北海道旅始まりの山である羊蹄山を見に再び倶知安へ。
ここからが私にとっての道南未踏の地。本日はそのまま長万部まで出ますよ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
羊蹄山ふたたび
倶知安の河川敷からおはようございます。
前回倶知安に泊まった時は無料のキャンプ場に泊まったのですが、少々町はずれにあるので今回利用するには少し面倒。
ということでこれまた前回「( ´_ゝ`)フーン あそこ泊まれそうじゃん」と目をつけていた河川敷の東屋にて一夜を過ごしました。
まさか2か月前に目をつけていた場所で寝ることになるとは思いもしませんでしたね。
そして目の前には羊蹄山!
昨日は暗くなってから倶知安に入ったので良く見えませんでしたが、今日はバッチリです。
まあ雲かぶってしまってはいますけど(꒪꒳꒪;)
それでも羊蹄山の神々しさにかげり無し。
北海道で登山した中ではこの羊蹄山が最も美しいと思います。
流石は蝦夷富士よ。
名峰にはその地域の名を冠した富士の別名で呼ばれることがありますが(利尻岳なら利尻富士といった具合)羊蹄山は蝦夷富士ですからね。こいつ一座で蝦夷、つまりは北海道を担っちゃってますからその美しさは推して知るべしです。
ここから私の北海道登山旅は始まったんですよねぇ……。
北海道編始まりの山を見ることができて満足です。
これで心置きなく北海道を出ることができます。
では、引き続き函館へ向かって進んでいきましょうか。
ニセコアンヌプリも綺麗ね。
今度はアンヌから羊蹄山を眺めてみたいものです。
ちなみに写真ど真ん中の東屋が昨日の宿です( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
さあ今日からは再び一度も足を踏み入れたことのないエリアへ入っていきますよ。
何だか久々に旅人の気分。
札幌のMr.Bicycle(ミスターバイシクル)を再訪してからここまでは知った道でしたからね。
羊蹄山比羅夫コースの登山口!
次登ることがあれば京極から登りたいものですね。
セコマの「京極の水」にはお世話になりましたから勝手になじみ深く思っているんですよ。京極。
しかし羊蹄山はデカい。
進んでも進んでも振り返るとそこにいます。
どれだけの人がこの羊蹄山を故郷の山としているのでしょうか。
山登りをしない方にとっても幼いころから故郷の景色の一部として常にあった故郷の山というのはあると思うんですよ。宮崎の都城出身の私にとっての霧島の様な。
これだけ見事な山容の羊蹄山は多くの地域から見えるでしょうから、この蝦夷富士を故郷の山としている人も相当多いだろうなぁ、とそんな取り留めの無いことを思いながら走っていました。
世界一のパウダースノーが降るとも言われるウインタースポーツの聖地ニセコです。
私も長野に6年ほど住んでいたので、そこでスノボを同期に誘われて始めて見ましたが、安いがゲレンデが固いスキー場がホームだったのでウインタースポーツは「痛いもの」という認識しかありません。ほんとコケると目から星が出ますよ。
ただスキーは新たに覚えたいという欲があります。
スキーというかバックカントリーですか。
スキー板もって雪山登って、下山は滑って下りてくるというあの『ズル』憧れます(なんという言い草)。
スノボはしばらくいいので誰か私をスキーに連れてってください( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
見るだけでゲンナリする直線ですがこんな長い直線も本州に行ったら中々お目にかかれないかと思うと今のうちに堪能しておくかという気持ちにさせられます。
振り返り羊蹄山。
全く山頂が晴れませんが雲のかかり方すら芸術的じゃないですか。
オシャレさんは帽子一つとっても着こなしが違いますね。
昆布駅(੭ु *`∀´* )੭ु
ネーミングが面白すぎます。
このあと笑っていられないくらい長い峠入り。
しばらく無心で登っていきます(꒪꒳꒪;)
がああ! 下り坂の終わりにカントリーサインを置くんじゃない!
50km/hでカントリーサイン通過して慌てて戻ってきました(๑-﹏-๑)
そのあとは青看板見てそのネーミングに笑った昆布駅通って
「日本一周やってるの!? そこの駅でフリマやってるから来て!」とおばちゃんに言われて駅に行ったり
行ったもののマジでフリマやっているだけで特に何もなかったり。
(私をフリマに誘ったおばちゃんの存在を確認できず)
試される大地が公式なキャッチコピーなのにフフッてなったりしました。
このキャッチコピー毎回笑ってしまうんですよ。試している自覚はあるのね、って。
美しいッ! やればできる子なんです北海道( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
でもこの天気は続かないんですよね。知っています。
黒松内入り。
アップダウンが多くてこたえます(꒪꒳꒪;)
うおお、良い東屋だ。
できることならばここに泊まりたい。
チャリダーは良い東屋を無視できません( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
道の駅くろまつないでお昼ご飯ーー
にしようと思ったのですが。
道の駅くろまつない、飯食うところがピザ屋くらいしか無いですね。
しかもMサイズのみの案内ですと(^-^;
もう少し我慢して他を当たりますか。
ピザに1500円払うならラーメンが食べたいです。札幌ラーメンが恋しい……
長万部入り
長万部に入りました!
読みは「おしゃまんべ」です。
北海道のトンチキ当て字に驚かされるのもあと少しだけなのか……寂しい。
カントリーサインのあやめ部分が色落ちして、いあいぎりで草むらを刈れた第3世代までのポケモンみたいになっているじゃないですか。
森 ꉂꉂ(˃▿˂๑)
森はそこらじゅうにありますが、という気持ちです。
なんと風情のある駅よ。
これでまだ使われている駅なんですから驚きです。
終電では利用するのちょっと怖いかもしれません。
長万部温泉郷までやってきたのでさっそく温泉入るか! と思ったところにーー
長万部の水柱
なんかすごい轟音が聞こえてきます。
音がする方にすすんでみるとーー
水柱が出ているじゃないですか!
長万部ってそんな観光名所会ったっけと調べてみると、これは8月8日に噴出したばかりの水柱。
昔からのものではなく最近現れたものでした。
水柱は林の中から凄まじい勢いで噴き上げています。
何も知らずに長万部ついたら水吹き出していて笑いました。結構ニュースになっていたようですね pic.twitter.com/lGcax4CKzY
— ほこから@日本一周125日目 (@fawtMT) August 28, 2022
この水柱、神社の敷地内で噴出しているんですよ。
追記
長万部の水柱は出現から1カ月経っても勢いが衰えず
水柱が噴出中の飯生神社
こちらが敷地内の松林の中でいきなり水柱が噴出してしまった飯生神社です。御神徳とは別の事で注目されている神社ですね。敷地内に水柱が立つなんてそうそうないでしょう。
飯生とかいて「いいなり」と呼びます。祭神は
我らが太陽神、天照大神(あまてらすおおみかみ)
国作りの大國主命(おおくにぬしのみこと)
いまいち聞きなじみのない倉稻魂命(うかのみたまのみこと)
です。
この倉稻魂命(うかのみたまのみこと)はお稲荷さんとして信仰されている伏見稲荷大社の主祭神なのですよ。「ウカ」は穀物・食物の意です。
飯生(いいなり)も稲荷から来ているのでしょうかねぇ。
1773年に松前藩が番屋を建て守り神として建立した事がこの神社の始まりです。
1816年、伏見稲荷大社より御分霊を勧請しました。これがお稲荷さんの由来でしょう。
1926年に長万部の南部藩陣屋跡地の高台である現在地に移転遷座。
まさか遷座した場所から水が噴き出すとはこのころは思いもしなかったでしょうね。
思わぬ流れで参拝の機会を得ました。
水柱の立っているところが神社の敷地内とあればお参りしない訳には行きますまい( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
温泉はいって夜ご飯
神社参りもしてようやく温泉です。
命の洗濯してきましょう。
丸金旅館の日帰り温泉を利用しましたが、ここら辺は温泉旅館が密集しているのでどこを選んでもいいと思います。
風呂上り後は寝床と飯屋探し。
長万部はカニ飯が有名みたいですがいま私は完全にラーメンの腹。
「ラーメン」でGoogleマップを検索します。
しかしあまりビビっと来るお店が見つかりません。
長万部は塩ラーメンが多い気がします。
さっぱり系も今の気分とは違うんですよね……。
ラーメンがないなら大人しくカニ飯食べるか、と思い調べてみると近くの店はもう店じまいしていました。トホホ(๑-﹏-๑)
結局セブンイレブンでパスタと揚げ物買って済ませました。
何だかいまいちパッとしない長万部訪問。
水柱を見てウケていたのがハイライトです。
地元の方からしたら本当笑い事ではないですよあれは。
特にここで何をしようとは計画していなかったので大人しく寝て明日に備えましょう。
102日目終了です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
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