2022-10-23
登山口に行くまでが最も大変! 久々の標高1000m越えでもう山登り前からグロッキーな那須岳登山でした。獲得標高もさることながら那須岳までの道が悪すぎる。゚(゚^ω^゚)゚。
道の駅 しもごう
道の駅しもごうからおはようございます。24時間開放の休憩室などはありませんでしたが風よけのあるベンチがあったので快適に眠ることができました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
良い朝です。本日は関東初の登山日。いい天気のように感じるのですがーー
午後から天気が悪い様なので急いで山に向かわないといけません。
という事で急ぎましょう。さらば道の駅しもごう。
道の駅を出てからは緩い登り。ずっと登りだと思っていましたが長い下り坂もあって驚きました。その分那須岳に向かうときに登り直さないといけないのでしょうが。
あと下りなのは結構なのですがこの甲子トンネルがめっちゃ怖かったです。全長4km超えというその距離にもゲンナリしますが、何よりも路肩を自転車で通行できないのが堪えました。反射板が歩道の上に立っているせいで荷物が引っかかって通り抜けられないんですよね。交通量めちゃくちゃ多いのに道路側を走らなければならないストレス。この旅暫定一番の凶悪トンネルです。
トンネルを抜けたら剣桂展望台で休憩。精神力削られました。福島県側からだと下りだったのでまだ良かったですけど、反対からだったらと思うと恐ろしすぎます。
名前笑っちゃいました。
キョロロン村バス停を越えてすぐ右折すると県道290号に入ります。ここから那須岳に向かって行くので傾斜が厳しくなります。登山前のヒルクライム、ハードだ……。
ヒルクライムのコツは無心。考えてもろくなことはありませんからね。
紅葉の色付きはまだまだ良いです。完全に紅葉前線と共に南下しています。飯豊山で見た紅葉はもうだいぶ枯れ葉色でしたけど、平地は紅葉真っ盛りのようで。
脱東北! 関東入り!
走っている内に栃木突入! 那須町に入りました。
そしてさらば東北! 素晴らしい山を、思い出をありがとう。登った山は13座と東北の百名山はあらかた登ることができました。
一応東北の百名山としては会津駒ヶ岳が残っているのですが、こいつは那須岳より南にありますしね。また山域が、他にも燧ヶ岳(福島県域)と、至仏山(群馬県域)などの百名山が沢山ある尾瀬エリアですから東北の百名山というくくりで登るよりは尾瀬に行く時にまとめて登りたいという事でスルーしました(。◔‸◔。)
栃木最初の道がこんな山道というのは過酷すぎる……もう体力が底をつきそうです。
しかし目的地が美しい……。こういうニンジンをぶら下げてもらわないと走れませんね。そんなこんなでやっと
ぐええええ!
ようやく、ようやくロープウェイまで。゚(゚^ω^゚)゚。
道の駅出てから4時間以上漕いでいました。3日分の登坂に匹敵しますよこれは。
ここに来た時点でもう精魂尽き果てているんですよね。那須岳ヒルクライムは朝っぱらから吐くかと思いました。
しかしここで野宿するわけにもいかないので登って街まで下らないといけません。三本槍岳まではギリいけそうではありますが本当にギリ。最近とても寒くなってきたので万が一にも山の中で夜を越す訳には行けません。ということで主峰の茶臼岳まで行ったら下山します。
チケットを買って
あっという間に山頂駅へ。それではさっそく登り始めますか。寒いので(๑-﹏-๑)
那須岳登山
12:40 那須ロープウェイ山頂駅
那須岳はめちゃくちゃ登山道が整備されていますね。ロープウェイが通っているようなところはどこも大抵きれいではありますが。
那須岳は三本槍岳、朝日岳、茶臼岳の総称で、特に主峰である茶臼岳の別称として使われています。茶臼岳は現在も活動を続ける活火山。茶臼岳西側斜面の無間地獄では今なお盛んに噴煙を上げています。
南月山ですって。弘法大師が登拝してから茶臼岳は月山とも呼ばれてきました。月山と言われると出羽三山の方しか思い浮かびませんね。
ロープウェイ駅から茶臼岳山頂まで30分と少しで行くことができるので、ガッツリ登山スタイルの人からジャージなどの軽装の方まで様々です。こういう所に私みたいなデカいザックで入るの少し恥ずかしいですね(・`_´・)
13:20 茶臼岳山頂
東北との涙の別れの後にやってまいりました関東地方。という事で関東編記念すべき一座は茶臼岳こと那須岳です。主峰の茶臼岳は今なお白煙噴き上げる火山。歩きやすく、ロープウェイでここまでのハイキングを楽しむもよし。ここから朝日岳、三本槍岳への縦走を楽しむもよしと、バリエーションに富んだ山歩きを楽しめる場所だなと思いました。
崩れる予報の天気もなんとかもってくれて助かりました。風が強すぎますがそれはいつもの事。風の通り道がいくつもある那須岳ではいつも強風が吹き荒れているようです。
右の尖がった山が朝日岳で、奥になだらかな三本槍岳があるのですが、この二つ名称逆だろと思います。
お釜をぐるりと回って那須岳の雰囲気を楽しみます。
朝日岳をバックにすると迫力満点ですね。クッ……登りたい。
朝日、三本槍まで足を伸ばす方々も相当に多いです。
朝日岳のこの懐のデカさ、百名山の方の朝日岳を思い出します。
画像引っ張ってきましたけどいう程似ていませんでした(。◔‸◔。)
う~ん、しかしどう見てもカッコいい……。次はバイクで来て三本槍まで縦走したいですね。宿題が沢山出来ていきます。
下山しますか。
山頂駅まで戻って来ました。荒天の予報を覆して気持ちのいい晴れ空でしたが、そうなると朝日や三本槍にも足を伸ばしたい欲がわいてきてモヤモヤ。しかし時間的にもかなり厳しいかったので主峰だけ獲ってサクッと下山です。旅中は山の中で泊まれないという制限が意外と厳しいですね冬。
ロープウェイ出発時間まで展望台からの景色を眺めます。このつづら折りを登ってきたんですねぇ。見ているだけで疲れてきます(๑-﹏-๑)
15:00 下山
という事で登山終了です! ロープウェイ使っての2時間足らずの登山でしたがとても楽しめました。ロープウェイに着いた時点でグロッキーでしたけどね。二度と自転車では来ません。゚(゚^ω^゚)゚。
福島ふたたび
さらば那須岳!あとは下って街へ出るだけです。一生懸命貯めた標高が一瞬で溶けて行く……替えたばかりのブレーキシューが溶けていく音がします。゚(゚^ω^゚)゚。
スピードが出過ぎて全く止まる余裕がなかったので道中の写真はなし。
また福島に入ってしまいました。あの東北との涙ながらの別れは何だったのか。゚(゚^ω^゚)゚。
今日は白河市で泊まるとします。
日が暮れた頃に夕食。登山後のラーメンが一番”キ”きますね。
イオンを見ると安心感がすごい。
そして輪が書斎ことマクドナルドに到着。閉店までここでブログ書いて、近くの公園で野宿するとしますか。夜中雨っぽいのでしっかりした東屋を見つけなくては。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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