【170日目】まるで古代遺跡『藪塚石切場跡』

2022-11-4

お世話になりまくったあきやまさんに別れを告げて旅再開。今日は群馬観光としてかつての採石場『藪塚石切場跡』を観てきました。まるで古代遺跡。意図せず人の手によって生み出された自然アート、とくとご覧あれ。

目次

ありがとうございました! あきやまさん

旅立ちの朝。三泊もお世話になったあきやまさん宅からようやく出発します。またの再会を願ってここでお別れ……








の前に焼きまんじゅうを食っていきましょうか! 昨日の今日でもうおかわり。本当にはまってしまいました。

別れ際に


ほこから

最後に朝飯がてら焼きまんじゅう食ってから行こうと思います

あきやまさん

マジですか笑
じゃあ一緒に行きますか

ほこから

行きましょう行きましょう!




というやり取りがあり二人ともども二日連続の飯玉屋です( ´艸`)

焼きまんじゅうだけでは満腹にならないので焼きそばも注文。飯玉屋さんは焼きそばも売っているのです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

焼きまんじゅうも食い収めたところでようやく出発です。最後にあきやまさんと記念撮影。3日間も大変お世話になりました。泊めてもらったことでどれだけ助けられたか分かりません。

また群馬に行く時は焼きまんじゅうを食べに行きましょう! 来年は長野まで上がって東京に向かわないといけないのでまた群馬の近くに来る機会はある、と思います。

ではまたいつか(๑•̀ᴗ- )✩

三日も休むと体が旅人であることを忘れますね。30分も動けば積載車の扱い方も思い出しますが。それにしても道が神過ぎますね。自転車に優しすぎます。

なぜワークマンの写真を撮っているのか。いつも大変お世話になっております。今履いている靴もワークマンですしね。

藪塚石切場跡

えっちらおっちらと自転車漕いでやってきたのは藪塚石切場跡。そのの入り口に着きました。この辺りは起伏の激しい温泉街でかなり大変でしたね。大汗かいてしまいましたよ。

藪塚石切場跡の入り口周りには少ないですが民家もあり、貯水池もありで、それでいて人気のない山の中の様な不思議な雰囲気の場所です。

石切場跡へはさらに人気の無くなる森の中を進みます。

5分ほどで石切場には着くので、登山という程の事もありませんが足元には注意していきましょう。

明かりが無い時に来ると怖そうな道です。

石切場が見えてきました。これまでの道とは明らかに雰囲気が違います。

ほぉ~~~

これは壮観。石切場ですか。太古の建築物を思わせるような姿。圧倒されます。

いまから約2000万年前、堆積された軽石凝灰岩が火山活動によって隆起したものがこうした藪塚石となりました。

明治の中頃から小規模な採掘が行われていましたが、明治36年に藪塚石材株式会社が設立されてからは採掘はより盛んに。質は柔らかく細工が容易で価格も安価。建築物の土台や塀、熱に強いことからカマドとしても使われました。大正時代に最盛期を迎えた藪塚石ですが、水に弱く、中に小石が入っているため割れやすいという欠点がありました。同質の大谷石と比べると人件費もかかり段々と嫌われていきました。そうして昭和30年ごろに閉山のやむなきに至ったのです。

盛者必衰。いまやこうしたダンジョンです。風情があって部外者にとってはいい観賞物ですけどね。


というかここで大谷石の名前を聞くとは。旅で得た知識が繋がるのはこの上ない快感です。


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二段ジャンプなどの跳躍系アビリティを獲得してから探索可能になる序盤のダンジョンっぽさ(。◔‸◔。)

それにしても水はけが悪いのか水たまりが結構ありますね。

防寒目的で履いていた長靴がまさか長靴として役に立つとは思いませんでした。

天井には文字が書かれています。当時の作業員がつけた目印でしょうか。ここが石切場であったことが実感できます。

迷宮的で素晴らしいロケーション。実際特撮のロケ地などにも使われたことがるようですしね。

夜に来たらとても怖そう。

面白い場所ですがひと気は全くなくて寂しいです。今日は平日ですし天気が崩れる予報なので誰も出歩かないだけかもしれませんが。

そろそろ私も出ますか。

堪能しました。自然でありながら人の手によって作られた景色。彫刻などと違って作品としてあの外観になったわけでは無く、必要によって結果的にダンジョンのようになったというのが良いですよね。意図なくああした景観ができたことに関しては作為がありません。人の手が入っていながら”自然”とああなったのは人工的な自然美といえるのではないでしょうか。調和を感じます……( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )




明日参拝する神社の下見

予報通り雨に降られてびしょ濡れです。ちょくちょく雨宿りを繰り返していたらすっかり日が暮れてしまいました。

茨城に向かうために東に向かって走っていたところですが、現在は県境を少し超えて栃木県にちょこっと入っています。というのも参拝したい神社が県境ギリギリの栃木県にあるんですよね。

この神社は、一之宮以外では最も楽しみにしていた神社かもしれません。明日のお楽しみですね。

ライトアップのせいでしょうか。鳥居の向こうだけまるで昼。異界との境界線という感じでゾクゾクしますね。中に入ってみたいところですがここは明日のメインディッシュ。また雨も降りそうなので先に寝床を確保するとしましょう。

雨にはひどい目に合わされました。近くの公園でテントを張って野宿です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )











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