≪43日目≫東京都の最高峰「雲取山」

2024-9-18

百名山バイク旅88座目「雲取山

東京都最高峰の百名山に登頂です!東京・埼玉・山梨の県境にそびえ立ち、さまざまなルートから登れる山ですが、今回は最も人気のある鴨沢から登ってきました。

鬼滅の刃の主人公・炭治郎の出身地としてモデルになった山ということでヲタク人気も高い雲取山ですが、メジャーな鴨沢コースでも往復10時間超という日帰りにしてはロングなコース。私も長男じゃなかったら多分登頂できませんでしたね。

目次

雲取山登山

5:05 丹波山村村営駐車場

ブレブレの丹波山村村営駐車場を朝5時に出発。雲取山はコースタイム10時間越えのちょっとロングなコースですからね。早めに出るに越したことはありません。

駐車場から車道を5分ほど歩くと小袖登山口。左へコンクリートの道を登っていきます。

片道10.8kmですって。山頂ははるかかなたですね……

廃屋。夜明け前の薄暗い時間帯にこれは不気味。

植林地を登っていきます。右側は傾斜が緩やかなところもあれば切れ落ちているところもあるので足を踏み外すと大けがです。慎重に参ります。

6:20 堂所

朝陽が昇った頃に堂所へ到着。平らで広いですね。ここで少し休憩していきましょう。

堂所からはしばらく緩やかな登りですが、富士見ターンで一度折り返すと急登が始まります。

マムシ岩。どこら辺がマムシの由来なのでしょうか。

このマムシ岩で距離的にはちょうど半分。

6:50 小屋下分岐

七ツ石山とブナ坂の分岐。どちらに進んでも雲取山へ通じています。七ツ石山のピークも獲りたいので右に進みましょう。5分ほどで七ツ石小屋に着きます。

6:55 七ツ石小屋

七ツ石小屋左手から山道を登っていきます。

小屋から5分ほどのところに水場。

右に曲がって七ツ石山の山頂を目指します。

7:15 七ツ石山

七ツ石山登頂!

爽やかな天気すぎますね。まさに登山日和。気持ちのいい朝です。

それにしても雲取山はまさか遠くに見えるアレですか?

アレっぽい。゚(゚^ω^゚)゚。

山頂近くにある避難小屋が見えていますね。

嫌がっても歩かなければ登頂できません。七ツ石山で少し長めの休憩をとったら雲取山目指して出発です。

巻き道と合流するブナ坂までまずは下ります。急な坂なので転倒注意。

ブナ坂からは緩やかな登りに入ります。

バリケードが見えてきました。シカ除けの植生保護区間でしょうか。

この区間が景色良し、歩きやすさ良しの素晴らしい道でした。心が洗われるわい。

そんな区間も5分ほど歩けば終了。早いものです。

さて出るか、と扉の鍵を開けようとすると手前の爪と連動して動くはずの奥の爪が上がらず扉が開きません泣。横の隙間から手を伸ばして奥の爪を上げてなんとか開錠。なんで山の中でこんな空き巣みたいなことをしているのやら。゚(゚^ω^゚)゚。

扉を通ったあとは分岐。巻き道を行ったところで3、4分の短縮にしかならないところなので尾根道を行きます。せっかくですからね。

8:00 ヨモギノ頭

おそらくヨモギノ頭。標識などが見当たりません。

景色がいいので細かいことはヨシ!

ここからつづら折りの急登を経て

8:20 小雲取山

小雲取山のピークです。ここが雲取山の山頂かと勘違いしたのは内緒。「小」の文字を見て山頂はまだだと気づきました。

山頂近くのあの避難小屋も通ってませんでしたからね。

8:25 雲取山頂避難小屋

雲取山頂避難小屋に到着。ここまで来たらもう雲取山の頂上に立ったようなものです。というかこの避難小屋きれいすぎますね。

トイレもあり(大便器は汚かったので写真は無し)。

中もこの広さ、綺麗さですよ。

で、小屋からの展望はこう。文句なしでしょう。私がこれまで訪れた避難小屋の中ではここがトップかもしれません。ここから30分ほど北に進むと雲取山荘もありますが、この避難小屋泊でいいやという方も相当いるのでは?

山頂も激近ですし。小屋から1分ほどで雲取山の山頂ですよ。

8:30 雲取山山頂

ということで雲取山登頂です!

下手したら山頂よりも避難小屋からの方が景色が良いですね。大休止は小屋の方で行いますか。

避難小屋ベンチで至福のコーラタイム。

富士山を眺めながらの贅沢な休憩。本当に素晴らしいロケーションよ。

大休止を終えたら下山を始めます。

登りでは注視しなかった奥多摩小屋。なくなったと聞いていましたがこの新しさ、何か別の用途の施設を新設中なのかも。

10:00 猫の又

帰りはピークを避けて全て巻き道を行きます。撮れ高十分なので二度踏む必要もありません。体力温存。

巻き道なので開けた展望とは無縁ですが木漏れ日が気持ちいい道でした。本当に天気に恵まれましたね。笛吹で天気待ちをしたかいがありました。

10:50 水場

だいぶ下ってきたところで水場に気づきました。登っている時はまだ暗かったのでスルーしていたようです。

道理でなんか地面がぬかるんでいるな、と思ったんですよ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

11:30 小袖登山口

11時半に下山完了!

終わってみれば6時間半で往復できました。やたらと登りやすかったですね雲取山。コースタイムを縮めにくい岩場など無かったのでほぼ早歩きで動けたのが良かったのでしょう。明るいうちに下山出来て良かったです。

両神山を目指して秩父へ

青梅柚木苑地

そう思って次なる山「両神山」のために秩父で向かっているとドえらいゲリラ豪雨に遭遇。青梅市で運よく屋根のある場所に逃げ込んで1時間ばかり雨宿りをしました。雨がやんで青空も見えたタイミングで「そろそろいけるぞ!」と思って出発

そうしたらまためちゃくちゃ雨降って来てずぶぬれになりました。ゲリラ豪雨は隙を生じぬ二段構えかよ。全身濡れたのでもういいやと思いそのまま秩父までバイクを走らせ、銭湯に駆け込みました。゚(゚^ω^゚)゚。

秩父市のクラブ湯、大変いいお湯でした。番台のおばちゃんも気さくで旅の話をして楽しい時間を過ごさせてもらいましたね。両神山登ったらまた汗を流しにきますかね。

銭湯の後は本日のお宿「自遊空間」にイン。真正面に見える武甲山の見事な事よ。こんなにカッコいい山だとは思ってもみませんでした。百名山がテーマの旅なので登る山は当然百名山ばかりですが、もちろんそれらだけが山ではないので100座完登したら武甲山のような山を心赴くままに登ってみたいですね。百名山という型にハマった登山からの脱却というわけです。まあ武甲山も二百名山というカテゴリの山ですが(^-^;











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