【409日目】土佐屈指の景勝地『桂浜』をゆく遍路道

2023-10-18

本日の見どころは月の名所『桂浜』。海の国・土佐の要衝で当時の領主・長宗我部氏にもかかわりが深い景勝地です。その歴史が近くの札所にも関係してくるのでお遍路と観光とで二度おいしいスポットでした。

青柳公園からおはようございます。この解放感よ。早朝散歩勢の目につく前に撤収して移動を開始します。

札所区間の長い修行の道場ですが、高知市内の札所は比較的間隔が短いので昨日と同じようにとんとん拍子で回ることができます。それも今だけと思い、観光を交えながらお遍路を続けていきましょうかね。今日はまずは三十二番札所からです。

目次

【三十二番札所】八葉山『禅師峰寺』

標識に従い三十二番札所『禅師峰寺』を目指します。実は昨日一度見ているこの標識。竹林寺のある五台山から下りてきたらこの標識が目に入ります。マクドナルドに行く為に昨日は右折して善楽寺方面に向かいました。現在、来た道を戻っている状態ですね。往復というのは山でもそうですけどあまり楽しくない……。

禅師峰寺まであと650mという所に来ましたがこの札所も山寺です。地元では「みねんじ」と呼ばれている禅師峰寺は峰山の山頂にあります。

山といっても標高82mですけどね。だからと言って楽ではなく、距離650mで標高を80m以上上げるというのはしっかり面倒です。

なので歩き遍路モードで行きます。自転車はお留守番。

さらに車道ではなく歩き遍路道から行ってみたり。こここそ『竹林山』でしょう! というような道ですね。

山門

5分ちょっとで山門に到着です。車道を自転車を連れて登ってきたら3倍の時間はかかっていましたね。

ここも人感センサー手水舎ですか(。◔‸◔。)

本堂

本尊:十一面観世音菩薩
真言:おん まか きゃろにきゃ そわか

禅師峰寺も聖武天皇の勅命を受けた行基菩薩が建立した鉄板のパターン。

海上の交通安全を祈願して建立されたということで、漁師たちからは「船魂の観音」とも呼ばれているとか。三方を海に囲まれた浦戸は上方との連絡、水軍の保有に適しており、戦国時代には長宗我部氏が桂浜の北に城を築くなど土佐の要衝でした。なのでこの寺は漁師だけに限らず、藩政時代には参勤交代などで浦戸湾から出航する歴代の藩主たちからも崇敬が篤かったのです。

大師堂

807年に弘法大師が訪れた時、禅師峰寺のある峰山が、天竺にある仏道の理想の山とされる補陀落山さながらの霊域であることを感じ、ここで虚空蔵求聞持法を修しました。またやってるじゃないですか虚空蔵求聞持法! たびたび触れていますけど虚空蔵求聞持法とは虚空蔵菩薩の真言を100万回唱えることで無限の記憶力を得られるという荒行です。一回やれば良いのではないんですかこれは!?

この時に土佐沖の海上安全を願って十一面観世音菩薩像を刻み本尊として安置。寺号を「禅師峰寺」と定めました。また峰山の山容が八葉の蓮台に似ていたことから山号を「八葉山」と定めたといいます。

陸の鼻先のような場所にある禅師峰寺。海の眺望は最高です。

次の札所はここから見える桂浜を渡っていくことになりそうです。

納経所

御朱印を頂いたら下山。

帰りは車道の方から行きます。クロックスで来ているので下りの山道は怖いですからね。

自転車を回収したら間髪入れずに次です。

NEXT☞ 三十三番札所『雪蹊寺』

次の札所までの距離:約7.5km
移動時間(徒歩):約2時間

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