参りなどの私事が終わってからお会いする機会を設けられたらいいかなぁ、とほぼノープラン気味に考えていましたが、参拝予定の坐摩神社にて待っていてくださるというサプライズでした( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
私自身、何時ごろに坐摩神社へ到着するかはあらかじめSNSで言っていたので、特に段取りなどはなくこうして再開することができました。そしてうれしいのが待っていてくださったのがぱいそんさんだけではなかったんですよね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
はじめまして~坂本です
ぱいそんさんと共に坐摩神社で待っていてくださったのはこれまたTwitterのフォロワーである坂本さんです。坂本さんはもともとぱいそんさんとSNSで繋がっており、そこ経由で私の事を知ってくださったブログの読者さん。坂本さんも大阪在住という事で、どこかでお会いできる機会を設けられたらいいなと思っていました。まさか大阪初日に叶うとは思いませんでいたね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
ぱいそんさんの自転車と私の相棒とでパシャリ。岡山で乗ってらっしゃった抹茶パフェ号とは違いますね。
今日の自転車は宇治金時号という抹茶パフェ号の前身。岡山の記事でも書きましたけど、こうしてキッチリデザインされた自転車はもはや作品ですよね。それに乗って外を駆けまわれるというのはとてもうらやましいです( •̀ᴗ•́ )
私の相棒はデザインを考えたわけでも、作品として仕上げたわけでもありませんからね。ただ必要なことを求めていったらこうなっていたキメラです。かわいいね(๑•̀ᴗ- )✩
坂本さんも自転車乗りですが本日は徒歩で来てくださいました。また機会があれば坂本さんの自転車も見てみたいです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
すみません引きとめてしまって。
神社の取材なさってください。
マジで取材という程の事ではないので気恥ずかしいのですが、拙文の肥しのために写真を撮りに境内へ入っていきます。お二方も一緒に入って三人で参拝です。
まずはいつも通り手水舎チェック!
こ、これは……!
ほこからさんこれ自動ですよ!
あ、本当だ
……
……私は気に入りませんね(←何こいつ)
あまりにもシステマティックな神社の設備には風情を感じなくてちょっとテンションが下がってしまう今日この頃です。
自販機から朱印が出たりとか笑
おっしゃる通りです。
時代の流れもありますから風情ばかり追求するわけにはいきませんけどね。コロナ禍によって手水舎から柄杓が消えたように……。
といっても自動手水もブログのネタとしては面白いのでOKです。手を清めたらお参りしましょうか。
坐摩神社の御祭神は神社の名の通り坐摩大神(いかすりのおおかみ)。
生井神 (いくいのかみ)
福井神 (さくいのかみ)
綱長井神 (つながいのかみ)
阿須波神 (あすはのかみ)
波比岐神 (はひきのかみ)
という5柱の総称が坐摩大神です。
創祀は諸説ありますがまたもや神功皇后絡みです。一番好きな皇后なので助かります( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
社伝によると、神功皇后が新羅から帰還した際、現在の天満橋の西方(石町附近)に坐摩大神を奉祀したことが起源とされています。たびたび雨乞いの奉幣に預かっていることから朝廷と深い関係にあった神社とのことです。
平安時代の「延喜式」には攝津國西成郡の唯一の大社と記され、産土神として今日に至っています。また朱雀天皇の御代、天慶2年(939)以来祈雨11社中に列し、以後たびたび祈雨〔雨乞い〕のご祈請・奉幣に預かりました。
神社のご由緒
語源も諸説あるものの、土地や居住地を守るという意味の「居所知(いかしり)」が転じたもののようです。
御神徳は住居守護・旅行安全・安産守護。坐摩大神は古くから皇居を守護する神であるので住居安全の御神徳。旅行安全に関しては、
にはなかの
阿須波のかみに
こしばさし
あれはいははむ
かへりくまでに
という歌が万葉集に残されています。これは旅立ちに際して坐摩神に行路の安全を祈願した防人の歌です。
安産守護は、神功皇后が応神天皇の安産をこの坐摩神社に祈願したことが始まりです。近代では明治天皇がお生まれになる際に宮中から祈願があった故事によります。
神職の手により紫陽花が育成されていてシーズン中は約30種・約300株の紫陽花が咲き誇ります。見頃は6月中旬あたりまでなので今がちょうどよい頃でしたね。
現在の鎮座地名は渡辺と称されますが、これが全国の渡辺・渡部等の姓の発祥の地なんですよ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
ビルの一階が社務所になっていて面白い。御朱印をもらって軽く境内を周って参拝終了です。
すぐ近くにビルに囲まれたデカイお寺があるんですけど見てみません?
見ます!
マジで大きくて笑いました。これは難波別院(南御堂)。手前の大阪エクセルホテル東急がデカい山門みたいになっていて迫力がりますね。
写り切ります?
は、入、入らーー
無いですね!
広角レンズに変えれば行けるかも……!
そしてカメラガチャガチャ弄って撮ったのが上の写真です。ありがとうタムロン 17-28/2.8 Di III RXD A046……。
この難波別院前でお二人とは別れたのですがだいぶ立ち話しました。話題は尽きませんからね。
そういえばぱいそんさん、わたし今日DURA麺TE行ってきましたよ
え、DURA麺TEたべたんですか笑
今日の私のお昼ご飯であるDURA麺TE、実はぱいそんさんのレポートを見ていたので寄ったんですよね。
https://note.com/python_ecomic/n/nf443cb61ef11
大阪だと「かん袋」っていう和菓子屋さんもめちゃくちゃおススメです
新たなグルメ情報も仕入れて大阪散策の指針が固まっていきます。
「そろそろ解散しますか」「ですね。そういえば~」の繰り返しでかなり長く引きとめてしまいましたがとても楽しかったです( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
今日はお二人とも時間を作ってくださってありがとうございました。またお会いできる時を楽しみにしています( •̀ᴗ•́ )
チベット料理屋さん『SNOW LION』
ぱいそんさん、坂本さんと別れた後は夕食タイム。宿へ向かう途中に見かけたこのSNOW LIONというチベット料理屋さんに入ってみました。
スノーライオンはチベット仏教における神獣で、チベットの旗に描かれている動物もこのスノーライオンなんですよ(๑•̀ᴗ- )✩
内装からしてもうチベッティー(そんな言葉はない)。
チベット料理屋さんに足を運んだのは個人的にずっと食べてみたいチベット料理があったからなんです。食べるというかドリンクなのですが。
それがこちらバター茶です。チベットなどの遊牧民族が日常的に飲んでいるお茶。日本人にとっての緑茶みたいなものです。バター茶の名の通り茶とバター、そして塩を入れて攪拌させた飲み物。チベットでは一日に10杯飲むのはザラとのこと。私も紅茶がぶ飲みの民なので気持ち分かります。私の旅は毎朝一リットルの紅茶から始まりますからね。そんな、異国でがぶ飲まれているバター茶がどんなものなのか気になっていましたが、とうとう体験できる日が来ました。まさか大阪で初体験することになるとは思いませんでしたが。
主食のバターチキンカレーも来たところでさっそく試飲。バターまみれの食卓だ。
念願のバター茶の味は……
かすかに甘い……塩味の方がわずかに強いか
バターの風には感じられる。口当たりはさっぱり目
見た目と名前からはミルクティーのような味を想像しましたが、そういうスイーツ的な飲み物ではありませんね。どんな食べ物とも飲める。これ単体でも飲める。まさに日本における緑茶の立ち位置。
美味いとか不味いとかの飲み物ではありませんね。当たり前にそこにあっていつでも飲むもの。チベットの民の気持ちを感じることができました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
バターチキンカレーは普通に美味しかったですけど、チベットならではかと言われるとクエスチョンマーク(。◔‸◔。)
夕食が終わったら夜の大阪を駆けて宿へ向かいます。本当にこの街は自転車で走るには向きません。゚(゚^ω^゚)゚。
これはピントが完全に外れた大阪の街。しかし何だかいい感じ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
宿に到着しました。どれが?という感じですが宿はーー
ここです。Osaka Nipponbashi Ultra Hostelというドミトリータイプのお宿。この細い扉が入り口なので探すのに少し迷いました。
ここはただ寝るだけですね。大阪みたいな大都会では野宿が難しそうなので先に二泊分宿を取っておきました。明日で大阪の用事が済ませられるか……あまりゆっくり寝ている時間はなさそうです(。◔‸◔。)
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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