【20日目】如砥如矢(とのごとくやのごとし) 新潟入りの試練『親不知』!(2022-6-7)

あまりにも深い眠りでした。

日本一周やっていると公園のベンチで野ざらしだろうが即寝てしまうくらい寝つきがいいのに、それがベッドの上で睡眠取れるとなったらもう永眠一歩手前の熟睡具合ですよ。

ここから動きたくない……。

ですがさすがにもう富山は発たないといけません。
余裕をもって新潟に入りたいですからね。

なぜなら今日は天下の難所『親不知も越えなければなりません(๑-﹏-๑)

ベッドに別れを告げて旅立ちの準備を始めます。

目次

新潟へ向けてレッツゴー! その前に神社行きます

屋内に相棒が要ることの安心感ったらないですね。

本当いろいろとお世話になりました。

泊まれる図書館 寄処〜yosuga〜さんにはぜひまた泊まりたいです( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

なんだか久しぶりな感じがします。

また今日から移動&家なき子スタイルの旅か~……。

それが旅でしょ!(メ゚皿゚)

朝ごはんをコンビニで買って行動開始です。

この団子めっちゃ好きです。
どのスーパー・コンビニにも100円くらいで置いてありますからね。

朝から降ったりやんだりで天候が読めません。
面倒ですが今日はレインウェアを着ながら行動しましょう。

着ると止むんですよね雨というやつは……

10分ほど走って到着しました。
富山最後の目的地!

その名も富山中教院

日本で一番小さい神社とされています。

恐ろしく小さい神社。
私でなければ見逃しちゃうね(宿のスタッフさんに教えていただきました)

手水舎もあって、神社なんだなという事を実感。

明治維新当時、政府は従来の神祇官に変わる教部省を設け神官を教導職に任じ民衆の教育に当たらせました。

そして宣教機関として中央に大教院。
地方には中教院、小教院を設置し、天照大神を奉斎として全国の宣教に当たります。

当時、新川県と称されていた富山県にもこの中教院が配されました。

興味をそそるのはなぜこんなに小さいのかという事ですが、もともとの中教院はこんなに小さくなかったんですよね。

大正14年に中教院が市電を通すのに邪魔だという事で鹿島町(護国神社の近く)に移転しました。

その後は第二次世界大戦の戦火で焼かれてしまったのですが、こういった中教院の由緒を知っている有志によってもともと中教院があった場所に神社を建てたらこうなったというわけです。


富山を出る前になかなか面白いものが観られたと満足気です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

新潟は長い!

移動を続けているとようやく青看板に新潟の文字が!

248km!?

新潟市までがですよ?

細長い県だとはわかっていましたが実際に日本をここまで自転車で来た身としてはどえらい距離に感じます。これだけで何県分移動できるのやら……。

移動日は当然ただ移動するだけの予定なのでブログの撮れ高の事を心配しがち。

何が言いたいかといいますと、ネタになるようなことを求めて変なことしてしまうんですよね。

代表的なものとしては『Googleマップを無視

この写真のように横断歩道渡って直進しろとGoogleマップは言っているんですけど……

左折した方が面白そう!

一面田んぼで広々とした感じがするので( •̀ᴗ•́  )

ナビに従っているだけでは本当にただの移動。

たまには自分の感性を信じて面白そうな方に舵を切るのが楽しい人生を送るコツだと思います( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )















愚か者がよ。

歩道は狭くてガタガタしていますし、車道も自転車が走れるほど余裕がありません。

こういうのが時間の無駄なのに、なぜ欲に身を任せてしまうのか……

10分ほど走って元のルートに何とか復帰。

川とはいっても河口付近。

ダイナミックな波が非常に見ごたえあります。

すごい”広さ”を感じますね。

空間の広がりがすごい。

周りに高い建物がないからかもしれませんが。

雨さえ降らなければこれくらいの空は涼しくて走りやすいのですけどね。

空が落ちてくるかのような雲の低さ。

高山にかかる雲は山が雲に突っ込んでいるという感じですけど、こういう低山を覆う雲は、空が山をつかみにかかっているようなおどろおどろしさがあって非常に好き!

剱岳に繋がっているんですか~?
(剱岳には別山尾根ルートと早月尾根ルートがあります)

ミラージュランドの大観覧車
高さは66メートルで富山湾と立山連峰が同時に一望できるのだとか。

野郎一人で観覧車も乙なものかもしれませんが今は先を急ぐとします。

堤防っていいですよね。

釣りがしたい。

なみなみとまぁ……。

雨降った時ここら辺がどうなるのか気になります。

蜃気楼、観たいものです。

諏訪系は諏訪大社までお預けですかね。

休憩休憩!
移動しっぱなしです。

20分ほど走っただけでもうミラージュランドの大観覧車がはるか彼方。

自転車って結構すごい乗り物ですよね。

ぎぎぎぎぎ……黒部!

宇奈月ぃ!!!

私に下ノ廊下を連想させるワードを見せるんじゃあないッ!
行きたくなっちゃうでしょう!

本当に誘惑が多い県でした富山県。
山を趣味にする人間にとってはそりゃ、ねぇ。

災いでもあり恵みでもある黒部の川。
日本一周中に相まみえることがこの先あるでしょうかねぇ。

曇天……

と思いきやこんな景色も見せてくれるから天気というのは分かりません( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

これだけ大した川なのに名前は『小川』。
慎ましい川よ。

今日の最凶ロードの名前が出てきましたね『親不知』。
少し緊張します。

あと空の割れっぷりよ!

右は曇天。

左は快晴。

本日の天気の不安定さ、伝わるでしょうか。

トンネルだ~!!!↓↓↓ とゲンナリしていると

エライ! 迂回路があるとホッとします。

比較的晴れ間が多くなってきました。

もうそろそろ夕方といった時間帯ですけど(16:10)

とにかく距離を稼ごう!と橋を渡って海岸沿いに出ると……






ああああああもう!!!






美しいなあ!!!




こういうのを見せられると立ち止まって写真を撮らざるを得ないのですよ!

スラムダンクOP『君が好きだと叫びたい』の踏切を思い出しました。
あれは江の島だったか。

相棒も入れて( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

何なんですかこの空の広がりは!

心洗われますよ全く……。

時が経つのを忘れます。

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