ピットからおはようございます。
ブログ書こうと思って写真整理していたら、この日はこの目覚めた瞬間の写真しかなくてひっくり返りました。
つまりこの日は引きこもってブログ書いた日です。
観光は明日に回しましょう。
これだけで記事を終えるのもつまらないので今回はこのあと挑む予定の百名山『幌尻岳』について書きましょうかね。こいつは北海道旅におけるラスボスです。
この幌尻岳が私の北海道旅における最後の百名山となるのですが、これはしっかり計算して最後に取っておきました。
というのもこの幌尻岳、「最も遠い百名山」とも言われるくらい山奥にあるのです。
具体的にどこかというと
ここ。
「北海道の背骨」こと日高山脈の山奥に鎮座しています。
その遠さから百名山最難関とも言われる幌尻岳。
北海道には行ったばかりの私からしたらとてつもない壁に見えていたこの山には、成長して一番最後に挑戦しようという思惑があったのです。ゆえにラスボス。
この幌尻岳に至るコースは3つ。
・額平川コース
ここは渡渉を十数回繰り返す上級者コース。というか上級者向けじゃないコースなど幌尻岳には存在しません。登山口から5時間弱の所に、期間中は管理人が常駐する幌尻山荘があるということで他ルートと比べると多少登りやすいコースのように感じます。多少ね(・`_´・)
・チロロ林道コース
コースタイム18時間越えの超ロングコース。水深は膝下程度ですがこちらも十数回の渡渉があるコース。何よりも道中に避難小屋・山小屋が無いという辛さ。ヒグマの巣窟で確実にテント泊が必要となる緊張感のある登山道です。たまに日帰りで行く方もいますがそんなレアキャラの話はここではしません。
・新冠陽希コース
百名山を一筆書きで登ったプロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが使用したルートという事で『陽希』の名前が使われています。登山口まで40km弱のダート道を進まないといけないのですがその時点でもうこのコースは除外。8kmのダート道で値を上げた斜里岳を思い出せ。
帯広から出たらもう幌尻岳に挑戦する体制に入るので、この3つのコースの内のどこかの近くで天気待ちをしないといけません。
前述の通り新冠陽希コースは登山口までの長すぎるダートにより除外。
残りはチロロ林道コースか額平川コースです。
理想を言うのであれば山小屋のある額平川から行きたいところです。
しかしこの山小屋は予約制。しかも登山口まではとよぬか山荘という山荘からのシャトルバスでのみアクセスが可能です。そのとよぬか山荘は素泊まりでも1泊4000円と貧乏旅人からすればかなりの高額。宿泊した翌日天気が悪ければ諦めるか連泊かの選択肢しかありません。
宿泊時期を自由に選べない不安定な小屋に、(個人的に)高額な前泊地。
私にとって額平川コースは金銭的にも時間的にも魅力的には思えないコースです。
となると消去法で私が利用するのはチロロ林道コース。
小屋の無いこのルートではテント泊必至。
そんな状況下で
アホのキツネエエエ!!!(メ゚皿゚)
キツネに私のテントを食い破られて今に至るというわけです。
このラスボスに挑戦する前にテントをどうにかしないといけないという問題を抱えてしまいました。
明日は帯広市内に出て観光&スポーツショップでテント補修に役立つなにかを探そうかなと思います。
補修テープ程度ではどうにもならないのでリペアシートでもあればいいのですがね。
モンベルとかじゃないと難しそうですが一応探すだけ探してみましょうか。
最善は尽くさねば(๑-﹏-๑)
という事で今日は停滞日。
ラスボスこと幌尻岳のルート選定と、そこで必要なテントに降りかかった不幸についてをまとめました!
書いているだけで気分が落ち込みますよ。
しかしこの試され具合もまた北海道の味。
笑い話にできる日が来ると信じて頑張ります。
それではまた明日( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
コメント