【385日目】森あり草あり岩場あり『乾徳山』

2023-9-24

静岡に入ってからUさん宅でお世話になっている私。本日は車で何処か山登りに行こうかと誘って頂き、山梨県にある二百名山の乾徳山に連れて行って頂きました。森林から始まり、草原に出て、ちょっとした岩登りを経て山頂に至る非常にバリエーションに富んだ登山道を楽しめる名峰です。

目次

乾徳山に登ろう

8:00 乾徳山登山口バス停

おはようございます。本日は朝から山登り。静岡に来て最初の登山は二百名山の乾徳山です。

富士山じゃないのかよというツッコミもあるでしょうし、そもそも乾徳山は山梨の山だろというご指摘もあるかもしれません。現在、静岡ではUさん宅でお世話になっており登山も車移動なので登るフィールドは県内に留まらないのです。文明の利器は素晴らしい。あと富士山は南アルプスから下山したら閉山していました。゚(゚^ω^゚)゚。

駐車場から登山口まで結構歩くんですよね。

半舗装路の様な道を歩いて30分。

8:30 乾徳山登山口

乾徳山登山口にようやく到着。

序盤は樹林帯の歩き。傾斜もまあまあキツくて疲れますがよくあるタイプの道ではあります。

9:40 錦晶水

水場の錦晶水で休憩。行動食のカロリーメイトを錦晶水で流し込んでエネルギー補給します。この水、かなり美味いですね。

樹木が減って視界が開けてくると乾徳山の山頂が見えてきました。山頂だけ微妙に緑がありませんがそこが乾徳山の面白スポットである岩場です。まあそれは後のお楽しみですね。ここからは草原の緑を楽しむ山登りに入りましょう。

10:00 国師ヶ原

3ルートに分岐する国師ヶ原。近くに小屋があるのでトイレのために寄ります。ちょいとルートから逸れます。

かなりきれいな小屋でしたね。中も広くて快適な宿泊ができるでしょう。駐車場から2時間ほどで来れるここで一泊必要になるシチュエーションがあまり思い浮かびませんが。

用を足したら国師ヶ原に戻って再び乾徳山を目指します。

乾徳山と道満尾根の分岐点。ここら辺から祈願が良く見られるようになります。

広々として気持ちのいい道ですね。

岩が増えてくるとやや道も険しくなり始めます。鎖も出てくるようになりました。

斧で一刀両断したかのような隙間が特徴的な髭剃岩

梯子も登場。まだ山頂まではしばらくありますが、この時点で面白い岩に楽しませてもらっているので最後の岩登りがどれほどのものか楽しみです。

鎖を伝ってカミナリ岩を越えます。

カミナリ岩の上から見下ろすと中々に急峻に見えます。

胎内岩は迫力満点。

開けた場所に出ると狙いすましたかのような富士山。

最高のビューポイントですねここは。飽きるほどに見たと思っていた富士山ですが、見る方角を変えるとまた違った味わいがあります。飽きさせませんねぇ日本一の山は。

進んでいって見えてきたのは乾徳山の大トロ部分である鳳岩です。

この割れ目に足をかけてのぼっていきます。これまでの岩場と違って角度も高さもあります。

迂回路もあるので鳳岩を避けて山頂に立つ事も可能です。石鎚山の鎖場のようだ。せっかくですから登りは鳳岩から行かせてもらいましょうか。

油断はなりませんが足掛かりは多いですし鎖もあるのであまり恐怖はなく登れました。

11:30 乾徳山

鳳岩を登り切ったらすぐ目の前に山頂です。お疲れ様でした。

という事で二百名山が一座『乾徳山』登頂です。

この展望の素晴らしさよ。

360度見渡せる大パノラマ。

これは甲武信ヶ岳ですね。

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富士山や奥秩父の山々の景色を楽しみながら大休止。持って来たサンドイッチを食べて昼食とします。食後にUさんにお茶を入れて頂きました。天気のいい山頂で食べるサンドイッチにお茶、一番美味いやつですね。

乾徳山の山頂を楽しんだら下山します。

岩峰は下りこそ危険。慎重に参ります。

乾徳山と道満尾根の分岐付近まで戻って来ました。結構人が多くて岩場で待ちが発生したので時間がかかりましたね。安全第一、大変結構。

ここも富士山が非常に映えます。ナイス草原。

13:10 乾徳山・道満尾根分岐

さてここから登りとは違うルートを行きます。国師ヶ原に下りるピストンではなく、今回は道満尾根から下りる周回コースです。

草原に別れを告げ再び樹林帯歩き。昼の木漏れ日が気持ちいいです。

下りが急なのでこけないよう慎重に。

登山道外には有刺鉄線が張ってあるのでこけてツッコんだらエライことになります。

14:00 道満山

道満山に到着しましたが

特に展望はない樹林中のピーク。休憩することも無く通過です。

舗装路が見えてきたら

14:35 乾徳山登山口(道満尾根)

乾徳山登山口(道満尾根)に下山です。

ここから駐車場まで歩きます。

集落は見えていますし舗装路なので気楽な道です。

10分ちょっと歩いて駐車場に到着。乾徳山登山終了です!

登山後のお楽しみ『みとみ笛吹の湯』

登山後のお楽しみと言ったら温泉ですよね。そんなお楽しみも縦走となると我慢しないといけないことも多いですが今日は楽しませてもらいましょう。

どうでもいいことなんですけどこの温泉の隣が廃れた広場で

野宿余裕そうだなと思いました。癖として寝床を探すようになってしまっていますね。゚(゚^ω^゚)゚。

温泉最高でした。ちょっと湯船で寝かけてましたね。やっぱりシャワーだけではなくこうして湯船につからないと取れない疲れというのはあります。

三島市に戻る頃にはもう夕暮れ。

雲が全くない富士山を眺めながら帰路につきます。

夕飯はブロンコビリーに連れてきてもらいました。夜何か食べたい物ある?と聞いてもらったので

ほこから

静岡といったらさわやかハンバーグかな

と思いハンバーグをリクエストさせてもらいました。そうしたら「ブロンコビリーが美味しいよ」と教えてもらったんですけど

ほこから

なぜ釣り具屋!?(タックルベリー)

と一瞬勘違いしてしまいました(オチ無し)。

ハンバーグは笑っちゃうくらい美味しかったです。あとサラダバーが食べ放題なのがうれしかったですね。毎回行ってますけど旅人は魚と野菜に飢えているので( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

山に極楽の温泉に美味い飯、とても充実した一日でした。











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