【23日目】寄り道にしては過酷すぎる!星峠の棚田!(2022-6-10)

快活クラブからおはようございます!

昨日は非常に密度の濃い一日でしたね。
その分体も疲れますが。

昨日は快活クラブに入った後にフォロワーのみかえるさんが訪ねてきてくださって、行動食などの差し入れを頂きました。

本当こんなプー太郎のために平日わざわざ時間を作ってくださって感謝しかありません( ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )
差し入れ、栄養的にも精神的にも大変旅のエネルギーになります。
疲れも癒えるというものです。ありがとうございました!

そんなことがあって快活クラブで休んだ昨日。
快活クラブのナイトパック8時間というのが安いんですけど、未だかつて8時間で出られたことがありません。

やっぱり睡眠時間だけで8時間は欲しいですし、風呂や洗濯、朝食まで摂っていると結局12時間パックになりがちです。

まあ体のリフレッシュが最優先なのでここをケチる気はありませんけどね。

さあそのリフレッシュも済んだことですしそろそろ出発しますか!

新潟での大目的、林泉寺・春日山城跡は見て回ったのであとは北海道へ飛ぶために新潟港に向かうだけです。

さっそく新潟港に向けてレッツゴー!

23日目開始です!

目次

目的地は新潟港ではありません……

新潟港に向かおう! という気持ちだったのですけどね……。

はい、またいつものやつです。

寄り道させてもらいます。

非常に悩みました。
どこに行きたいのかというと

星峠の棚田

というところなんですけど……。

これがねぇ……何とも美しくて。

元々知っていた場所ではないんですよ。

Twitterでタイムラインに流れてきた星峠の棚田の写真を偶然見まして、そんなとこあるんや~と調べてみたのが運の尽き。

何と新潟の景勝地、しかもこれから通る”こともできる”場所にあるじゃないですか!

しかしこの星峠の棚田、峠の名の通り山奥にある棚田で自転車で行くにはちょっとツライ。

海岸沿いからは外れるので新潟市までの最短コースからも逸れますしね。

夏の期間を北海道にあてたいという目論見からわざわざ新潟のフェリーで北の大地へ向かおうというんですから、早く新潟市に行くに越したことはありません。

予定になかった場所へわざわざ時間かけて辛い道を行く必要は正直ないのです。

しかし……


もう毎度のことで自分の思考の癖も分かってきましたが、迷う時点で8割がたやるんですよね(=_=;)

なぎさドライブウェイも悩みながら結局停滞しましたし。

星峠の棚田いいな、と思った時点で行かなかった場合の悔いに耐えられないんです。

じゃあ行きましょうよ。
疲れそうですが!

星峠の棚田へ行きましょう

そうと決まればテキパキ移動!

謙信公通りの謙信公大橋を渡ってグングン進みます。

ようやく気付きましたが新潟、こじつけてでも上杉謙信と何かを絡めようとしていませんか?笑
どこでも謙信の名前を見ます。

ガス缶が切れそうなのでダイソーで購入。

ガス缶、ウェットティッシュは消耗品なのでダイソーには度々寄ります。

ちょうどお店が密集しているのでダイソーで買い物を終えた後はそのまま徒歩で昼食を食べに行きます。

本当、駐輪の手間が滅茶苦茶かかりますからね。

出来るだけ停めたくないですし、停めたらできるだけ停めたまま行動したいのです。

自転車に取り付けているカバンに南京錠でロックして、そのあとカバーかぶせて、チェーンで自転車自体をダブルロックしてと工程が多すぎて(๑-﹏-๑)

お昼はしゃぶ葉でしゃぶしゃぶ!

贅沢? いえいえそうでもないんですよ。

しゃぶ葉のランチは¥999(税込 ¥1,099)で食べ放題。
お肉は3皿だけですけどね。野菜はいくらでもOKです。

肉も良いですがとにかく野菜に飢えていまして。
ここぞとばかりに大量の野菜を摂取出来て大変満足です!

このランチもTwitterのフォロワーさんに教えていただきました。
情報源全部Twitterですね。

肉に野菜にたっぷり食べて元気いっぱい!
今日はかなり疲れる予定ですからね……。

元気なうちに行動終了したいものです。

田んぼ道は気持ちよく走れますがこういう砂利道にも案内されるので油断なりません。

パンクが怖いので押して歩くほかないのでね。

今日もいい天気だ空気がうまい!

いまだまともな雨しらず。
雨の日は進んで停滞しているからですが、そうもいかなくなった時に雨天走行の不快感に耐えられるかどうか……。

こういうポツンと神社は大変赴きあって良いですね。

道中意図せず立派なため池に巡り合いました。
その名も青野池

このため池は農林水産省が主催した日本ため池百選にも選ばれています。

遺跡調査によって、青野池は「この地域の米作の発祥の地」であることも判明しているのだとか。

全国的に農業者が減少し、従来の様な維持管理の継続が難しくなり、農業施設の保全形態の脆弱化が叫ばれる昨今。
この貴重で豊かな地域資源青野池を地域一丸となって守っているようです。

人の手が入らない雄大な自然も美しいですが、こうして人間が維持することで保たれる美も良いですよね。それには人の努力という物語性も付与されるので。

さあ移動を続けましょう! と思った矢先にまたいい神社!

雰囲気あっていいですねぇ!

人気が全くなくあまり管理されているようには見えませんが、すたれてるのとはまた違うアンティークな魅力漂う神社です。

今日はいい感じの神社を見かけることが多く一々カメラを取り出してしまいますね。

ほらまた!

草ボーボー。
剥がれた鳥居の朱。
伸びきった枝で名前を隠された額。

何もかもが味になっていますね!

そそられますねぇ!

かつては人の賑わいがあったんだろうなという事を考えるとしんみりします。
それがまた何とも心地よかったりね。

参る人がいるのだろうか。

いかんいかん。
色んなものに目が行ってしまいます。

まだ今日の難所の足元すら見えていないのに。

自動車道に迷い込んだ!?と一瞬ビビッてしまいます。

右車線に歩道があるのでそこを押しながらゆっくり行きましょう。

心を無にするのがトンネルでストレス感じないコツです。

10分ほどトンネルにいました。

福井県入る前のトンネルよりはマシですね。

全くいい鳥居だらけだ新潟は。

よっぽどくぐって参拝しに行きたいですよ。

思ったんですけど無職にまでなって日本一周を始めても結局時間に追われていますね。

本当に時間の余裕があるなら今すぐ自転車下りてこの鳥居をくぐれるはずなのに、今後の予定やら考えると移動を優先してしまって……

無職はお金はないけど時間はあるというのは噓ですね。
嘘というか正確ではないといった方が良いか。

どんな立場の人間であっても優先度の高いことにしか時間が使えない、という事ですかね。ここでこの興味を引かれた神社に寄る事よりも今は星峠の優先度が高いからスルーしてしまうわけで。

ここで寄り道できる人間が本当の意味で時間的に裕福な人間という事なのでしょう。
この人生、どうにかしてそういう人間になりたいものです……

夕暮れ時、星峠へ向かう道中で車に乗った職人さんに声を掛けられました。

私の日本一周の看板を見て興味を持ってくれたそうで、応援の言葉と少なくないお金を頂いてしまいました……!

自分も旅をしたいけど家族を支える立場だとなかなかね、と話す職人さん。

こういう言葉をかけていただく度に思いますが、仕事するなり、家族を持つなりして社会と関わりあいながら生きている人たちのなんと立派なことか。

それが大人の当たり前と言えばそれまでですし、無職だからと言って社会と無関係な訳ではありませんけど、やっぱり会社や家族のような自分以外の人間に対して果たすべき責任の重さは私とは比べ物にならないなと思いますよ。

そんな方々から応援だけでなく、なにかしら援助まで受ける。
趣味の延長みたいな自分の活動をこうして初めて会った方からサポートしていただける幸運には毎回感謝してもしきれません( ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )

本当にありがとうございます。

この旅で受けた恩を次の世代の旅人に還元できるような人間になることがこの旅の目標の一つです。

星峠の棚田への登りに入りました。

非常にキツイ!

とても漕いでは登れないのでずっと押しっぱなしです。

滝のように汗をかきますね。

毎回なぜ夕暮れ時に峠にいるのか私は。
前もこのセリフ言った気がします。

自転車で走るに適さない道路の王道パターン『植物が元気』

人は通らないんですかここは。

星峠の棚田到着!

坂に入ってから2時間弱かかりました……!

よくたどり着いたなとほめてやりたいですね自分を。

突発的に決めた目的地にしては手間がかかりすぎる場所でした。

しかしその分……

良い!!!

夕暮れの星峠の棚田!

朝方雲海が出ればさらに幻想的な画が期待できます!

何という面白い地形をしているんですか星峠。
これは多くの人がやってくるのも分かります。

展望台に登ったらここで行き止まりでした。

星峠宿、良いロケーションの宿があったものですね。

旅人には贅沢すぎてしり込みしてしまいますよ(๑-﹏-๑)

平日の日暮れ前にこんな山奥だというのに結構人がいるんですよ。

最近は暖かい夜を過ごしてきましたが、ここは標高が高いだけあって少し冷えますね。

寝床を見つけて温かい食事をとりましょう。



急遽決まった星峠の棚田。

本当にたどり着けるのかと心配な一日でしたが何とか無理なく到着できました。

あとは朝方の雲海に期待ですね。

早起きのために早く就寝。

22日目終了です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

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