【自転車年越し宗谷岬⑨】-20℃以下の雪国を初体験(美深→中川)

2024-12-22

今回の旅の最低気温だったのではないでしょうか-21℃。そんな日に限ってテント無しの野宿を試すというエクストリームな夜を過ごしてしまいました。温かくはないですが凍えることもなかったので良しとします。

そんなスタートを切った本日もいい天気に恵まれ快適に進むことができました。稚内までも100kmを切りゴールが見えてきた一日でしたね。

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さすがに冷える-21℃

疑似・雪洞からおはようございます。

うん、まあ、さすがに寒さは感じました。-21℃て。ガチの雪洞ならともかく完全に雪で覆われているわけではありませんからガンガン冷気は入ってきますしね。風は全く感じませんでしたが。

完璧な雪洞がつくれるのでなければ大人しくテントを張った方がよさそう学びとします。しかしもう美深以上の積雪はこの先望めそうもないですね。岩見沢あたりでやっておくべき試みだったかも。゚(゚^ω^゚)゚。

雪に埋もれた公園から出たら出発。まずは近くのコンビニで朝食にします。

-15℃あたりからさすがに末端が冷えてくるのでチートアイテムを購入。効果があるといいのですが……。

やっぱり徐々に指先の間隔がなくなってくるのは恐怖を感じますからね。

日の出前はボーナスタイム。交通量が少ないうちに距離を稼ぎます。

冷えのせいかトイレが近いので道の駅やコンビニを見つけたら積極的にトイレ休憩をします。

できるだけ体を冷まさないようにあまり動きを止めたくないのですが、日の出の美しさにやられて写真を撮るために降車。やはり自然は人間にとって厳しいほど美しさを増しますね。

北海道で一番小さい村「音威子府」

音威子府村へ到着。ここは北海道で一番小さい村らしいですね。令和5年時点で人口632人だとか。

まさに雪原という言葉がぴったりの音威子府。一発で好きになりました。

そんな小さな村にもセイコーマートがあるのがうれしい。カロリーと熱を補給させてもらいます。100円で買えるミルクティーのロング缶がお気に入りです。

稚内まであと100km「中川町」

中川町に到着。

ゴールの宗谷岬のある稚内まで100kmを切りました。射程に捕らえた気分です。

もう少し進めば問寒別(といかんべつ)のゲストハウスまで行けるのですがそこの予約が取れなかったので今日は中川で行動終了とします。

まだ13時ですがゆっくり温泉に入って体を温めるのもいいでしょう。今日は-20℃から始まった一際寒い日でしたからね。

風呂上りはガラナ。最近、瓶牛乳が置いてある施設に巡り合えていません。

雪を削ってテント泊

休憩室でうとうとしていたらすっかり日暮れ。セコマで食料を買い込んだらもう完全に夜でした。まあ今日泊まる公園はもう目星をつけているので焦る必要はありません。

そう思って公園に行ったらこれです。

ほこから

公園が雪の集積所になっとる!

ということはこの公園は除雪車の出入りがあるという事。下手にテントを建てたら寝ている間に巻き込まれる恐れがあります。

しかしここ以外中川で野宿できそうな公園は無かったはず。河原までいくか……いやめんどい。

……裏に回れそう?

裏に回れました。雪山の後ろに処女雪の広がる公園が存在していて一安心。ここなら雪山が逆にブラインドになって人目につかずテントが張れます。自転車を持ち込むのが大変でしたが(^-^;

昨日から自転車の搬入に苦労しますね。公園に入るのに搬入って。

テント建てる空間の確保かつ雪壁の構築。これを作るのがけっこう肉体労働なんですよね。体ポカポカしてきました。寒さを感じない内に寝床を整えて就寝です。











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