羊蹄山(北山)・真狩岳・羊蹄山(後方羊蹄山・マッカリヌプリ) / fawtさんの羊蹄山(北山)・羊蹄山・真狩岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
さあさあさあ!
やって参りましたこの日が!
私の旅の大テーマの一つ『百名山』。
その北海道編最初の一座が 今日登る蝦夷富士『羊蹄山』!
ご飯もいつものホットサンドメーカーでランチパックもどきをチャチャっと焼いて頂きます!
準備を整えたらいよいよ登山開始!
34日目クライムオン!!!
5:10 半月湖野営場
比羅夫コースの登山口半月湖野営場です。
半月湖野営場・駐車場は2022年6月15日~9月30日の間使えないと書いてあったんですがこの日は特に規制されている様子もなく、車で来た登山客はここまで乗り入れていますね。
水場の蛇口をひねっても反応がないので水は使えないようです。
下山した時にのどを潤せなくて困りますね。
飲み水は2.5L持って来ていますので足りればいいのですが。
最悪雪渓の雪をろ過すればいいので困ることはないでしょう。
なんと今回の羊蹄山、登山口で知り合った御年70のSさんと登ることに( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
世間話をしていたらそういう流れになったんですよね。
日本一周していると言ったら、Sさんも車で日本一周している最中だったんです。
初めての北海道の山、熊が怖かったので誰かと登れるのは非常に心強いです。
ヒグマの存在があるだけで樹林帯の怖さが跳ね上がるんですよ。
羊蹄山はヒグマの繁殖域ではありませんが、5月中旬には山頂のお釜で目撃報告もあったようですし、注意してし過ぎることはないですね。
しかしこの朝日……
なんという美しさよ。
晴れた北海道はただ外で行動しているだけで笑いが止まらないんですよね。
これが幸福という事でしょうか( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
天に召されるの?
というような登山道。気力が湧きますね( •̀ᴗ•́ )
雲海が素晴らしい!
もっと早い時間地であれば一面雲に覆われていたのでしょうかね。
森深いな北海道。
この大地の広大さを感じますよ。
羊蹄山を美しく見ることができるというニセコアンヌプリ。
お前も美しいよ(イケボ)
6:50 四合目
二時間弱登って四合目。
コースタイムは往復9時間ほどですから、まあ大体こんなペースなのでは。
いつもよりゆっくり目に登っているのでなんだか元気が有り余ります。
今日は非常に調子がいい。
何回ニセコアンヌプリ撮っているのかという。
振り返るたびに息を呑むんですもん(。◔‸◔。)
8:30 7合目
3時間ちょっとで7合目。
のんびり登っております。
ここから雪渓が目についてきます。
登山道には雪渓かかっていないので特にアイゼンなどなくても登れました。
大雪山なんかは7月でもバリバリ雪渓が残っているというのでチェーンスパイクはどこかで買っておかないといけないですね。
というか初めからチェーンスパイク持っていれば6月の白山登れたのでは……?
(雪が残っているという事で白山登山をスルーしました)
かなり急ですね。
わざわざこの雪渓を登っている方がいて二度見しました(。◔‸◔。)
バリエーションルートと言えなくもない、か?
なんとも登った後の景色に期待を持たせる画じゃないですか。
坂の上の雲ほんと好き。
9:30 9合目分岐
9合目到着です。
岩礫に覆われてきましたね。
ここからは道が二手に分かれます。
羊蹄山は山頂で火口をぐるりと回るお鉢巡りを行います。
一周すれば元の場所へ戻れるのでどちらに進んでも良いです。
分岐左が北山というピーク。
右が避難小屋に続きます。
北山行くでしょう( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
はやく高いところへ行きたいです。
プチ雪道。
なだらかなので滑ったら崖下へ急転直下、というような道ではないですが、慎重に行きましょう。
そんなにニセコアンヌプリが好きになったのか。
良い形してますよねこの山。
倶知安市街もバッチリ見えます。
少しもやがかかっていますね今日の空は。
羊蹄山の火口(お釜)は一つではありません。
父釜、母釜、子釜と三つのお釜があります。
私は母釜を羊蹄山唯一のお釜だと勘違いしていたので、父釜を見たとき「釜の形が変わってる!?」と驚きました(๑-﹏-๑)
火口湖。
お釜内でヒグマの目撃例があったと言いますがこういう所にいたんですかね。
もう最高の天気!
人間は小さいですねぇ。
自然の雄大さ、たまりません。
Sさん先行。
富士山で買ったという六角棒が非常にオシャレ。
私も欲しいですが旅の荷物には邪魔すぎます( ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )
雲もいい形で湧いてくれて助かります!
なんと贅沢な山歩きか。
やっぱり山の景色は雲あってこそよ。
ピーカン(雲一つない青空)はある意味悪天候ですね。
あと人が写ると山のデカさや険しさが伝わっていいですね。
単独行だと中々近くに被写体を置くことが難しくって。
登山コースの一つ『京極コース』との合流地点。
ピークの『後方羊蹄山』は近いです。
三角点を越えると
10:50 後方羊蹄山!
10:50 後方羊蹄山登頂!
後方羊蹄山は羊蹄山で最も高いピーク。
日本百名山として登録されているのはこの後方羊蹄山なのです。
羊蹄山(ようていざん)に後方とついたこの後方羊蹄山、読めるでしょうか?
後方羊蹄山(しりべしやま)
です。
もうこの土地の地名は分からない!(メ゚皿゚)
昼食にしましょう。
お鉢巡りはまだ半分も終わっていないので手早く済ませます。
羊蹄山は頂上に来てからもかなり時間を食いますね。
お鉢が長いというのと、お鉢からの景色が良すぎて写真に時間撮られるせいで。
まあその撮影がめっちゃ楽しいのですけどね。
山登り一番のお楽しみといっても過言ではありません( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
お鉢内に熊の足跡!?
デッカ~……:;(∩´﹏`∩);:
みたいな話をしながら進みます(飽きてない?)
ガスが湧いてきて眺望が悪くなってきたんですよね。
カメラ構えていないときは暇を持て余してしまって……。
ただこう言う写真も撮れるので油断なりません。
シャッターチャンスはいつ来るか分かりませんね。
後方羊蹄山から結構歩きました。
お釜も想像以上にデカい!
1時間くらいで回れるかと思っていましたが全然時間オーバーしてしまいますね。
我々のペースが遅めというのもありますが。
先ほどの火口湖と状態が違う!?ということでお釜が一つではないことに気づきました( ᐢ ᵕ ᐢ )
今度は私が先行。
これは小屋の跡……?
真狩コースと比羅夫コースの分岐点です。
今日一番大きな雪渓です。
傾斜はほとんどありません。
人間のちっぽけさを感じられる山が大好きです。
13:00 お鉢巡り完了
ここが我々がお鉢巡り初めて地点ですね。
ようやく一周できました!
あとは下るだけですね。
この下りが疲れます。
写真も新たに撮る様なことがないですしなんだか退屈で……。
16:20 下山完了!
だいぶゆっくりとした登山でした。
その分堪能できましたけどね( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
その場で知り合った方と連れ立って登山するというのも初めてでいい経験になりました。
幸いヒグマに会うこともなく、大満足の北海道編最初の登山。
下界に下りて浴びるほど飲み、はち切れるほどに食いましょう!
本当にこの山に登ったんですねえ。
めちゃくちゃ感慨深い。
綺麗で、登りごたえがあって、素晴らしい山でした。
標高を1500m以上上げるちょいハード目の山ですがそれだけの苦労をする価値が十分にある名峰です。似たような標高差とコースタイムの妙高山の方が絶望感はありました(燕温泉ルート)。
イートインコーナーで暴飲暴食。
登山は過食の免罪符ですねえ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
どれだけカロリー摂っても全く罪悪感がありません!
流石に疲れたので今日はもう少し走って無料キャンプ場で休みます。
朝ゆっくりテントで寝たいですからね。
日本一周北海道編。
最初の百名山を飾った羊蹄山。
その美しさと稀有な出会いに感謝です!
大満足の34日目終了。
それではまた明日( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
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