富嶽三十六景を巡る旅・ビギニング

お久しぶりです。

長らく更新が途絶えていた「ひのもと行脚」ですが、ようやく再開します。もうブログをやめてしまったのでは、と思われても仕方がないほどの空白期間でしたが、実際にはブログという形で発信できなかっただけで、裏ではいろいろと動いていました。というか取材旅に出ていました。その取材もようやく一段落しましたので、この空白期間に取り組んでいたことを振り返る形で、少しずつ記事を更新していこうと思います。

目次

軽トラに自転車を積んで旅をしていました

スバルのサンバートラックをなんちゃってキャンピングカー仕様にし、そこに自転車を積みながら主に東日本をうろついておりました。

ほこから

何をやっているんだ何を

こんなことをやっている理由は、今年開設したnoteで解説させてもらっていますが、簡単に言ってしまえば「富士山に登るため」です。

私にとって富士山は日本百名山の百座目にあたる山。日本一高い山に登ったと同時に、百名山も完登になるという超メモリアルな山なのです。それを簡単に登ってしまってはもったいないということで、葛飾北斎の富嶽三十六景をめぐりながら最後に富士登山をやるというまあまあ長大なテーマを設けました。

ほこから

それも車でやってはあっという間に終わってしまって味気ない……

ほこから

しかし全部人力でやるのも時間がかかる……

ということで車に自転車を積んで、富嶽三十六景スポットでサイクリングをやるというハイブリッドプランで行くことに決定したのです。

まずは免許の限定解除

しかしプランを立てた時点ではそれを実現するための手立てが何もありませんでした。軽トラも持っていませんでしたし、それどころか軽トラを運転するためのMT免許もないという始末。

軽トラもAT車のものがありますが年式が新しくて高くなりがち。中古で安く購入したかったので大人しく教習所に入校して限定解除をしてきました。教習代ふくめてもMT車のほうが安く済みますからね。限定解除にかかった費用は5万円です。

18万円のサンバートラック

限定解除が済んだらお次は車の購入です。RR方式で4駆モードあり。農道のポルシェの異名を持つサンバートラックを今回の旅の相棒に決定。H4年製のものがこみこみ18万円で売っていたので即購入です。年式は古いもののずっとガレージ保管されていたということでフレームに錆もなくいい感じ。

手動式のウィンドウにパワステなしという古式ゆかしい軽トラですが動いてくれさえすれば上等です。エアコン? そんな贅沢なものはない!

なんちゃってキャンピングカー制作

そんなサンバーに自転車を積んで、かつ車中泊もできるようにしたいので、荷台に小屋を建ててなんちゃってキャンピングカー化させました。

納車して即、ホームセンターで資材の搬入という軽トラの面目躍如な仕事ぶり。都城のハンズマンを何往復したかしれません。

細かい作業内容は割愛しますが、こんな感じで骨組みを作り、

壁を張り、

ベッド兼収納を作り、

色を塗って、

リアカメラも取り付けたらーー

お手製のキャンピングカーの完成です。簡単にできるかと思いきや一か月かかりましたよ汗。とはいえ素人ながらなんとか形にはなりました。なんだかんだと工作は楽しいものなのでそれほど苦ではありませんでしたね。

ほこから

次はもっとうまく作れる

次などない!

サンバーとともに富嶽三十六景を巡る旅へ

宮崎港から本州へ
もはや見慣れた神戸港

こうして準備を整えたサンバーとともにフェリーで宮崎から神戸へ渡り、富嶽三十六景を巡る旅をスタートさせました。

神戸に着いたのが7月24日なので夏真っ盛りですね。酷暑の日本を18万円のサンバーが乗り切れるかドキドキでしたがなんとか現在(10月9日)まで大きなトラブルはなくやってこれています。大きなトラブルは、ね……。

ということで次回からはサンバーと行く富嶽三十六景を巡る旅の記事を更新して参ります。色々あったよ、色々…… (´;ω;`)

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