【103日目】日本一危険な参拝『太田神社』(2022-8-29)

おはようございます( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
水柱すさまじい長万部を発ち函館へ……

と行きたいところですが今日は少し函館から遠ざかります。
目的地は日本一危険と言われる太田神社!

一之宮というわけでもないのですがとても面白そうな神社なのでずっと前からチェックしていたのです。

目次

目指すは東

長万部のバス停からおはようございます。
長万部では結構寝床探しに苦労しました。

すぐ近くに大きな公園があるんですけど、良い感じの東屋もなくキャンプ禁止っぽかったのでバス停に逃げ帰ってきました。人が来る前に出ましょう。

昨日泊まった時点で思ったんですけどこのバス停見覚えあるんですよね。多分いつものおいかわさんスポット。

ほらね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

https://oikawa1310.com/%ef%bc%98%ef%bc%94%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%9a%e8%87%aa%e8%bb%a2%e8%bb%8a%e3%81%a7%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%b8%80%e5%91%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%8f%e3%82%8b%e3%81%8b%e3%82%89%e4%b8%80%e7%b7%92%e3%81%ab/

出来るだけテントを使用しない限界野宿の先輩であるおいかわさんとはたびたび寝床がかぶります。旅人の嗅覚が自ずとそれらしい場所を見つけてしまうのでしょうか( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )




それにしても水柱の音がやかましい。
昨日は観光気分で楽しんでいましたけど、こんなものが生活圏にある地元の人の苦労はいかほどか。

3km離れた場所でも

ボッ ボッ ボッ

と噴き出す音が聞こえます(꒪꒳꒪;)
一刻も早く噴出が収まることを祈るばかりです。

朝焼けが美しい長万部を発ちます。
機会があれば今度はカニ飯を食べたいですね。

ちぃっ!
射程に収めた函館から遠ざかる苦痛よ。

今日は函館目指して南下するのではなく、西に移動して沿岸部に出ます。
行かねばならない神社があるのです(・`_´・)

今金町のカントリーサイン、め〜っちゃ可愛い!!!
利尻富士町のカントリーサイン超えて北海道カントリーサイン可愛い部門の暫定一位です。

ピーリとピーカはジュゴンの仲間「ピリカカイギュウ」をモチーフにしたご当地キャラクターです。
so cute……

美利河ダム

遺跡のような、要塞のようなダムだ……。

破壊地図(ハカイマップ)橋!?!?!?
北海道は思わずウケてしまう地名が多すぎますꉂꉂ(˃▿˂๑)

常にこの天気であれ
なんと美味しそうな雲か
汚れたままのキャラクター像はどこか狂気を孕んでいて怖い

いい天気なのでサクサク進めます。
その分汗もかきましけどね。

セコマによって少し休憩しますか。

10時のおやつに親子丼をいただきます。
ホットシェフで一番好きなメニューです。
コンビニで食える親子丼のクオリティではありません。

セコマ前でモタモタ食事していたら多くの方に話しかけてもらいました。
うち二人の方から大量に差し入れを頂いて……!

飲み物や食料大変助かります。ありがとうございました!

太田神社のあるせたな町入り

せたな入り!

セコマでお話しした方々に太田神社にこれから向かうと伝えるとほとんど「マジで!?」みたいな反応をされました。危険なところだという事は前情報で聞いていましたがどれだけ危ないところなのか(꒪꒳꒪;)

玉川神社

太田神社ではないんですけどこういう神社もそそられますよねぇ。
参道には引力がありますよ。「この先進んだらどんなところにたどり着くんだろう」というワクワク感が。

こっちも別の神社ですけど面白い。

鳥居が二つこの至近距離に並列に並んでいて、しかも交わらない。

暗く人知の及ばない異界への門という感じです( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

いやしかし

今日は雲の具合も素晴らしいですね。
これが夏。これが北海道。

岬の先のポツンと社

なんですあの奥にポツンと建てられた社は。そそるじゃないですか。

岩を飛び移らないと到着できない様な所かと思ったら、普通に歩いていける場所にあったので行ってきます。

立地が良すぎる。

名も何もないですがロケーションが最高ですね。
遠目でも一目見ただけで引き込まれました。

Googleマップ上では太櫓弁天社と記録されていますね。
弁天岬にある社ですから納得のネーミング。

これ以上先に行くと危ない。

あのトンネルから出たあたりでここを見つけました。
なかなか面白いところにある神社でしたね。楽しめました。

道草はここら辺にしておきますか。
太田神社参拝したあとは寝床を探さないといけないのであまりゆっくりもしていられません。いつものことですが。

ネコチャン!

『ネコが横断します
 徐行願います』

確かにね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

新潟の道を感じさせるんですよねぇ
今日は本当に雲が良い

奥尻島が見えております。
離島ももっと行きたいですね。しかし金がかかる。自転車も積むとなるとさらに、ね(๑-﹏-๑)

何の気なしに突入したこのトンネル……

長いよ!(・`_´・)
私の北海道旅で最長のトンネルだったかもしれません。

いろいろ道草食いましたが見えて来ましたよ本日の第一目標!

日本一危険な参拝『太田神社』

到着! 道南霊場 太田山神社!

太田神社で通っているので本記事でもその名で通します。

太田神社は日本海を直下に屏風の如くそびえたつ太田山、その北条付近の洞窟に本殿を構える神社です。北海道最古の山岳霊場である太田山は、今も昔も全国から参拝客がやって来ます。

初っ端からこのインパクト。
参拝させる気が無いでしょう( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

え、怖……。

この神社はほぼ登山なのでおにぎりチャージして行きます。

山地図アプリにも登録されていますからね(˃▿˂๑)

ではチャリもロックして準備が整ったところで参りましょうか。

あまりにも急すぎて笑います。階段から命綱が垂らされているなんて( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

急すぎる
ここを下るのかと思うと(๑-﹏-๑)

梯子まで出る始末。

岩を屋根にしたお地蔵様。

女人堂を抜けて

鳥居を再びくぐると……

太田神社の核心部。
また一歩踏むごとに軋むんですよこの道が。

ほんとによ:;(∩´﹏`∩);:

最後の関門である鎖場です。

落ちたら……
まあ崖下まではいかないでしょうけど大けが必至ですね。

このタイプの鎖場は好きではありません。
常に体が揺らされて神経使うので。

登山でも鎖場は多少経験してきましたが殆ど登攀の補助的な意味合いが強いものばかり。
基本は岩場にしっかり足を引っかけることを前提としているので変な足の置き方をしなければ体は安定するんですよね。

これは足も鎖にひっかけなくてはいけないのでどうしても体が静止できなくっていい気分ではありません(。◔‸◔。)

しかし登らねば始まらない。
何とか上まで来れました。

本殿到着!

ここが日本一危険な神社の本殿。
ようやくたどり着きましたよ。゚(´つω•`。)゚。


ようやくというのは麓からというのもありますが、北海道を一周してはるばるこのせたな町にまで来たという思いもあります。

日本一周本来の計画では函館から北海道の旅は始めようと思っていたので、この神社にはだいぶ序盤に参拝する予定だったんですよね。それが小樽スタートになり2カ月かけてここまでようやく……

という気持ちです。

凄い高度感です。なんてところに本殿を建てちまったんだよ……。

一眼と食糧入れたコンビニ袋が本当に邪魔でした。
ここは両手を開けて登らないと万が一が起こりえます。

鎖をがっしり握りしめ無事に崖からは下りられました。
結構急登だったのでここからも慎重に行きましょう。

太田神社じゃなくっても山は下山時が一番事故が起こりやすいですからね。

登りであれだけ急だった階段は見下ろすと崖かの様です。
一歩一歩油断せず下りていきます。

下山! この安堵感よ。こんなにハラハラする参拝は初めてです。
何かしらのライセンスが必要なタイプの秘境でしょうここは(。◔‸◔。)

スリリングな参拝でしたが、みんながみんなこんな登山をする訳ではありません。

太田神社には拝殿もあるのでそちらで参拝することも可能です。

せっかくですから拝殿の方でも参拝させていただきましょう。
太田神社、堪能し尽くしです。

あんなところまで登って行ったんですねぇ。
往復で2時間もかからない登山ですがとにかく危険なので集中力を使います。
無事に参拝を終えられて安心しました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

さあ日暮れ前に寝床を探しますか。

長万部にいた時よりも函館から離れてしまいました。
太田神社へ来たことで明日の行程が厳しくなってしまいましたが、そうしてでも来たかった神社。とても満足です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

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