2022-12-6
私が韓国出身みたいなタイトルですが今回登ったのは九州は宮崎、霧島連峰の主峰の『韓国岳』です。三日間の氷点下テント泊を経てようやく晴れに恵まれました。待っただけの価値はありましたね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
お久しぶりのお天道様
前日調べた限りでは今日の天気は晴れなんですけど、韓国岳は荒れるという予報だったんですよね。えびの高原はもう韓国岳だろというくらい近い場所ですが朝、テントの外を見て納得。
めちゃくちゃ快晴なんですけど韓国岳だけ雲にまとわりつかれています。えびの高原は快晴だけど韓国岳は荒れるとはこういう状況か。天気予報すごいな。
しかしこれだけ晴れていて停滞の選択をするのも引け腰過ぎる気がします。ここから見ると雲に覆われていますがライブカメラで見ると雨は降っていなさそうなんですよね。それどころか曇りというような暗さでもありません。
往復2時間ほどの山なのでダメならダメでリタイアすればいいか、と思い今日登ることにしました。
支度をしている内に韓国岳の雲も若干晴れてきていますし期待できそうです。
(レンズがめちゃくちゃ曇っていることに気づいていません)
足湯の駅のコンビニで朝食を済ませていきますか。下山後はこの足湯にも入りたいと思います。
登山口まできてようやくレンズが曇り散らかしていることに気づきます。防水のカメラバッグに入れていたとはいえ3日間屋外にありましたからね。曇りくらいするか。
水気が飛ぶまでスマホで戦います。
いやもう絶好の登山日和ですね。いつの間にか雲も晴れましたし。
火山ですからね。要注意。
韓国岳登山
10:20 登山開始
登山届を書いたらスタート。ようやく韓国岳にありつけます。
10:40 硫黄山火口展望所
噴煙としてはこと旅最大のものを見ました。やはり火山はいい。地球の胎動を感じるのはワクワクしますね。
11:00 韓国岳登山道休憩所
5合目にある休憩所。新しいですね。ヤマップの地図にも載っていなかったので最近できたのかもしれません。下山時に寄りますかね。今は早くこの青天の韓国岳の頂に立ちたいので。
5合目とはいってももうここから20分も歩けば……
11:15 韓国岳登頂
あっというまに韓国岳登頂です! いや素晴らしい天気!
見てくださいよこの見晴らし! 三日間天気待ちしたかいがあるというものです。
霧島連山の最高峰、韓国岳(標高1,700m)。遠く韓国まで見渡せるというその展望の良さからこの名前が付いたと言われています。由来も含めて「かんこくだけ」と呼び間違えてしまいますがこの山の読みは「からくにだけ」です。
南西山腹にある大浪池の美しい事よ。蔵王のお釜が見られなかった無念が晴れました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
何よりも高千穂峰と新燃岳の映る景色が素晴らしい!
奥のきりっとした三角が高千穂峰
そして古代のバトルフィールドのようなフラットな頭をしたのが新燃岳です。
韓国岳から獅子戸岳、新燃岳、中岳への縦走ルートは人気のある登山路の一つですが、霧島山系の火山活動の状況によっては登山や縦走が規制されることがあります。気象庁の噴火警報・予報や宮崎県小林市の防災情報などを事前に確認しておきましょう(現在霧島山系の縦走はできません)。
天気は素晴らしいのですが風は爆風です。風と真正面から向き合うと呼吸も難しいくらい。耳なんかは一瞬で凍えるのでフードを脱げません。半ズボンで言う事ではないのですが。この自転車旅のせいか足だけは全く凍えないんですよね。
素晴らしい山頂を楽しんだのでそろそろ下山しますか。
サクッと5合目まで戻って休憩。風がしのげるだけで助かります。
やはり小屋はとても新しいですね。快適に寝られそうです。下山に1時間かかるかかからないかというような位置にあるので、ここで行動終了するシチュエーションがあるかは分かりませんが。
12:20 下山
昼飯時には下山。2時間ちょっとで往復できる山ですがその満足度は計り知れません。天気を待って良かったです。
お前の全貌を明らかにするのに3日かかったぞ……。
テント場に戻って来ました。こんなに清々しい場所だったんですね。晴れていないと気づきませんでしたよ。荷物をテントに置いたら
私の臨時書斎を化していた足湯の駅にて足湯を堪能。それが本来の売りなのよここは。えびのに来て4日目ですが今日初めて入りました。極楽……。登山後だとなおね……。
えびの高原での大目的、韓国岳登山は終わりましたがこれから移動すると人気のないところで日が暮れてしまうのでもう一泊していきます。キャンプ場へ延泊の手続きに伺うと管理人さんからコーヒーをごちそうになりました。しばれた体に染みるぜ……。初日に受付した時から世話話で私が日本一周していることはご存じなので、今日がえびの最終日だと話すと餞別にコーヒーをくれました。ありがとうございます。4日間お世話になりました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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