【427日目】不調のお遍路『屋島寺』『八栗寺』

2023-11-5

お遍路を始めてから最悪の体調です。調子を崩す要因は思い当たる節が多くて特定できませんね。栄養バランスが悪かったのか、最近の寒さに適応できてなかったのか……。そしてそんな日に限ってトレッキングが必要な屋島寺八栗寺ですよ。涅槃の道場は全く楽々コースではありません泣

目次

体調がすぐれませんねぇ

一宮新池農村公園からおはようございます。人も少なく過ごしやすい公園でした。ただ明るくなるとともに

大掃除開始。日曜日のデカい公園は地域ボランティアの活動の場になることが多い印象ですね。

あと少し撤収が遅れていたらビックリしていたことでしょう( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

天気も良く爽やかな朝なんですけどイマイチ体調がすぐれません。十二番札所『焼山寺』へ向かう朝の様なダルさを感じます。困ったね。

【八十三番札所】神毫山『一宮寺』

次なる札所『一宮寺』は昨日参拝した讃岐国一之宮『田村神社』のお隣なので迷うことなく到着。

西門

仁王門じゃない方から来てしまいました。

大師がお出迎えしてくれる手水舎。

隣には薬師如来像の祠。この祠の中からは地獄の窯が煮えたぎる音が聞こえて、行いの悪い人が頭を突っ込むと抜けなくなるという伝説があります。ある時、意地悪おばあちゃんが「そんなことはないだろう」と思って祠に頭を突っ込むと本当に窯の煮えたぎる音が聞こえてきたので驚いて頭を抜こうとしたらどんなに力を入れても抜けなくなっていました。「もう悪いことはしない」と懺悔すると頭は抜けおばあさんは助かりました。その後おばあさんは健康で優しい人になったといいます。お話ですけどね。

本堂

本尊:聖観世音菩薩
真言:おん あろりきゃ そわか

一宮寺は大宝年間(701~703年)に法相宗の祖でありあの行基菩薩の師である義淵僧正が開創したと伝えられます。当時は大宝院と呼ばれていました。聖武天皇によって、全国に一宮寺が建立された際に讃岐一宮としてお隣の田村神社が建立され、大宝院は別当寺となります。後に行基菩薩が堂宇を修復し、寺号を一宮寺に改めました。

一宮寺は、一之宮神社の別当寺が神仏分離令によって札所として独立した寺院になったという四国他県の一之宮別当寺とは違うパターンで、神仏分離令の200年前には既に高松藩主松平頼常により別当職を解かれて完全な仏教寺院となっています。

大師堂

弘法大師が巡錫した際に聖観世音菩薩を刻んで本尊として安置。宗派も真言宗に改宗しました。

ここでまた納札が切れてしまいました。もう八十八番札所の分まで書ききってしまいましょう。

納経所

御朱印を頂いて参拝終了なんですけどちょっと境内のベンチで休憩。なんだか元気が出ません。5分くらいの休憩のつもりで座ったんですけど全然立ち上がる気分ではなくなって横になってしまいました。結局お寺を出たのはその40分後。風邪か……?コロナやインフルだったら非常に面倒ですが。

NEXT☞ 八十四番札所『屋島寺』

次の札所までの距離:約13.6km
移動時間(徒歩):約3時間50分

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