【119日目】五百羅漢と岩手語源の地

2022-9-14
岩手山・八幡平ロングトレイルを終えて本日は盛岡観光。というか岩手に入ってもう4日目になりますが初めての観光ですね。岩手入ってからは即登山だったので時間使っている割には岩手を堪能できていません。岩手山・八幡平は素晴らしかったのですが山は山として楽しんでいるので、その県にいるという意識は希薄です。「岩手県の山に登っている!」というよりは「登っている山がたまたま岩手県にある」という気持ちなので(。◔‸◔。)

という事でようやくの観光楽しんでいきますよ!
119日目スタートです!

目次

盛岡へ向かえ

おはよう岩手山。大冒険の末にピークを獲った岩手山に迎えられての朝、いい気分です。というか東北に来てからまだ一度も雨に降られていません。ありがたいことですがちょっと怖くなってきますね。半分くらい曇天だった北海道生活が長かったので少し困惑してしまいますね。

岩手山・八幡平ロングトレイル前に泊った道の駅と同じところに今回も泊まりましたが幸い職質はされず。ゆっく休めて体力も回復です。

ファミマで朝食たべながら今日の行程を決めます。あまり移動しなくていい日なのですが、それだと何もない日になってしまいますからね。どこか観光でもしますか。ルートからあまり離れない場所であれば。

進んでいる内に東京の文字が!
東京まで545kmですか。移動だけに注力すればもう1週間もしない内に上京できる範囲にいるんですね。

まあ東北編始まったばかりでまだまだ山に登るので、東京に到達するのは遥か先ですが、名前だけでも東京を感じられると少しうれしい気持ちになります( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

五百羅漢の報恩寺

何か観光しようという事でやってきたのが報恩寺。ここは五百羅漢像で有名なお寺です。

報恩寺は、1394年(応永元年)に創建されたと伝えられる由緒あるお寺。ここの見どころは「五百羅漢」。五百羅漢とは、お釈迦様の死後、あちこちから集まったという五百人の聖者。もとは生身の人間だけに、人間くさいリアルな表情をしています。

旅東北

山門。ご立派ですねぇ。

中門くぐって本堂へ。

お寺の中の雰囲気は良い……。法事の時のお坊さんの話とか好きなんですよね。法話ですか。

羅漢堂は拝観料500円。

羅漢堂に入る前にも色々なスタチューがありますね。

いかにも大昔の蔵といった感じの扉の向こうにお目当ての羅漢像が並んでおります。さてさてどんなものなのか。ではいざ!











あらららら(。◔‸◔。)

壮観ですねえ!

天井の龍が気になる(。◔‸◔。)

報恩寺の五百羅漢は、1731年(享保16年)から4年を費やして京都の9人もの仏師の手によってつくられたと言われており、全て寄せ木造り、漆塗り。

旅東北

仏教のありがたい像ですから厳かな雰囲気のものかと思いきや

めっちゃ和やか。

絶対に授業中に今週のジャンプの話してるでしょう。

現存する羅漢像は499体ですが、木彫りでそれだけの数が残っているのは全国的にも珍しいと言われており、盛岡市指定有形文化財になっています。服装からは印度・西域・支那の僧が連想され、マルコポーロやフビライハンの像と言われるものもあり、国際色豊かであることも特徴の1つ。

旅東北

完全に城嶋茂の「素人は黙っとれ――」じゃないですか(੭ु *`∀´* )੭ु

像の表情、ポージングが本当に十人十色。いや五百人五百色、ですか( •̀ᴗ•́  )

迫力スゴイ。

四方八方に羅漢像があって実際にこの空間に入ると圧倒されますよ。見やすいように写真の明るさを上げていますが実際は晴れていても堂内は暗く、そんな中でこれだけの像に囲まれると圧がすごいです。恐ろしい雰囲気ではありませんけどね。

満足しました。お堂全体に羅漢像が並んだ光景は圧巻でしたね。しかもその像たちが決して堅苦しくなく和やかなポージングなのが新鮮でした。

岩手の語源?『鬼の手形』

次にやってきたのは三ツ石神社。ここには鬼の手形があるんですよ。

鬼の手形は言葉の通り鬼の、手形です。
デーモンズ ハンド プリンツ イン ザ ロックス が神社にあるのです。
鬼は実在したのか……。

で、こちらが問題の『鬼の手形のある岩』です。鬼の顔抜きパネルがありますね。パネルと岩の感覚狭すぎて笑う。

岩二つしかなくない?

水滴石穿じゃないですけど小銭は岩をも割るようで。

こういう注意書き、神社ではしばしば見ますね、岩に限らず御神木に小銭詰めたり。
人間、ありがたいものの隙間には賽銭を詰め込みたくなるもののようです。

裏手に回ると隠れていた岩を見つけられました。三ツ石の名の通り岩が三つありますね。この岩に鬼の手形があるらしいのですが……







無い






いやあるのでしょうが全く見つけられません。私の後にも参拝客が5人ほど来たのですが全員

「どれが???」

という表情をして去っていきました。

鬼の手形のレプリカが社の壁にあるのでこれでお茶を濁すこととします。こんな手形本当に岩にありますか(๑-﹏-๑)

岩手の語源という説のある手形ですから是非見たかったのですが(。◔‸◔。)

昔この地方には羅刹という鬼が住んでおり悪さをしては付近の住人を悩ましていました。

人々は三ツ石の神にお祈りをして鬼を捕えてもらい、境内にある巨大な三ツ石に縛り付けました。

鬼は二度と悪さをしないこと、また二度とこの地方には来ないことを誓いました。
その証として三ツ石に手形を押させて逃がしてやりました。

この『岩』に『手』形を押させたことが『岩手』の語源という説があります。

また鬼が二度とやってこないことを誓ったのでこの地方は『不来方』と呼ばれていました。

いまでも不来方は盛岡の雅称として使われることがあります。鬼の退散を喜んだ住人たちは幾日も踊り、神様に感謝を捧げました。この踊りが『さんさ踊り』の起源と言われています。

レプリカの手形見れましたしそろそろ退散しますか。突発的な観光にしては有意義な時間を過ごせましたね。

八幡平からだとぼんやりとしか見えなかった早池峰山も盛岡から見るとさすが百名山の風格といった感じですね。次はこの山に登る予定です。しかし自転車でこの山の登山口まで行くことを考えると本当に億劫……。

現在11:45
かなり早いですがこれ以上進むと夜を越すのに適当な場所を通り過ぎてしまうのでここらへんで行動終了しますか。

ブログもたまっているのでパソコン作業もしたいですしね。我らが書斎たるマックで閉店まで作業します。

22時までマックで作業。マックを出てからは快活に向かいます。盛岡だいぶ都会で公園で寝るのは憚られますね。なまけて今日は旅人の実家で休もうと思います。

それではまた明日( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )











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