こんにちは!
はい、また長野駅です。
昨日に引き続き善光寺御開帳の行事を見学してきます。
今日も本尊の御開帳があるわけでは無いのですが、それでも重要な法要が二つもあるので( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
その二つというのが
前立本尊御遷座式
回向柱開眼法要
です。
前立本尊御遷座式
御遷座式とは前立本尊を納めた厨子を御宝庫から本堂まで運び込むことです。
開始時間は15:00
時間に余裕があったので善行寺内の鳩撮りながら暇をつぶしていました。
法要があることに加え土曜日ということで結構な参拝客がいますね。
明日はこの比では無いのでしょうが……
御遷座式が始まりました。
圧倒的な人だかり!
御本尊を納めた厨子を白装束の男性たちが本堂まで運びます。
輿が山門をくぐりました。
山門手前から大迂回して本堂で待ち伏せ。
人がとても多く移動に難儀します。
後から本堂側に行ってもめぼしい場所はもう人でいっぱいなんですけどね(๑-﹏-๑)
階段の隙間からパシャリ。
輿は本堂で待ち受けていた一山住職が今度は担いで、内陣を三周したあと内々陣へとお遷しします。
関係者が全員本堂に入ってからはしばらく静寂の時。
このあと本尊の安置、飾り付けの後、回向柱開眼法要となるのですがそれまでが長かった……!
一時間以上立ち尽くしましたね。
本堂内で法要が執り行われている間に回向柱開眼法要の準備が進められます。
輿が本堂に入ってから70分ほど経った頃、関係者一同が出てきました。
回向柱開眼法要
回向柱開眼法要は回向柱を包んでいる白い布を取り払う法要です。
この法要によって回向柱に阿弥陀如来の魂が宿るとされています。
読経が始まりました。
厳かな雰囲気の中、回向柱に繋がれた綱が引かれます。
布がはだけますよ!
くる!!!
!?
鎌が出てきました!
こういう段取りなのか、単純に縄が絡まっただけなのか判断がつきませんね。
腕がつりそうです。
はだける瞬間が撮りたくてずっと構えているので(=_=;)
よしっ!
チラッ |д゚)
これが撮りたかった!(ちょっとピントが合っていない!!!)
奉開龕前立本尊奉開
と書いてあります。
梵字部分は宇宙の構成要素である空、風、火、水、地の意味があり、仏法が宇宙を照らしているということを表しています。
善光寺をバックにした回向柱は絵になりますねぇ……
御開帳前段階の行事も一通り終わりました。
後は明日の御開帳本番を迎えるのみです。
この開眼法要が終わってからはもう回向柱に触れられるというアナウンスがあったのですが、本尊が御開帳していない状態でも御利益があるのでしょうかね?
回向柱は善の糸で前立本尊の右手中指と繋がっており、その状態で回向柱に触れることは本尊に直に触れるのと同じだけの功徳があるとされるので、御開帳前に回向柱に触れて意味があるのかなとクエスチョンマークが浮かんでしまいました。
とにもかくにも本番は明日です。
七年に一度の盛儀、とてもワクワクします。
天気だけは崩れないでほしいですね……
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