こんにちは!
一昨日、昨日、と引き続いて本日も善光寺の御開帳へ行って参りました!
これまでのように長野駅の写真張り付けて
「もう見飽きましたよ長野駅~」
と書き始めたかったんですけど、マジで見飽きてしまって今日の分の写真を撮り忘れてしまいました。
最寄り駅の景色には飽きても善光寺に飽きは無し!
御開帳本番 開闢大法要行ってみましょう~!
開闢大法要
やはりこれまでの比では無いくらい参拝客が多いです。
御開帳自体は毎朝6時の朝のお勤め、お朝事で既に行われています。
もう朝から回向柱に触れての参拝は可能なので開闢大法要前から参拝客が沢山訪れているんですね。
この人だかりよ……!
住職方が本堂へと入っていきます。
開闢大法要は本堂にて浄土宗、天台宗それぞれが執り行います。
この法要をもってこれから88日間の御開帳の始まりが告げられるのです。
まあ前述の通り、本尊の厨子の扉が開かれるという意味での御開帳は既に済んでいるわけではありますが……
本堂内は撮影禁止なので外で待っています。
回向柱に触れる
回向柱から本堂へ伸びる白い紐。
「善の綱」と呼ばれるこの紐は本堂内で五色の紐に変わり、さらには金の糸となって前立本尊の右手中指に繋がっています。
これによって回向柱に触れることは前立本尊に触れることと同義となります。
ではいよいよ、建立から開眼まで見てきた回向柱に触れるとしますか。
私が並んだときは山門の下あたりが最後尾でした。
これがしばらくするととんでもない行列になります……!
行列になって多くの人々が同じ回向柱に触れていくというのは、かろうじて密閉でないだけで密集密接の極みですね。
しかし、触れる前にアルコール消毒があり、かつ回向柱は光触媒コーティングが施されているなどウイルス対策もしっかり行われています。
信仰あって宿る神秘とでも言いましょうか。
回向柱に触れ一心に祈る参拝客を見ていると自然と私の中からも本尊に対する畏敬の念が溢れてきます。
自分が回向柱に触れる番になってから、触れている間に何を考えていればいいんだろうとテンパってしまいました。
お願いごとをするのもなんだか俗っぽく感じてしまい、ただ「ありがとうございます」と念じて参拝を終えました。
何に対する感謝なんだ……
大香炉
回向柱に触れた後は裏にある大香炉の御利益にあずかろうと思います。
こちらの小さな屋台で線香を購入します。一束100円也。
線香に火をつけたらそれを大香炉の中に放ります。
この香炉からあふれる煙を浴びると、無病息災、病気平癒に御利益があるとされます。
全身に浴びてきました。
11時ごろになると参拝者がどんどんと増えてきます。
回向柱の行列には私は山門のあたりから並びましたが、この時間になると山門を越えて仲見世通りがほとんど埋まる勢いで人が並んでいます。
さすがは天下の善光寺。
その御開帳初日なだけあります。
山門拝観
さて回向柱にも触れたわけで、後この御開帳でやっておきたいことは本堂内陣での本尊参拝と御開帳限定の御朱印をいただくことなのですが、購入した共通参拝券(1200円)で山門にも登れるようなので拝観しようかと。
山門の拝観は特に御開帳時限定というわけでは無いのですが一度も登ったことがなかったのでこの機会に参拝しようと思います。
山門からの仲見世通りの景色です。
山門は内部の撮影はNGなのですが、外に向けてならカメラの使用が許可されています。
内部には、長押に四国八十八箇所の札所本尊の模刻したものが並べられています。
この山門を登楼することにより四国八十八箇所巡りをしたこととするような風習があったのではないかと考えられています。
松代群発地震によりいくつか落下して破損したものもあります。
数えてみたところ、13,35,43,62,71,72,73,81番の像がありませんでした。
山門から回向柱をパシャリ。
御開帳限定御朱印
せっかくの御開帳ですから御朱印もらおうと朱印帳を購入(1800円)
朱印は通常300円でいただけるのですが、御開帳特別御朱印は1500円。
超高級印ですね……
この特別御朱印は紙札でしかいただけません。
つまり自分の朱印帳に書いてもらえるわけでは無いので特別御朱印が欲しいだけなら朱印帳は必要ありませが……
300円で書いてもらえる朱印の方にも前立本尊御開帳の押印も押してもらえるんですよね。
どちらも欲しいので朱印帳も購入しました!
満足です(ほくほく顔)
おわりに
三日間通い詰めた善光寺の御開帳。
このあとも88日間、都度都度おおきな法要が執り行われます。
が、とりあえずは私の善光寺巡りはここでいったん終了です。
コロナ禍による延期などありましたが、ようやく参拝できた人生で初めての御開帳。
回向柱の建立式から開眼法要、そして今日の開闢大法要を経て前立本尊との結縁かなったことは大変良い経験となりました。
今回頂いた様々なご利益がこれからの日々を恵みあるものにしてくれるだろうという少しばかりの期待と、コロナウイルスの一刻も早い終息を願うばかりです。
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