熊穴沢ノ頭・谷川岳・谷川岳・オキノ耳 / fawtさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
雪山納めは残雪期の谷川岳!
去年の八月末に一度登ったことのあるこの山を冬期登山の締めとしようと思います。
今回は車で谷川岳ベースプラザまでやって来たので谷川岳0合目ともいわれる最寄りのオモシロ駅土合駅を見ることができなかったのが少し残念ですね。
何が面白いのかは前回の谷川岳登山記録をよろしければご覧いただきたく( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
世界で一番遭難死者を出している谷川岳。
その冬期登山ともなればどれだけ危ない山なのかと思ってしまいますが、谷川岳が魔の山などと呼ばれているのはほとんどが岩登りの過酷さのため。
日本三大急登の一つにも数えられる西黒尾根ルートを行くのであれば登山としても過酷なものになるでしょうが、今回も夏と同様にロープウェイを使用するので難所というような難所はありません。
魔の山を比較的安全に登れる。文明の利器には感謝しかありませんね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
7:40 天神平ロープウェイ
そんなロープウェイに揺られながら天神平駅へ向かいます。
雪山はただでさえ美しくてテンション上がるのに、かつて一度登った山だとさらに雪化粧で違う顔を見られるという興奮もプラスされて楽しいですね。
7:50 天神平駅よりスタート
天神平駅から出ると目の前には朝日岳。
カッコよすぎます。天神平駅の時点で最高の展望。
ここからさらにスキー用リフトが出ているのでさらに登って天神峠まで行くこともできます。
特に登山するわけでもなくロープウェイとリフトだけで素晴らしい眺めを堪能することができるのでハイキング感覚でも谷川岳は楽しむことができますね。
天神峠には行かず天神平駅からそのまま谷川岳を目指します。
谷川岳は双耳峰なので主たるピークは二つ。それがオキの耳とトマの耳です。
古くは耳二つなどとかわいらしい名前で呼ばれていたんですがいまや魔の山ですからねฅ^•ω•^ฅ
天気良すぎで風もないのでめちゃくちゃ暑い!
ミッドレイヤーすら脱いでインナーだけで登っています。
9:00 熊穴沢避難小屋
屋根まで埋まっているんですよ。
冬の谷川岳が初めての人はこれが何か一瞬分からないのでは。
夏に撮った熊穴沢避難小屋です。
かなり急登です。夏場は鎖を手繰って登るような山ですからね。
それらは雪に完全に埋まっていますが傾斜が緩まるわけでもなく……
今回初のピッケルを使用することになりました。
雪山一年生の内はピッケル使うような山には行かないぞ!と思っていたはずなんですがねぇ……
白い山々、美ッつくし……
肩ノ小屋が見えてきました。山頂はもうすぐです。
雪のおかげで肩ノ小屋を横切ることなく先に進めます。
ここには帰り、昼食の時に寄りましょう。
広いなぁ。
天神平駅から登るとトマの耳→オキの耳の順に並んでいますが先に奥のオキの耳からピークを踏みます。
11:00 谷川岳 オキの耳登頂
こんなに埋まっちゃってまあ。
厳冬期だったら標識全部埋まっているのでは( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
自然の雄大さよ。心が洗われますね。
やはりオキの耳から見るトマの耳が大好きです。
こちらは夏のトマの耳。
冬のトマ、なんだか腹が出ていません?
11:15 谷川岳 トマの耳登頂
こちらは標識全部出ていますね。
雪化粧したオキの耳ものっぺらと美しい。
夏のオキの耳。オキはがっしりしていて安定感ありますね。
11:30 肩ノ小屋にて昼食
もう完全に山での食事に飽きているんですよね。
泊りの登山だったらテントで落ち着きながら手の込んだものを作ることもありますが、行動中に食べる昼食なんかはほとんどカップ麺でさすがに何か変化が欲しくなる今日この頃です。
下山がめちゃくちゃ楽です。
ハイキングシーズンの谷川岳は鎖場が込みますからね。
さらに楽なのはバックカントリー(野良スキー・スノボのこと)勢ですが。私もスキーの技能があればとこういう時はうらやましく感じます( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
これでもかとしなった木。自然の力はすごい。
こういう一歩踏み外すと大変なことになるポイントがちょくちょくあるので全く油断はできません。
13:00 下山完了
天神平駅まで戻るとドッと疲れが。あとはロープウェイに乗って帰るだけだと思うと力が抜けてしまいます。
最後に
ただそれだけで美しい雪山ですが、夏の時の姿も知っているとその差異も含めて楽しめますね。山に限ったことではなく自然はその四季折々の美しさがあるなと感じさせられました。
これにて雪山1年生編は終了。ずっと恐れていた雪山に勇気を出して挑戦してみて良かったなと思います。
2年生になったらいよいよテント泊をやってみたいですね。冬にも山の楽しみがあるというのは最高です。今年もよろしくお願いしますm(__)m
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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