【147日目】ほんとの空『安達太良山』

日本百名山にして火山たる安達太良山吾妻山磐梯山。今回挑戦するのがこの三座を結ぶ大縦走『ボルケーノトレイル』。本日はその第一座目である安達太良山を越えてきました。

初日はあだたら山ロープウェイから野地温泉まで歩いていきます。

目次

若宮公園

冬が近づき冷え込んできました東北地方。昨日は初めてカイロを使用しました。そろそろ野ざらしで寝るのはキツイか……。テントを張るのが面倒くさい系チャリダーです(๑-﹏-๑)

本日は百名山三座を一度に登るボルケーノトレイルの一日目。まずは昨日ルートを確認するために寄った二本松駅へ。ここからバスで安達太良山の登山口に向かいます。

二本松駅

二本松駅から奥岳登山口へ向かうバスに乗車。平日だというのにこの乗車率よ。

あだたら山ロープウェイ

奥岳登山口バス停まで来たらあだたら山ロープウェイ前で降ろされます。ここが今回の登山のスタート地点。このロープウェイを利用すれば1時間半ほどで安達太良山の山頂を獲れますが今回はこの一座だけが目的ではありませんからね。火山たる三座を通して歩くボルケーノトレイルですからスタート地点からもう自分の足だけでゴールへ向かって行きましょう。

ボルケーノトレイル①

9:40 登山開始

徒歩でゲレンデを上がっていきます。

10:30 五葉松平

全日雨だったからか土がぬかるんでいて登りにくい……。

ここら辺はガッツで登っていくしかありません。

10:40 薬師岳

薬師岳到着。

この繁盛の仕方よ。ロープウェイ山頂駅からすぐ近くの薬師岳。晴れていれば安達太良連峰を一望できるとのことでしたが……このガスだと厳しいですね。

10:45 ほんとの空記念碑

薬師岳すぐそばの『ほんとの空記念碑』へ。これが安達太良山の大トロ部分。

これが『ほんとの空』……!?
じゃあ、私が今まで見ていた空は、一体……。

ほんとの空」は高村光太郎著の「智恵子抄」に出てくる一節。高村光太郎の妻、高村智恵子が東京での暮らしの中で地元の空を思いながら言った言葉です。

智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。

『智恵子抄』 高村光太郎

空に限らずすべての自然物は、地元のものかそれ以外かの二択かもしれませんね。私にとっての『ほんとの空』は霧島の山の上に毎日出ている青い空のことかもしれません( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

安達太良山を代表するスポットの一つですねここは。私もほんとの空を見たくって安達太良山に来たようなものですから。ほんとの空がこんな曇天だとは思いもしませんでしたが。゚(゚^ω^゚)゚。

ほんとの空を拝んだら安達太良山山頂を目指します。道も狭いのであまりサクサクは移動できませんね。

山頂に近づくにつれて紅葉も目立つように。

それにしてもさすがは紅葉の名所。毎年9月下旬から10月ごろは登山客で大賑わいらしいです。ちょうど今くらいの時期ですね。平日でこんな天気なのに盛況ですよ。ロープウェイ山頂駅を越えてからは特に混みます。

しかしこんな不曇天であっても紅葉の色付きは素晴らしいですね。

美しい紅葉を眺めながらのんびりと登っていきます。

山頂はもうすぐ。

安達太良の山上に出ました。目の前の岩峰を登れば頂上ですが、ちょっぴり危ないので注意です。山頂標識は岩峰の下にもあるので無理に登らなくても良いですし。

岩峰には右側から回り込むように登っていきます。物の数分で登り切れるところですがトラロープや鎖場もある危ないところ。気を緩めずに行きましょう。






12:20 安達太良山山頂

ということで東北編10座目は安達太良山
10座て。もう北海道で登った山の数超えてしまいました。出来れば青天の『ほんとの空』が見たかったですが仕方ありません。ボルケーノトレイル自体は始まったばかり。この先晴れるときもあるでしょう( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

今日は曇り気味で気温も低め。半ズボンで行動していると周りからクスクス笑われるくらいには気温が低いです(・`_´・)

動いていると全く寒くないのですが。

遮るものが無いので見晴らしがとても良いです。雲め……。

岩峰から下りるルートは大渋滞。ゆっくり行きましょう。安全第一です。

大抵の登山客は山頂駅に戻っていきます。
が、私の戦いはこれから。このまま鉄山方面に進んでいって安達太良山を完全に越えます。そちらに進む登山客も何人かいますね。

鉄山に向かって進んでいくとこれまでの紅葉に満ちた植物の楽園的な雰囲気は鳴りを潜めて一気に火山っぽくなってきます。

皆さんくろがね小屋方面に行きます。鉄山に向かう人は一人もいません。ここからは私だけの戦いか……。

12:55 沼ノ平

この荒涼とした景色を作り出しているのが爆裂火口の沼ノ平です。火山の好きなところは風景が地球離れしている所。この異星感がたまらないのですよ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

沼ノ平は明治33年の大爆発によってできた火口で自然活動としては最近も最近。

安達太良山まで来たらぜひこの沼ノ平まで足を伸ばしてほしいですね。安達太良山山頂から10分ほどですし。そのままくろがね小屋まで行って温泉としゃれこむのも良いですしね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

13:30 鉄山避難小屋

鉄山避難小屋で休憩。くろがね小屋の方であれば年中湧いている温泉などあって快適そうなのですが今回はルートはずれるのでパスですね。ここから箕輪山方面に進んでいきます。

これからこの紅葉の海を泳いで箕輪山に向かいます。

景色は良いのですが藪が煩わしいです。

藪がある中でこの目の前の山を越えなくてはならないなど……。

14:30 箕輪山

箕輪山到着! ガス! 次!
鬼面山に向かいますよ!

箕輪山~鬼面山で何回転んだか分かりませんん。粘土質の土が濡れてツルッツルなんですよ。摩擦ゼロ。二度と歩きたくないです。゚(゚^ω^゚)゚。

再び紅葉の海を泳いでいきます。

むっ! 人間発見!
よくこんなコースを歩いていましたね……。

追いついて話を聞いたところ、野地温泉から箕輪山までのピストンだったそう。野地温泉は今日のゴール予定地ですから逆から来た方々だったんですね。

しかしいい山容ですね鬼面山
どこがオーガフェイスと思ってしまう雅な風体、好きですよ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

藪漕ぎはNO(・`_´・)

ボルケーノトレイルのゴールである磐梯山もうっすら見えています。ここからこのまま磐梯山に向かうことができればどれだけ行程が短縮できるか……。磐梯山の前に吾妻山に行かないといけないので今は離れるばかりです。






15:40 鬼面山

鬼面山登頂! しかし展望も特にないので先に行きましょう。

野地温泉の表記が見えてきました。もう温泉の建物も目視できますね。

パッパと温泉まで下りていきましょう。ここら辺は退屈な樹林帯です。

16:15 野地温泉

安達太良山登山口にでました!
あとは適当な寝床を探すだけです。

日帰り温泉はもう閉まっていましたが、こんな時間だとは結局入っている余裕はありませんでしたね。

テント張れそうな場所をさまよってとうとう磐梯吾妻スカイラインにまで出てきました。近くに廃墟のあるデカい駐車場があったので隅っこにテント張らせてもらいましょう。エンストした車が救助待ちでずっと停車していたので気まずかったですね(。◔‸◔。)

明日はいよいよ吾妻山入り。長い戦いですからゆっくり休みましょう。ボルケーノトレイル1日目終了です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )











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