【176日目】八岐大蛇を見に行こう

2022-11-10

凄まじい彫刻の施された大曽根八幡神社。小さな八幡神社なのですがそこに彫られた芸術には大変感動させられました。神社の価値は規模や知名度だけではありませんね。旅としては千葉県に突入。ここも見るべきものが多そうな県です。

目次

凄まじき彫刻『大曽根八幡神社』

公園のトイレ横からおはようございます。この公園東屋があるんですけど昨日はカップルがおしゃべりを楽しんでいたのでそこにテント張ることを断念。仕方がありませんがそれが正しい東屋の利用方法よ……。青春に理解のあるチャリダーです。

今日はまずは神社参拝。訪れたのは大曽根八幡神社という、住宅街の中の特に珍しくない八幡神社。しかしかなり見どころのある神社なんですよここは。私は今回彫刻を見に来ました。

蛇口式の手水舎は初めて見ましたね。

拝殿からしてもう素晴らしい彫刻。

狛犬に

……何?

獏かな。

これだけでもかなり見ごたえありますがこの神社がすごいのは裏手にある本殿の彫刻です。

ただ本殿は朱の木柵で囲われているので隙間から撮るしかありません。彫刻撮影ガチ勢は脚立とか持ってくるんでしょうね。私も自転車移動でなければ脚立を持つのもやぶさかではありませんが……。

おまちかね。これが本殿の彫刻です。絶句……。

彫りが凄まじすぎるでしょう。向拝柱に巻き付く龍は圧巻です。

昇龍・降龍そろいぶみ。これは仏教における「上求菩薩、下化衆生」という教えを表したものと言われています。「厳しい修行をして悟りを求めようね、他の人に救いの手を差し伸べようね」という意味でどちらも習得することが肝要とされます。神社に昇龍・降龍がいるのは神仏習合の名残を感じさせますね。

今回特にそそられたのがスサノオノミコトによる『八岐大蛇退治』の彫刻。

彫刻の圧ですかこれが。八岐大蛇のおどろおどろしさ、寒気がしますね。なんだこの彫り込み……。




大変興味深い神社でした。寺社の装飾彫刻はとても面白いですね。知識をつければ「この彫刻は何何~」「あれは中国のあの古典をベースに彫ってる~」などより楽しめるのでしょうが、そちら側も奥が深すぎる世界。今の私では「ひょぇぇ……この彫刻しゅごい……」の感想が精一杯です。何事もさらに楽しむためには知識が必要ですね。無知なる私にもこれだけ魅せるくらい素晴らしかったという事でもありますが。

千葉入り

大曽根神社を後にして千葉入り。

ちょこっと東京都に入っていたようです。慌てるな東京。お前はあとでじっくり料理してやる……。

船橋市に入るともう夕方。今日はここらへんで野宿になりそうです。

イオンでパソコンでもいじりながら時間を潰そうかと思いましたが無料の駐輪場が見つからなくて断念。駐輪代を払うは全然かまわないのですが、有料駐輪場は自転車止めに停めさせられるから利用しにくいのです。前輪だけを固定されると積載車だと重みでタイヤが歪みかねないので。

都会はこういう所が不便ですね。栄えるほどに駐輪に厳しくなって、有料駐車場でなければ駐輪場になかなかありつけません。これを不便に感じるのは大荷物括りつけているせいなだけですが。゚(゚^ω^゚)゚。

やはり私にはマクドナルドしかない……。閉店時間までブログ書いて近くの公園で野宿のいつものパターンです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )











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