2024-12-23
かつて見ることのできなかったトナカイ観光牧場が通り道にあったので寄ってみればまさかの定休日。ふてくされたまま豊富町に向かい豊富温泉に浸かって機嫌を直しました。この温泉はとても良いッ!!!
凍ったポールの分解は苦痛
けっこう快適な夜でした。雪壁に囲まれているとほんのり温かみを感じますね。三笠でのテント泊と違って昨晩は降雪もありませんでしたし。
ただ撤収に少し手間取りました。ポールが凍り付いて分解できないんですよ。゚(゚^ω^゚)゚。
なので節の部分を素手で握って氷を溶かすという苦行が必要になりました。原因ははっきりしていてテント内でバーナー焚いたからです。雪が熱で溶けて固まってしまったんですね。でも朝は火がないと寒くて体が動かないので必要な犠牲です。犠牲は私の体温……。
撤収を終えたら自転車を公園から脱出させます。雪で閉ざされた公園は人が来なくて快適ですが自転車の乗り入れが大変ですね。
しかし良い寝床でした。サンキュー中川!
威勢よく漕ぎだしましたが初っ端から手押し。路面の状況は悪く無いのですがいかんせんブラインドカーブが多すぎるます。これと中央分離帯があると車が追い越しづらいので歩道を行かざるを得ません。
交通量の多い国道40号を嫌って途中から県道256号へ。除雪はあまりされていませんが交通量がとても少ないので安心して走れますね。
途中すこし雪に降られて不安な天気になりましたが晴れ復帰。そうしているうちに北緯45度通過点、通過です。オロロンラインの有名な「N」の字の北緯45度モニュメントがありますが、あれと同じ緯度にいるようですね。
ちょっとここら辺は道が悪かったです。礫上の雪は踏むとスパイクタイヤと言えど足を取られるのでより慎重さが求められましたね。
中川町以来のセコマ。ここで昼食にします。ほろのべ店ということはもう幌延に入っていましたか。カントリーサインを撮り逃したかな?
セコマから出ると県道121号のちょっとした登坂車線。ちょっとしたと言っても冬だとだいぶ脅威です。漕いで突破できないので押し歩きで地道に進んでいきます。
トナカイ観光牧場
坂を突破したらトナカイ観光牧場が見えてきました。これオロロンラインを走っていた時に看板を見たことがある気がします。その時は「トナカイ興味あるけどここから10km以上も離れてるのか……」とスルーしましたが、今回は普通に通り道。あの日拝めなかったトナカイを拝見させてもらいましょうか。
しかし何だか人通りもなく寂しい感じ。牧場らしき場所に視線をやってもトナカイ全然いません。どうしたことかと思ったら
今日に限って定休日ィ!? ピンポイントで定休日の日に来てしまいました。旅あるあるではありますがまさか今日とは……。
”呼ばれて”ませんねぇ~私。゚(゚^ω^゚)゚。
油の温泉「豊富温泉」
いないトナカイに足を取られても仕方がありません。さっさと豊富町に行って温泉を楽しみましょう。
サクッと豊富温泉に到着。
豊富温泉ふれあいセンターにてお湯活と行きます。
最高の温泉でしたね。豊富温泉は石油試掘時に天然ガスとともに噴出した油分を含んだ珍しい温泉でガソリンスタンドの匂いがします。弱アルカリ性の熱いお湯で体はヌルヌルポカポカ。時間が許すなら一日中いられますね。しかし明るいうちに市街地に入っておかなければ余計な危険が増えます。15時半ごろにしぶしぶ出発です。
久しぶりの宿「ヤドカリハウス」
日暮れと同時に本日の宿に到着。今日はゲストハウス「ヤドカリハウス」の予約を取っていました。昨日泊まるはずの問寒別の宿が流れたので、じゃあ今日豊富で泊まっちゃってもいいかと楽させてもらいました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
オーナーさんがとても気さくな方で、自転車できていることを伝えるとたいそう歓迎してくださり、部屋に入る前からこれだけのお酒を戴いてしまいました。一泊4600円のプランで泊まりましたがこれだけで実質2000円以上の割引になっているのでは( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
ありがたく頂戴いたします。
ちょっと自転車の空気をいまの内に入れておきたいのでその間サッポロクラシックには冷えていてもらいます。作業が終わったら部屋に戻ってキンキンのサッポロクラシックを頂く夕食タイム。なんて快適な空間でしょうね。やはり屋内は最高です。明日には稚内に到着して大晦日までゲストハウス生活になると思うのでずっと屋内にいられるかと思うと一気に気が緩んでしまいそうになります。が、まだゴールしていないので緊張感を維持せねば。夜更かしはせずに食事が済んだらすぐ寝ます(。◔‸◔。)
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