道の駅 自然体感しむかっぷからおはようございます。
現在この道の駅で幌尻岳の天気待ちをしております。
今日一日天気が悪いので本日は待機ですね。
昨晩の雨がバケツをひっくり返したような豪雨で非常に迫力がありました。
これは幌尻岳登山ルートにも影響が出ていそうです。
テントの修理
待機とはいってもやることはあります。
しかも一番面倒くさいのが……。
雌阿寒岳でキツネに穴をあけられたテントの補修を行います。
その補修材を手に入れるために南富良野から日高山脈を迂回して現在占冠にいます(๑-﹏-๑)
まずはテントを縫いましょう。
作業はかなり時間がかかりましたがめちゃくちゃ地味なのでダイジェストで行きますよ。
縫製した後に
遥かなる遠回りをしてモンベルで購入した補修接着剤を塗り
完了!
作業が終わるころにはもうお昼ご飯の時間です(๑-﹏-๑)
かなり神経を使いましたが結構いい感じに補修ができました。
開けられた穴が大きすぎてリペアシート当てるだけでは覆えなかったので縫製必須でした。
しかし縫うだけだとそこから雨水が染みるでしょうし、糸がほつれてくるかもしれません。
それらを同時に解決するための接着剤仕上げ。
毒利器にしては美味く補修できたなと満足気です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
幌尻岳に至るルートが……
ネックだったテントの応急処置を終え、ようやく幌尻岳登山に集中できます。
昼ご飯を食べながら情報を集めていると各ルートがめちゃくちゃダメージを負っていることが分かってきました。
まず幌尻山荘のあるメジャールート額平川コースは以下のような情報が山荘から出ていました。
【2022年8月11日】 重要なお知らせ
過日の雨により、第2ゲート~取水ダム間の林道で大規模な路面の消失・崩落が複数個所確認されました。復旧工事が終了するまで登山を中止と致します。今夜には再び強雨、週末には台風の接近も予想されており、天候を見ての復旧工事となりますので工期は未定です。近日ご予約いただいているお客様には直接ご連絡しますが、何卒ご了承ください。工事の見通し等情報が入り次第更新していきます。
http://toyonuka.chu.jp/?p=70
【2022年8月16日】
http://toyonuka.chu.jp/?p=70
昨夜からの大雨で、道内南部の各地、土砂崩れや冠水による通行止めの情報が入っております(国道274号線日勝峠通行止め、道東道一部通行止め等)。平取町も警報が出ており本流の沙流川も近年になく増水、近辺でも小さながけ崩れが散見されています(国道237号線から豊糠に入る道道638号線も雨量が規定に達し通行止め中です)。明日から林道補修の工事が入る予定ですが、本日の天気の状況から、下記の林道崩落箇所以外にもさらにがけ崩れ等が発生している可能性もあり、先日よりも厳しい状況と判断しております。
額平川コースが完全にくたばっています。
メジャールートがこのありさまでは他のルートもどうなっているか分かったものではありません。
新冠陽希コースの情報を見てみると
緊急!! イドンナップ山荘までの林道通行止め
http://poroshiri.info/posts/news5.html
8月16日早朝からの大雨により、イドンナップ山荘までの新冠林道が多数の崩落や林道の決壊により、通行止めになりました。
今後、イドンナップ山荘に避難している登山者の方の救出のため、明日以降に森林管理署、北海道電力が協力し、仮復旧させることになっております。
林道の被災状況は明日以降に調査に入り、今後の通行についての協議がなされる予定です。通行に関する情報については、北海道森林管理署のホームページで必ず確認し、行動ください。
今週末に幌尻岳登山を計画されている方は、現在、平取町糠平コース、日高町日高チロロ林道からの二股コース、伏見岳からのルート、トッタベツ川遡上ルート全てが増水や林道崩落、消失等で登れなくなっておりますのでご注意ください。
『今週末に幌尻岳登山を計画されている方は、現在、平取町糠平コース、日高町日高チロロ林道からの二股コース、伏見岳からのルート、トッタベツ川遡上ルート全てが増水や林道崩落、消失等で登れなくなっておりますのでご注意ください。』
(。◔‸◔。)!?
私が登ろうと思っていたチロロ林道コースも!?!?!?
いや調べてみるまで望みは捨てられません。
チロロ林道はどういう情報が出ているのか。
掲載日 2022年8月10日更新
チロロ林道(北戸蔦別岳)現在、通行止めとなっています(林道入口のゲートが施錠されています)。
8月8~9日にかけての大雨の影響で、登山口5kmほど手前の路肩の一部が崩壊し、車両の通行ができない状況です。
登山道の状況は確認していませんので、登山届の提出など、十分な備えをしてから登山をするようお願いいたします。
ニュアンスが難しい……。
新冠陽希コースの情報では幌尻岳に登れるコースはもうないとのことでしたが、チロロ林道単体で調べてみると上記の記述。
車両の通行ができないだけで5kmの林道歩きを許容すればコース内に入ることができるとも読み取れます。これはダメもとで行ってみるか……。
まさかラスボスを前にしてそもそも登ることができないかもしれないという事態に直面するとは。
山深く、脆い幌尻岳の各ルートはこういう天災によってすぐ不調をきたすところも幌尻岳が『最も遠い百名山』と呼ばれる所以かもしれません。
登山口付近に行くことすら難しく、ようやく近づいたかと思えばすべてのルートが傷を負っている状況。
額平川、新冠は完全に沈黙。
チロロ林道も瀕死。
何という事ですか。
まあここでウダウダ言っても何も変わらないので明日現場を見てみるしかないですね。
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