2024-9-19
雲取山登山を終えた翌日。今日は休息日とします。ちょうど次に登る両神山の天気もよろしくなかったのでいいタイミングでしたね。とはいってもずっとネカフェなりマックなりにいるのも芸がない話。せっかくですから秩父を観光しましょう。じつは日本一周中に行き逃したスポットが近くにあるんですよね。その名も「珍石館」。人面石がたくさん置いてあるB級スポットを訪問してきました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
天気待ちかつ休息日
現時刻6時半。自遊空間秩父中央店からおはようございます。ブースの出入り口が細長いのでリュックが挟まってジタバタしました(なんでも報告)。
ブースが狭くて少し寝にくかったですがネカフェがあるだけ上等ですね。登山で疲れていたので屋内で休めて助かりました。
今日も武甲山がカッコいい。しかし今日は休息日。目的の両神山も天気が悪いですからね。天気待ちと休息日がかぶるのはとても都合がいいです。時間が無駄にならなかったような気持ちになれるので(▼∀▼)
じゃあ一日秩父で何をするのかというと、こちらも都合が良いことに自転車で日本一周した時に行けなかった気になるスポットが近くにあるんですよ。そこが開くのが10時からなので近くのマックで朝食兼ブログを済まして時間を潰します。
人面石だらけの「珍石館」
時間になったらバイクを走らせて目的地へ。
やってきたのはこちら「珍石館」!
その名の通り珍しい石を展示している、一応、博物館? というくくりになるところに行って参りました。
珍しい石というジャンルの中でも特に「人面石」を取り揃えている博物館で、何かの顔に見える石が山のように置いてあるらしいです。
もともとB級スポットとして有名な場所だったみたいですが私がここを知ったきっかけはとあるVtuberが配信で紹介していたからです。
はいいつもの、月ノ美兎こと委員長案件でございます。
いつもの
https://fawtblog.com/day173/
https://fawtblog.com/day180/
https://fawtblog.com/day391/
委員長は自分が実際に行った面白スポットをたびたび配信で紹介してくれるんですけど、その体験レポが私だいすきで、こうして旅の最中に近くに来たら訪問しようと心がけているんですよね。
登山翌日の休息日に、バイクで10分ほどの距離に委員長が紹介していたスポットがあると。これはもう行くしかありません。そんないきさつでやって参りました珍石館、さっそくお邪魔させて頂きましょう。
そう思ったら留守中の張り紙。出鼻をくじかれた感じですね。
しかし電話番号が載っているので連絡は付きそうです。
張り紙に書いてある番号に連絡すると館長さんと連絡が付きました。5分くらいで戻ってくるということなのでそれまで待っていることにします。よかったよかった。
待っている間に周囲を観察していましたがもうすでに塀の上に石が置いてあって、入館する前から出迎えられている感があります。中には一体どんな石があるのやら。ワクワクしてきますね。
ぴったり5分で館長さん戻ってこられて入館できました。入った瞬間からこの風景ですよ。圧巻。
しかし本当の展示場は2階にある様で、ちょっと準備が必要だから1階で待っているようにと言われました。あと
写真ばんばん撮っていいからね。SNSにもあげていいし
許可をもらう前にこう言ってもらいました。ブロガーとしてはありがたすぎますね。お言葉に甘えてたくさん撮らせて頂きます( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
いざ二階へ
準備が整ったら二階の展示室を案内していただきました。
すっげ!
人面石がびっしり詰まった棚がいくつも並んでいます。これはビックリしますね。
人面石にはひとつひとつ名前が付いているんですけど、これらの名付け親はこの珍石館にきたお客さんたちなんですって。
展示室とは別の部屋に保管室のような所があって、そこにはまだ名前のついていない名もなき人面石たちが沢山ある様なのですが、そういった名無しの石にお客さんが名前を付けてこうして展示室に飾られているのです。
ただご覧のようにもう展示台はパンパンで、これ以上新しい人面石を置くのはけっこう難しい状況になっていますね。一つの石に複数名前が付いている石もありますし。
すでに名前が付いている石であっても「俺はこういう石に見えるぜ!」ということを館長さんに伝えればその名札も展示してもらえるみたいです。
名もなき人面石たちはどのように集められているのかというと、自力で集めたものももちろんあれば、有志による持ち込みもあるようですね。はるばる外国から珍石館のうわさを聞き付けて持ち込みに来る外国人のお客さんもいるのだとか。または郵送で送ってきたりと手段は様々。人面石で繋がる世界の輪、いいですね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
シンプルに名づけが面白いので一つ一つじっくり見てしまいます。ハンターハンターのゴンさんとか笑ってしまいました。石の形を活かした名づけ、見事です。
しかし如何せん数が多いので全部網羅しようとすると一日かかっても観賞しきるかどうか……。
ウボァなんかまんまそれですね。これにウボァってつけた人、気持ち良かっただろうなぁ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
これなんかもうそれにしか見えませんもんね。右フック食らった人過ぎる。めちゃくちゃ面白い。
みんなのたあ坊いた!
これは委員長が珍石館に来た時に名もなき石に名付けた人面石です。本当に飾っていますね。なんだか感動。実際にたあ坊に見えるのがまた面白くて笑ってしまいます。
石以外にも館長さんはカメラが趣味という事でレトロカメラも展示してあります。
私はミラーレスカメラからカメラデビューしたので古いカメラは点で分からないのですがロマンありますよね。
展示室に飾ってある写真は館長さんが実際に撮った作品なんだとか。こういう写真を私も撮ってみたいものです。
珍石館の起源
最後にこの珍石館を始めることになったきっかけともいえる石について館長さんから説明をしていただきました。
この祀られている人面石がこの珍石館最初の人面石なんですって。元々は館長さんの奥さんの父が人面石を集めていたのですが、そのきっかけがこの人面石あるというのです。
これわざとらしいくらいはっきりと顔に見えますけど何か加工したり塗ったりしたわけではなく本当にこの状態で見つかった石らしいんですよね。
もともとの持ち主がこの人面石を気味悪がって手放したのを館長の義父が入手したのですが、手に入れたその日にこの人面石が夢に現れてこう言ったというのです。
私と同じような仲間を集めてほしい
この出来事があってから義父はこの石と同じような人面石を集めるようになって現在に至るとの事。何とも不思議な話ですね。
その要望通りにいまや溢れんばかりの人面石が揃った珍石館。起源の人面石は満足しているのかまだ満たされていないのか、興味の尽きないところです。
私も名付けさせていただきました
一通り観賞させて頂いてそろそろお暇しようとした頃、私も名無しの石に命名させて頂けることになりました。うれしいですね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
選ばせてもらったのは前列ど真ん中の小さな石。つけた名前は――
赤ちゃんに各種溶液を与えたときの表情「酸味」
です!
インターネットまるだしで申し訳ない。それにしか見えなかったので( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
ブログを執筆している今見てもそう見えるので満足のいく名づけができたと自負しております。赤ちゃんの表情か「前が見えねエ」で迷いましたが。
本当にインターネット丸出しですみません。オタクなんですm(__)m
館長さんにもよくしてもらってとても楽しい一日でした。面白い石をたくさん見せて頂いて、最後には実際に名づけまでさせて頂いて大満足です。秩父でとてもいい思い出ができました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
両神山登山口の日向大谷第一駐車場へ
秩父観光が終わったら両神山の登山口へ。今日はこの日向大谷第一駐車場で前泊です。
てっきり無料かとおもいきや第一駐車場は有料のようですね。第二第三は無料で停められるようですが土の駐車場で虫や獣が来そうですからお金払ってここに停めることにします。
支払いはここから見上げたところにある両神山荘です。徒歩5分弱という所ですね。
集金箱があるのでそこにお金を入れて支払い完了です。
トイレもこの山荘近くにありますね。このトイレ横も駐車場ですがこちらは駐車料金1000円です。
日向大谷第一駐車場に戻って来ました。人も来なさそうですしもうテント張ってしまいますか。18時半までバスの出入りがあるようですが隅っこなら邪魔にもならないでしょう。
というかここまでバスが出ているのに驚きです。ここまで結構細い道ですがバスの運転手というのは本当にすごいと思いますね。
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