登山のための装備

私の旅の最も大きなテーマであった登山。重くて体積の大きい装備ばかりでしたがそれらのおかげで私の日本一周は素晴らしいものになりました。山は、良い( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
バックパック
登山三種の神器①
日本一周においては五つ目のサイドバッグという扱い方。私はカリマーのクーガーというバックパックを利用していました。容量は60Lあり、2泊ほどの登山であれば十分なサイズです。5泊以上になると流石に無理が出てきましたが。14泊はさすがに荷が重かったですね(ダブルミーニング)。
それくらいの縦走となると80Lほどのザックが欲しくなりましたが日本一周には明らかにオーバースペック。日本一周中という事を考えれば50Lあればテント泊にも対応できてそこまで自転車の邪魔になる様なサイズでもないでしょう。
Amazonでは私が使っているものは見つかりませんねぇ。これとか近いかも。
登山靴
登山三種の神器②
この旅中に登山靴は3足履き潰しました。1足目はもともと旅前から使っていたノーブランドの登山靴で2週間ほど旅した時に新しい登山靴を買ったので実家に送還。
そうして購入した2足目の登山靴も日本一周の前半で履き潰したので、後半はまた1足目を持ち出して旅に出ました。
北アルプス登山前に3足目を購入。1足目は長い付き合いでしたからね。ただ捨てるのではなくはお寺で焚き上げてもらいました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
登山靴はネットの情報だけでポチってはいけない装備の代表格。山道具はだいたいそうですが特に登山靴は専門店でしっかり店員さんに相談に乗ってもらった後購入しましょう。自分の足に合わない登山靴で山に登るのはリスキーすぎます。
登山にもいろんなスタイルで臨む方がいます。私も初登山はスニーカーだったのであまり偉そうなことは言えませんがサンダルや裸足で山に登る様な方を見て「どんな靴で登ってもいいんだ!」と思うのは非常に危険です。初心者が何かを始めるときにレアキャラを参考にしてはいけません。プロに見繕ってもらいましょう。
レインウェア
登山三種の神器③
三種の神器に数えられるほどにレインウェアは重要。雨から身を守ることはもちろん、登山におけるレインウェアにはさらに透湿性・防風性・耐久性・動きやすさが求められます。登山を想定していない安物のカッパで行ったら絶対にダメです。
登山におけるレインウェアは透湿性がキモで、天気の悪い寒い日でもレインウェアを着て動いていると体は汗ばんできます。こういう時に普通のビニールカッパだと雨で濡れることはありませんが汗で蒸れるとその湿気が逃がせずびしょ濡れになってしまいます。透湿性のあるレインウェアには、雨粒のような大きな粒子の進入は防ぎ、湿気のような小さい粒子は素通りできる孔が開いているので蒸れの問題も解決です。
このように便利な登山用のレインウェアですが非常に高機能なのでお値段がね……。
また登山用のレインウェアはジャケットとパンツに分かれたセパレート式です。ジャケットも高いですがパンツもいいお値段するのが財布泣かせ。登山メーカーからポンチョも出ていますが風が吹いた時に不利なので大人しくパンツも用意しましょう。
ヘルメット
穂高の岩稜地帯を歩くときだけ実家から取り寄せました。日本一周では岩場に行く時だけ用意すれば良いでしょう。自転車のヘルメットに登山のヘルメットもあるともうゴッチャゴチャになりますからね。゚(゚^ω^゚)゚。
ドリンクホルダー
ショルダーハーネスに取り付けられるドリンクホルダーです。飲み物へのアクセスが格段に楽になります。水分補給のために一々ザックを下ろさなくて良いので非常に重宝しましたね。
カメラキャプチャー
一眼を担いで山に登るのであれば必須といってよいくらい便利な製品です。ドリンクホルダーと同じようにショルダーハーネスにカメラを保持できる優れもの。撮りたい景色を目の当たりにしたときに即座にカメラを構えることができます。
トレッキングポール
日本一周に出る前はトレッキングポール(ストック)は一度も使ったことのなかった私ですが、長旅のために膝への負担はできるだけ少なくしておこうと思い導入。今ではストック無しの登山は考えられませんね。登るために必要な力を上半身にも負担してもらえるのでやはり膝にはとてもやさしいです。
1本ウン万円の高級なものもありますが2本で3000円弱のもので十分でしょう。ストックは消耗品だと思っているのであまり高級なものを持つのは怖いという思考です。コンビニで買ったビニール傘くらいのレベルで意識から消えるんですよね。置忘れで2本紛失しています泣。
個人的な感想ですが伸縮式よりも折り畳み式の方が荷重かけられて好きです。
その他
1 .コッヘル
2 .バーナー
3 .ガス缶
4 .テント
5 .グランドシート
6 .シュラフ
7 .カトラリー
8 .ヘッドライト
9 .テントライト
10 .帽子
11 .フリース
12.ダウンジャケット
インナー
草木をかき分ける藪漕ぎもあるのと、日焼け対策とで長袖のインナーを用意。真夏日もたびたびインナーを着て、その上にアロハシャツというスタイルで自転車に乗っていましたね。インナーは体に密着するので普通の下着と違って、汗で濡れた下着が肌についたり離れたりという不快感がありませんでした。
厚手の靴下
登山靴の中もかなり蒸れます。ウール製や化繊の靴下が良いでしょう。サイズの合っていない靴下は靴の中で寄れて靴擦れの原因になります。
財布(防水)
防水の財布でないと雨や湿気で札がへなへなになり、券売機でお札を通せなくなってしまいます(経験あり)。
お札だけジップロックで包んでおくという対策も可。
靴擦れ防止クリーム
長期縦走で役に立ったものの一つがこの靴擦れ防止クリームです。自分の登山靴と靴下の組み合わせが靴擦れするなんて大峯奥駈道4日目に初めて知りました。靴擦れを起こすほど長いこと山に籠ったのがその時初めてだったんですよね。これを教訓として14泊した南アルプス縦走にはクリームを持って行きました。かかとのトラブルはありませんでした( •̀ᴗ•́ )

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