お久しぶりです。10月半ばに百名山バイク旅を終えてから長らく空白期間を作ってしまいました。ブログも2カ月弱音沙汰なしという状態。しかし記事のネタもないほど暇していたのかというとそういうわけでは全くありません。
実は2024年12月13日~2025年1月2日まで北海道にて自転車旅をしておりました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
旅のルートは苫小牧から稚内という北海道縦断ルート。
そして旅の目的は日本の最北端「宗谷岬」にて年越しを行う通称年越し宗谷岬です!(੭ु *`∀´* )੭ुキャッキャッ!!!
百名山バイク旅が終わってからは年越し宗谷の準備に奔走していたのでブログの方がほとんど手つかずになってしまいました。
この旅も何とか無事に完遂したのでようやくブログで記事にすることができます。できるだけ荷物を減らしたかったので旅の間パソコンにはお留守番してもらっていたんですよね。持って行っても寒すぎてタイピングなんてできなかったでしょうから良い判断でした( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
この記事では出発前の準備段階から書いていこうと思います。わざわざ自転車も新調するわ、キャリアは上手く付かないわてんやわんやでした。
自転車を新調
My new Gear……
という事で北海道縦断のための相棒として新たに自転車を購入しました。お迎えしたのはキャノンデールのtrail8 というMTB(マウンテンバイク)。とにかく「ディスクブレーキ」「スパイクタイヤが履ける」「キャリアを取り付けるダボ穴がある」だけを条件に自転車を探していたので目に入った瞬間に特に吟味することなく購入しました。
11月いっぱいは旅費を稼ぐために労働に専念していたのでこのMTBを購入したのは12月始め。出発日が12月12日ですから二週間も時間がない中での選定だったのであまり条件を絞る余裕がないという背景があります(^-^;
この11月の労働期間もまずは草むしりから始まって建築現場を経て最終的には発電所のボイラー内で作業するという仕事のわらしべ長者みたいな変遷があったのですが本筋から逸れるので割愛します。
日本一周を共にした相棒からキャリアを拝借……
本当は日本一周を達成したこの相棒、アラヤのフェデラルで今回の縦断も臨みたかったのですがフロントフォークが狭いのでスパイクタイヤのような太いタイヤが履けないんですよね。
できないものはしょうがないので冬用のバイクと割り切ってキャノンデールのMTBを見繕いました。相棒からはキャリアなどを拝借して新人MTBに流用させてもらいましょうか。新しい自転車を買うこと自体、想定外の出費でしたので少しでも節約です(・`_´・)
もっと前から準備していれば中古品を吟味する余裕もあったかもしれませんが泣
そうと決まれば分解分解。2年弱日本を走り回ってきた相棒のキャリアを取り外します。フロントフォークに巻き付けたゴム板もカピカピでその弾力性をほぼ失っています。よく働いてくれましたよ本当。
ぎゃあああ!!!
シートステーに固定していたキャリアのネジをねじ切ってしまいました。゚(゚^ω^゚)゚。
ダボ穴が一個死んでしまいましたね。もう二度と取り付けられない……。
プチショック。しかしキャリア自体は無事に外せたので作業を続けます。洗浄して汚れを取ったら
新人への移植開始です。ダボ穴にネジで固定するだけなので大した作業ではありません。
ありませんが……ちょ、おい!
キャリアがディスクブレーキに干渉してダボ穴まで届かないのですが!?
何だこの位置のダボ穴は泣!
こんな位置にあるダボ穴に一体何を装着する想定をしてるんですかキャノンデール(逆ギレ)。゚(゚^ω^゚)゚。
シートステーの方のダボ穴もそのままキャリアを固定しようとするとこんなにたわみますし……もしかしてダボ穴どれも利用できない……?
もともと純正ではないキャリアをつけようとしているので文句を言う資格は無いのですが……困りましたね。今から専用のキャリアを手に入れようとするとお金がかかるのもそうですが何よりも時間が足りません。Amazonでも5日とかかかってしまいます。プライム会員なのに……年末で混んでいるのか?
こうなれば自力で解決するしかありませんね。
ということでやってきたハンズマン(ホムセン)。管支持金物コーナーを物色します。
購入したものがこちら。
ダボ穴に固定するのではなくフレーム自体を掴んでしまおうという発想です。フレームを傷つけないよう金物との間にはゴム板を挟んでいます。
シートステーのダボ穴も無視してシートポストを掴むようにしました。
なんやかんやを使って
こんな感じでキャリアの取付完了です。意外とサマになっていますね。
ちなみにフロントキャリアは正規の取り付け方で問題なく装着完了。
気になることと言えばリアキャリアの固定部分がこの薄さのステンレス板なので力を加えるとグラつきがあることですか……。
不安なので左右5㎏ずつの計10㎏をリアキャリアに乗せて試走。ライド中の振動程度ではグラつきは感じませんでした。イケそうです。
冬用のごっついタイヤに交換
キャリアの取り付けが終わったら今度はタイヤ交換です。冬の北海道となると道は当然、氷または雪に覆われています。そんな道をノーマルタイヤで走れば店頭必須。
という事で冬用のスパイクタイヤに履き替えます。自転車にもこういうタイヤがあることを今回のチャレンジをするにあたって初めて知りました。シュワルベのアイススパイカープロというタイヤを履いています。
高ッッッ価いのよ!!!。゚(゚^ω^゚)゚。
しかし安全のためには仕方ありません。日本一周の時にもお世話になったシュワルベのタイヤですしね。質は良いに決まっていますし。
自転車がデカすぎて輪行袋に入らない……
さあタイヤも冬仕様に替えて、あとは輪行袋に詰め込めば自転車を北海道に運搬する準備は完了です
が!
これも一筋縄ではいかず萎え萎え。前輪だけ外せば収納可能という輪行袋、超速FIVE(オーストリッチ)を購入したのですがこの自転車が29インチサイズとデカめなせいか、前輪に加えフロントキャリア、ハンドルまで外さないと袋に入り切らないのです。゚(゚^ω^゚)゚。
まあこの輪行袋に詰める手間も行きと帰りの二度だけと思えば許容範囲か。今はとにかく自転車と共に北海道に渡って年越し宗谷のスタートラインに立つことが重要です。
いろいろとグダってしまいましたが一応は旅用の自転車も用意でき、後は荷物と共に飛行機で北海道へ向かうのみです。ドキドキワクワク。
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