【84日目】秘境チックな活火山『雌阿寒岳』(2022-8-10)

ライダーハウスあっけしからおはようございます。
今日はいよいよ雌阿寒岳登山!

この山に登るために厚岸で4日間天気待ちをしましたよ。
まあこのライダーハウスでの生活は楽しかったのでそれはそれで良かったのですが。

滞在中に何度か畑仕事をさせてもらって、その報酬として私を自転車ごと軽トラで雌阿寒岳に運んでくれることになりました。

釧路からバスでアクセスしようと思っていた雌阿寒岳。
煩雑な乗換をスキップして直で登山口まで連れて行ってもらえるのはとても助かります。
本当、色々と良くしていただいておとうさんには頭が上がりませんよ。

目次

ライダーハウスあっけし最終日

8:15 ライダーハウスあっけし

出発前におとうさんの畑で採れたきゅうりとトマトを持たせてもらいました。本当にここに来てから新鮮な野菜を、特にきゅうりをたくさん食べさせてもらっています。マジでカッパ状態。水飲むのと同じくらいスッと摂れるんですよ、きゅうり。

カッパ生活も終わりかと思うとなおさら名残惜しいですね。

荷物をまとめたらおとうさんの軽トラに自転車と荷物を積んでいきます。
まさか軽トラに私の相棒を載せる日が来るなんてね。
旅をしていると本当に何が起こるか分かりません。

いい意味でも悪い意味でも(。◔‸◔。)

9:10 釧路到着

文明の利器はすごいですね。
出発から1時間もしない内に釧路へ到着です。

おとうさん今日は釧路で用事があるという事でいったんここで別れます。
その間に私は朝食済ませたり、食料購入して時間を潰します。

雌阿寒岳は今回の北海道登山の中で一番登るのに時間がかからない山です。
なので午後スタートでも余裕もをって下山できる山ではありますね。

それもコース次第ではありますが。

あの軽トラに私の自転車が乗っています( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

2時間弱で戻ってくると言っていたので結構ゆっくり過ごせます。
イオン前でおろしてもらったので時間を潰すのに苦労はしないでしょう。

流石に映画を見るほどの余裕はありませんが(^-^;

予定通り飯食って登山と今晩の食料を購入してあとはマックで雌阿寒岳のコース見ながら過ごしていました。

11:00 釧路出発

予定通り2時間後の11時に再び合流し軽トラに乗せてもらいました。

天気は微妙に見えるんですけどところどころ晴れ間が見えていて結構期待持たせてくるんですよね。

12:50 釧路市丹頂鶴自然公園

道中、釧路市丹頂鶴自然公園を通りかかったのでおとうさんが寄ってくれました。
ここでは保護されたタンチョウを見ることができます。

北海道ではウマにウシに色々と動物を見る機会がありましたが、やはり「ここならでは」といったらタンチョウでしょう。ヒグマやアホのキツネは進んで会いたくはないです(๑-﹏-๑)

入場してさっそくタンチョウとご対面。生で鶴を見るのは初めてです。

ちゃんとカメラで撮影できるようにビュースポットが用意されています。一眼カメラを持ってくるんでした。カメラは今おとうさんの軽トラの荷台に乗っているので取り出しづらくって(^-^;

シュッとしてますね。特徴的な赤い頭もバッチリ確認できます。
この赤い頭は毛ではなく皮膚なんですよ。成長するにつれてこの赤い部分が大きくなってきます。鶏のとさかが赤いのと同じですね。怒るとこの赤い部分は大きくなるんだとか。

ダチョウの様な個体もいます。
これは雛、というよりはだいぶ成長していますがまだ白い羽が生えそろっていないので子どもです。

いやぁ堪能しました。野生のタンチョウはついぞ見られなかったので、丹頂鶴自然公園に連れてきてもらえて良かったです。通り過ぎるだけになるかもなと思っていた釧路でこうした観光ができて満足ですね。あとは雌阿寒岳さえ登れればOKです。

道中、ソフトクリームを買ってもらいました。いろいろしてもらいすぎる……。本当にありがとうございます。登山のエネルギーになりますよ。

ソフトクリーム食べたら再び移動。
お! あれは!

見えて来ましたね雌阿寒岳!
北海道の百名山の中では最も登るのが簡単な山ではありますが、このワクワク感は他の山にも全く引けを取りません。

登山口までもう少しです。

13:50 オンネトー国設野営場

本日の宿泊地はオンネトー国設野営場です。
ここは宿泊地でもあり雌阿寒岳の登山口でもあります。

が、今回はここからは登りません。
ここにテントを張ったら再びおとうさんの軽トラでもう一つの登山口、雌阿寒岳温泉へ向かいます。
つまり雌阿寒岳を越えてこのオンネトー国設野営場にもどってくるわけです。贅沢!

まさか雌阿寒岳をピストンしなくていいなんて!

自転車を下ろしてテントの設営を急ぎます。

結構いい時間になってしまいましたね。
4時間くらいで登れる山ですから問題ないと思いますが、こんなに遅く登り始めるのは初めてなのでちょっと不安ですねぇ。

オンネトー国設野営場出発!
雌阿寒岳温泉へ向かいます。車だとスグ。

14:10 雌阿寒岳温泉

登山口到着!
そしてここでおとうさんと別れです。

今日までめっちゃお世話になりました。
畑仕事やに美味い飯。たくさん面白いことをさせてもらってとても充実した5日間でしたね。

こういう出会いが旅の醍醐味だとつくづく思いますよ。
厚岸はまた訪れたい町になりました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )


雌阿寒岳登山

14:20 雌阿寒岳登山口

それでは雌阿寒岳登山スタート。

まずは鬱蒼としたアカエゾマツの森を登っていきます。
結構好きな景観ですけどね。草が無いのが歩きやすくて良いです。

雌阿寒岳は活火山。
当日登れるかは各自治体や気象庁のホームページにて。

火山は本当にタイミングを逃すと一生登れない可能性もありますからね。
「山は逃げない」の反証の一つが活火山。
モタモタしていると登り逃す山は多いのです。

二合目からはハイマツ帯。
木の根が張り巡らされているので足を取られないように注意が必要でした。

三合目からどんどん視界が開けてきます。
今日は曇りか……と思っていましたがどうやら雲が薄いようで結構明るい。
時間が経てば陽の光も差すかもしれません。

火山だけあって森林限界を迎えるのは早い。
四合目を越えた時点でもう森林限界は超えています。

とても見晴らしがよくてうれしくなりました。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド風に自撮り( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

左の湖、樹海に囲まれたオンネトーが見えています。

15:30 七合目

緑色も落ち着いて火山らしい褐色の景色が多くなってきました。
やっぱり私は火山が好き( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

これは曇り、なのか?
これはこれで良い天気のように思えてきました。
雲とオンネトーが輝いておるわい……。

九合目。ここまで来ると流石に高度感ありますね。

そしてこの九合目超えたあたりからさらに景色が一変します。

これよ。
雌阿寒岳火口内にある水たまり『赤沼』

いきなりこれを目にした時の感動ったら。
また加工がデカくてダイナミック。

火山はこの迫力がたまらないんですよね(੭ु *`∀´* )੭ु

キャッキャ(੭ु *`∀´* )੭ु
ここに落ちたら稜線まで復帰はできないでしょうねぇ。

噴ッ煙!!!

この地球の息吹を感じる瞬間がたまらない!
最高の遊び場ですねこの星は( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

奥に阿寒富士がチラリと見えて来ました。
山頂も近いです。

雌阿寒岳おもしろっ!
絶景絶景( ˶´ヮ`˵ )

16:00 雌阿寒岳登頂

雌阿寒岳登頂です!
期待以上に美しく楽しい山でした。やはり火山は良いものですね。

あと阿寒富士があまりにも綺麗すぎます。
綺麗な正円のお釜『青沼』と合わせるとより素晴らしい!

画になる景色とはこのことよ。

阿寒富士はシュッとした浅間山という感じがします( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
それにしても綺麗な山。「富士」の名にふさわしいですね。

美しさは蝦夷富士こと羊蹄山と張るレベルかも。

青沼は小さくて美し可愛い( ˶´ヮ`˵ )

この向こう側から登って来ていきなり雌阿寒岳の頂上ですから驚きますよね。
ずっと無心で歩いていたら突然これらの絶景ですから。

雌阿寒温泉から登る雌阿寒岳はサプライズ精神の塊です。

雲のわき方も嫌いじゃない。
やはりこれは『いい天気』のジャッジを下していいかもしれません。

雄阿寒岳(真ん中)

火山特有のこの異星チックな砂礫地は十勝岳を思わせます。
やはり火山はいい。夕暮れ時は特に現実離れした景色を見せてくれてねぇ。

さあ阿寒富士の麓が見えて来ました。
距離感がバグる……。

麓まではまだ10分くらい歩かないと着きません。

16:40 阿寒富士麓

登りにくい!!!

火山灰で覆われていて靴が沈み込みます。
一歩踏み出すごとに自重で滑って後退。
非常に難儀な道です。

ここはマジで十勝岳。

美しいですが登るのは楽しくない……。゚(´つω•`。)゚。

17:05 阿寒富士登頂

阿寒富士登頂!
20分くらいの登りでしたが道が悪くてとても疲れました。

しかし景色は最高よ……。
雌阿寒岳の掘りがえぐすぎますꉂꉂ(˃▿˂๑)

右には雄阿寒岳が写り、夫婦そろって阿寒岳を写真に収めることができました。

下山しますか。
陽も弱くなってきましたし。

いや、もうこれは完全にいい天気でしょう。
厚岸で天気待ちした甲斐があったというものですよ。

久しぶりの晴れが嬉しすぎてめっちゃどうでもいい写真を撮りまくっていて笑いました。何を写したかったんだ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

しかし流石に暗くなってきました。
これは下山前に完全に暗くなりますね。

もちろんヘッドライトは持って来ていますが……。

あまり良い行程の登山ではありませんでした。
14:20に登山を始めたのであれば阿寒富士は諦めた方がより安全ではありましたね。

積丹にいたときに「まだ空がうっすら明るい20時の空」を見て以来、北海道の夏は20時まで明るいものだという刷り込みがされてしまっています。

最近はそんな時間まで明るくないですし、山の中なら明かりがなくなるのは尚早いという事を忘れがち。今回も阿寒富士で少し余裕こいてしまいました。暗い山は歩かないに越したことはありません。

ハナからナイトハイクする気構えを持っていれば別ですけどね。

18:55 下山完了

下山完了!
雌阿寒岳から下りた時に撮った写真、暗かったので手振れしまくりで、「疲れから意識がもうろうとした登山者」になってしまいましたね。無事に下りられて良かったです( •̀ᴗ•́  )



実際今日はかなりアクションを起こしたので疲れてはいます。
はやくテントに戻って休みましょう。


・・・・・・


あとは飯食って寝るだけだ、と軽い足取りでテントに向かうとテントの端で何かがもぞもぞ動いています。

「えっ、変態?」

暗くてよくわからなかったのでその動く物体が不審者に思えて身構えてしまいます。
しかしそれは人間にしては小さすぎる。おそらく動物だろうと当たりを付けた頃に目も慣れてきました。

無人のテント。
ごそごそやってる動物。

……

…………



!?

キツネだァ!!!



ちょっ

待てよ(キムタク)

ハアアアアアアアアン!?!?!??(メ゚皿゚)





キツネエエエエエ!!!!!!╰(°ㅂ°╬)╯





キツネにテント食い破られていました。
ごそごそやっていたのは私のテントからナップザックを引きずり出そうとしていたから。

ナップザックの中は私の着替えですよ!
なぜそんなものを食い破ってまで引きずり出す……!

テントの中には食い物があると覚えているのでしょうか。

なんにしても腹立たしい話。
私のテント……。

こんな複数の大穴開けられてしまってはテープで補修もできませんよ。

一応テントをアルコールティッシュで拭いた後にガムテープで塞ごうとしましたが上手くくっつかず。くっついたとしてもガムテでは応急処置にしても心もとなさ過ぎますね。

とりあえず今日は晴れの予報なので浸水の心配はないだろうという判断を下しそのまま寝ます。
修理に出すのか、テント部分だけ買うのか。
その判断は明日することにしましょう。
新しく買い直すのだけは避けたい……! 山用テントは値段もバカにならないのです。


良い登山をした後にこんなどんでん返しがあるとは。
試される大地、やはり旅人を試さずにはいられないか。

アホのキツネはゆるさぬ。
やはり積丹で戦い抜くべきでした。゚(´つω•`。)゚。

しかし起こってしまったことはもう仕方がありません。
既に為されてしまったことに対してはただ『対処』があるのみです。

全ては明日の私に頼みましょう……。
おやすみなさい(๑-﹏-๑)






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